ポーランドの代表料理

Śląski żur na maślance:シレジア風発酵バターミルクスープ

Śląski żur na maślance は、ポーランドのオポーレ地方、上シレジアの郷土スープです。żur と呼ばれる酸味のあるライ麦スープの一種ですが、このレシピではライ麦種ではなく発酵バターミルクを使います。ポーランドの伝統食品登録では、灰色でさらりとしたスープで、酸味があり、きのこの香りがはっきりしていると紹介されています。

ポーランドの代表料理
共有
薄い灰色のシレジア風バターミルクスープ。じゃがいもと濃色のきのこが入り、加熱済みの白ソーセージとライ麦パンは別添え。
出来上がり 小さめのスープ8人分、1人約300 ml
1人分の目安 鍋の8分の1。白ソーセージは好みで別添え
下準備 20分
加熱 35分ほど
レシピの概要

Śląski żur na maślance:シレジア風発酵バターミルクスープ

Śląski żur na maślance は、ポーランドのオポーレ地方、上シレジアの郷土スープです。żur と呼ばれる酸味のあるライ麦スープの一種ですが、このレシピではライ麦種ではなく発酵バターミルクを使います。ポーランドの伝統食品登録では、灰色でさらりとしたスープで、酸味があり、きのこの香りがはっきりしていると紹介されています。

地域団体 Opolski Bifyj の刊行物には、バターミルク、水、乾燥きのこ、じゃがいも、小麦粉、バター、調味料を使う8人分のレシピが掲載されています。ライ麦種がまだできていないときや、種入りのスープに変化をつけたいときに、手早いバターミルク版を作ったと記されています。この家庭向けの分量付きレシピも、その公開された手順に沿っています。まずじゃがいもと乾燥きのこを煮てから、バターミルクと小麦粉の水溶きを加えます。仕上がりは酸味があり、軽くとろみがつき、灰色がかったベージュ色で、柔らかなじゃがいもときのこが見える状態です。

出典では白ソーセージを添えることを勧めています。このレシピでは任意の付け合わせとして別皿にし、スープには混ぜず、栄養計算にも含めません。これは公開された一つの地域レシピを家庭で作りやすく整えたもので、シレジアのすべての家庭が同じ配合だったという意味ではありません。

おいしく作るコツ

おいしく作るコツ

  • 食用の乾燥ポルチーニ、または信頼できる販売元の乾燥ミックスきのこを使います。砂を取り除くため戻し汁をこし、きのこは十分に加熱します。
  • じゃがいもは1.5 cm角にそろえると均一に柔らかくなり、スープの中に形を残せます。
  • 小麦粉は冷水と混ぜ、粉の粒が残らないなめらかな水溶きにします。
  • 低温殺菌済みの発酵バターミルクに熱い煮汁をおたま1杯混ぜて温度をなじませてから、ゆっくり鍋に加えます。冷蔵庫から出した冷たいまま、激しく沸騰した鍋に入れないでください。
  • 乳製品を加えたあとは静かに煮ます。強く沸騰させると発酵乳がざらつくことがあります。
  • 伝統的な味は酸味ときのこの香りが中心です。計量した少量の砂糖で味を整え、酸味を隠さないように塩とこしょうを調整します。
材料

材料

スープ

  • 食用乾燥ポルチーニ、または森のきのこミックス 10 g(約2〜3個)
  • きのこを戻す熱湯 250 ml(総水量に含む)
  • 鍋に加える水 1.25 L
  • 煮崩れしにくいじゃがいも 500 g(皮をむき、1.5 cm角)
  • 低温殺菌済みの発酵バターミルク 500 ml
  • 小麦粉 8 g(すりきり大さじ1)
  • 小麦粉の水溶き用の冷水 45 ml
  • 無塩バター 30 g
  • 細塩 6 g(または好みで調整)
  • グラニュー糖 4 g(約小さじ1、または好みで調整)
  • 黒こしょう 1 g

