ポーランドの代表料理

ポーランド風豚肉のグーラッシュ

概要: 豚肩肉と玉ねぎをパプリカの濃厚なソースでじっくり煮込み、オールスパイスと少量のマジョラムで香りを添えます。

ポーランドの代表料理
共有
食卓に並べた「ポーランド風豚肉のグーラッシュ」を広く写した構図。
分量 6人分
1人分 完成した煮込みの6分の1(付け合わせを除く)
下準備 25分
加熱 2時間15分
レシピの概要

ポーランド風豚肉のグーラッシュ

概要: 豚肩肉と玉ねぎをパプリカの濃厚なソースでじっくり煮込み、オールスパイスと少量のマジョラムで香りを添えます。

ポーランドのグヤーシュは、肉の切り身を濃いソースで煮込む主菜です。このレシピでは豚肩肉と玉ねぎを使い、小麦粉でソースに軽くとろみをつけます。甘口パプリカは辛さを加えずに色をつけ、オールスパイスと少量のマジョラムが温かみのある穏やかな香りを添えます。

同じ鍋で順に風味を重ねます。豚肉に薄く小麦粉をまぶして数回に分けて焼き色をつけ、残った脂で玉ねぎをやわらかく炒めます。肉を戻してふたをし、やわらかくなるまで煮込んだら、最後に小麦粉と冷水を混ぜた液でソースを仕上げます。肉をほぐれるほどやわらかくしながら煮汁を急に煮詰めないよう、弱い沸騰を保ってください。

熱いうちに主菜としてお召し上がりください。ゆでじゃがいもや炊いた穀類を別皿に添えると、玉ねぎの濃いソースによく合います。このレシピには生のパプリカ、きのこ、生クリーム、トマトは入りません。ここで使うパプリカは粉末の香辛料です。

分量は6人分です。豚肩肉は脂肪や結合組織の量に差があるため、十分に煮込み、時間だけに頼らずフォークでやわらかさを確かめてください。

おいしく作るコツ

おいしく作るコツ

  • 豚肩肉は3 cmほどの均一な大きさに切り、火の通りをそろえます。
  • 粉をまぶす前に肉の表面の水分を拭き取ります。水分が多いと焼き色がつかず蒸し焼きになりやすくなります。
  • 肉は3~4回に分け、鍋の中に余白を作って焼きます。
  • ふたをしている間は静かな煮立ちを保ちます。強く沸騰させると肉がかたくなり、煮汁も早く減ってしまいます。
  • マジョラムは煮込みの終盤に加え、香りを残します。
  • 小麦粉を冷水でなめらかに溶いてから、ソースに少しずつ加えるとダマになりにくくなります。
材料

材料

豚肉と焼き付け用

  • 骨なし豚肩肉 1,000 g(硬い余分な脂を除き、3 cm角に切る)
  • 薄力粉 20 g(肉にまぶす分)
  • 菜種油 35 ml

玉ねぎと調味料

  • 玉ねぎ 250 g(細かいみじん切り)
  • 塩 7 g(分けて使用)
  • 甘口パプリカパウダー 4 g
  • オールスパイス 6粒(軽くつぶす)
  • 乾燥マジョラム 1.5 g

煮込みととろみづけ

  • 熱湯 600 ml
  • 薄力粉 15 g
  • 冷水 75 ml
作り方

作り方

作り方

  1. 豚肉を準備します。肉の水分を拭き取り、3 cm角の均一な大きさに切ります。焼く直前に薄力粉20 gと計量した塩のうち3 gをまぶします。生肉と小麦粉をそのまま食べる食品から離して扱い、作業後は手、包丁、まな板を洗います。

  2. 数回に分けて焼きます。4~5 Lの厚手の鍋に菜種油を入れ、中強火で油につやが出るまで熱します。豚肉を3~4回に分け、鍋に詰め込まずに焼きます。各回5~7分ほど、何度か返しながら複数の面に濃い焼き色をつけ、焼けた肉は清潔な皿に移します。

  3. 玉ねぎを炒めます。中火に落とします。玉ねぎを加えて6~8分、鍋底の焼き付きをこそげながら、やわらかく透き通るまで炒めます。パプリカと軽くつぶしたオールスパイスを加え、焦がさないよう20~30秒混ぜます。

  4. 煮込みます。豚肉と皿に出た肉汁を鍋に戻します。熱湯600 mlを加え、肉の高さの半分ほどまで液が来るようにします。静かに煮立ったらふたをし、弱火で90~105分煮ます。25~30分ごとに混ぜ、弱い沸騰を保ちます。肉がやわらかくなる前に鍋底が乾きそうなら、熱湯を50 mlずつ加えます。

  5. 火の通りを確かめて味を整えます。大きめの肉をフォークで刺します。抵抗なく差し込めるまで煮込み、必要なら時間を延ばします。残りの塩と乾燥マジョラムは、最後の10分に加えます。

  6. ソースにとろみをつけます。薄力粉15 gを冷水75 mlに溶き、ダマがなくなるまで混ぜます。煮立っているソースに細く注ぎながら混ぜます。ふたを外して5~7分煮て、つやが出てスプーンに絡み、生の粉っぽさがなくなるまで仕上げます。濃すぎる場合は熱湯を30 mlずつ加えて調整します。

  7. 盛り付けます。熱いうちに6等分します。好みでゆでじゃがいもや炊いた穀類を別に添えてください。付け合わせは栄養の概算には含みません。

盛り付け、作り置き、保存

実用情報

盛り付け、作り置き、保存

ソースが熱くつやのあるうちに食卓へ出します。ゆでじゃがいもや炊いた穀類を別皿に添えると玉ねぎのソースによく合います。

盛り付け、作り置き、保存

前日に作り、冷ましてから冷蔵しておくこともできます。ふたをして弱火でゆっくり温め、ときどき混ぜます。冷蔵中にソースが濃くなったら、水を少量足してください。

盛り付け、作り置き、保存

残りは浅い容器に小分けし、2時間以内に冷蔵します。4 °C以下で保存し、3~4日以内に食べ切ります。全体が74 °Cになるまで再加熱してください。大きな鍋を室温に長く置いて冷まさないでください。

盛り付け、作り置き、保存

穏やかな風味にしたい場合は、記載量の範囲内でマジョラムを調整できます。煮込み向きの豚肩肉を使ってください。短時間で火が通る脂の少ない部位では、同じようなやわらかさになりません。甘口パプリカは乾燥香辛料で、生のピーマンとは置き換えられません。

栄養とアレルゲン

栄養とアレルゲン

  • エネルギー約495 kcal/1人分
  • たんぱく質約29 g
  • 脂質約37 g
  • 飽和脂肪酸約12 g
  • 炭水化物約9 g
  • 食物繊維約1 g
  • ナトリウム約500 mg

小麦とグルテンを含みます。生の豚肉と小麦粉は、すぐに食べる食品から分けて扱い、作業後は手と調理台を洗ってください。小麦粉はソースの中で生っぽい味がなくなるまで加熱します。豚肉はフォークがすっと入るまで煮込みます。豚肉のかたまりは中心温度62.8 °C以上に達した後、3分休ませると安全です。この長時間の煮込みでは通常その温度を超えます。残りは2時間以内に冷蔵し、4 °C以下で3~4日保存して74 °Cまで再加熱します。