任意の付け合わせ

  • 加熱済みのポーランド風白ソーセージ 400 g(表示に従って温めて別添え。スープの栄養計算には含めない)。ほかのアレルゲンは包装表示を確認してください。
作り方

作り方

作り方

  1. きのこを戻す。乾燥きのこに250 mlの熱湯を注ぎ、20分置きます。きのこを取り出し、細かいざるまたはフィルターで戻し汁をこして砂を除き、取っておきます。大きなきのこは食べやすく切ります。

  2. じゃがいもときのこを煮る。皮をむいたじゃがいもを1.5 cm角にそろえて切ります。4 Lの鍋に入れ、1.25 Lの水とこした戻し汁を加えます。きのこと計量した塩を少量加え、沸騰したら弱火で18〜22分煮ます。じゃがいもが柔らかくなり、形を保ったら次へ進みます。

  3. 小麦粉の水溶きを作る。小鉢で小麦粉と45 mlの冷水を泡立て器で混ぜ、粉が残らないようになめらかにします。バターミルクを量り、じゃがいもがほぼ柔らかくなるまで冷蔵庫に入れておきます。

  4. 温度をなじませて加える。火を弱めます。熱い煮汁をおたま1杯、バターミルクに少しずつ混ぜます。温度をなじませたバターミルクを鍋に細く注ぎ、静かに混ぜます。冷蔵庫から出した冷たいまま、激しい沸騰に加えないでください。

  5. とろみをつける。小麦粉の水溶きをもう一度混ぜ、鍋をかき混ぜながら加えます。弱い煮立ちに戻し、3〜4分混ぜながら加熱して、小麦粉に火を通し、汁に軽いとろみをつけます。発酵乳がざらつかないよう、強く沸騰させません。

  6. バターと調味料を加える。バター、残りの塩、砂糖、黒こしょうを加え、バターが溶けるまで混ぜます。酸味と旨みがあり、甘みは控えめで、きのこの香りがはっきりしているか味見します。酸味を隠さないように塩とこしょうを調整します。

  7. 盛り付ける。灰色がかったベージュの汁にじゃがいもときのこが見えるよう、温めた器に盛ります。熱いうちに出します。白ソーセージを添える場合は表示に従って別に温め、別皿に盛るか、食べる人の器に切って入れます。

保存と温め直し

実用情報

保存と温め直し

小さめのスープとして、1人約300 mlを目安に盛ります。出典では白ソーセージを添えることを勧めています。ライ麦パンを添えてもよく合います。酸味ときのこの香りをはっきり保つため、ソーセージは食べる直前まで別にしておきます。

保存と温め直し

残りは浅い容器に分け、2時間以内に冷蔵します(室温が32 °Cを超える場合は1時間以内)。4 °C以下で保存し、3〜4日以内に食べ切ります。食べる分だけを、混ぜながら全体が74 °Cになるまで温めます。冷蔵中に濃くなった場合は、温めるときに水を少量加え、味を見て調整します。冷却と再加熱を何度も繰り返さないでください。

保存と温め直し

肉を使わない場合は、任意のソーセージを省きます。基本のスープには肉は入りません。発酵による酸味がこのレシピの特徴なので、バターミルクを普通の牛乳に置き換えないでください。

栄養とアレルゲン

栄養とアレルゲン

  • エネルギー110 kcal
  • 炭水化物15 g
  • たんぱく質4 g
  • 脂質4 g
  • 食物繊維2 g
  • ナトリウム390 mg
  • アレルゲン乳、小麦。任意のソーセージは表示を確認してください

任意のソーセージを除いたスープ全量の8分の1、1人分の概算です。 - エネルギー:110 kcal - 炭水化物:15 g - たんぱく質:4 g - 脂質:4 g - 食物繊維:2 g - ナトリウム:390 mg - アレルゲン:乳、小麦。任意のソーセージは表示を確認してください 数値はバターミルク、乾燥きのこ、塩の量によって変わります。発酵乳製品と小麦粉を含みます。速やかに冷まし、4°C以下で保存し、残りは全体が74°Cになるまで再加熱してください。