コロンビアの代表料理

ラ・グアヒラ風カチュア魚のサルピコン

カチュア魚、野菜、アチョーテ、酢、クリーミーなソースで作るリオアチャ風の魚の煮込み。

コロンビアの代表料理
共有
素朴な卓上の鍋に入ったカチュア魚煮込み、アレパ、野菜。
地域 コロンビアのカリブ海岸、ラ・グアヒラ県リオアチャ
料理区分 主菜、魚の煮込み
分量 4人分
準備時間 約25分
作業時間 約35分
概要

ラ・グアヒラ風カチュア魚のサルピコン

アチョーテと野菜、酢で煮込むほぐし魚

コロンビア北部ラ・グアヒラ県のリオアチャでは、カチュア魚のサルピコンは火を通して作る魚の煮込みです。魚をやさしくゆでてほぐし、味付けした野菜ソースに加えます。ここでいう「サルピコン」は生野菜のサラダや果物の飲み物ではありません。コロンビア伝統料理の国別目録には、カチュア魚、青ねぎ、赤玉ねぎ、コリアンダー、にんにく、パプリカ、アヒ・ドゥルセ、酢、アチョーテ、マヨネーズ、市販ソースを使う料理として記録されています。地域の料理紹介にも、塩水で魚を煮てほぐし、アチョーテ油でやわらかくした刻み野菜と短く煮合わせる方法が載っています。

刊行された家庭向けの分量は大人数用で、そのまま縮小しにくいため、この4人分は計量し直した家庭向けのアレンジです。記録された食材と、刻んだ野菜・撹拌した野菜の二つの食感は保ちつつ、小さな鍋で作れる量に調整しました。カチュアは市場での呼び名をそのまま使います。魚種は地域や流通によって異なる可能性があるため、学名は特定しません。新鮮で適切に冷蔵された魚を選び、不快な臭いや酸っぱい臭いがあれば使わないでください。酢は風味づけのためのもので、傷んだ魚を安全にするものではありません。

ソースはうま味があり、ほどよい酸味とアヒ・ドゥルセのほのかな甘み、アチョーテの温かな橙色が感じられる仕上がりです。瓶入りソースとマヨネーズには塩分があるので、分量どおりの塩をすべて加える前に味見します。熱いうちにトウモロコシのアレパまたはご飯を添えてください。アレパは任意で、栄養計算には含めていません。

材料

材料

魚

  • 新鮮なカチュア魚 800 g(皮付きの切り身または厚めの切り身。小骨を確認する)
  • ゆでるための水 1.5 L
  • 酢 30 ml
  • 黒こしょう 1 g

アチョーテ油と野菜

  • くせのない油 45 ml
  • アチョーテの種 6 g
  • 青ねぎ 180 g(細かく刻む)
  • 赤玉ねぎ 180 g(細かく刻む)
  • 赤パプリカ 80 g(細かく刻む)
  • アヒ・ドゥルセ 30 g(種を除いて細かく刻む)
  • にんにく 12 g(細かく刻む)
  • コリアンダーの葉と柔らかい茎 15 g(刻む)
  • 酢 30 ml
  • 撹拌用の水 30 ml

ソースと仕上げ

  • 市販のステーキソース 60 ml(Salsa 57など)
  • サルサ・ネグラまたはウスターソース 20 ml
  • 市販マヨネーズ 45 g
  • 細塩 3 g(味を見て加える)
  • 残りの酢 30 ml
  • トウモロコシのアレパ 4枚(任意)
作り方

作り方

作り方

  1. 魚を安全にゆでる 調理する直前まで魚は冷蔵し、生魚用のまな板と器具を使います。ふた付きの鍋で水を静かに沸かし、魚を加えて弱火でゆでます。最も厚い部分が63°C / 145°Fに達するまで、通常は厚さに応じて8〜12分です。身が白く不透明になり、ほぐれやすくなるのが目安ですが、温度計で確認してください。魚を取り出して湯を捨てます。室温での粗熱取りは、手で扱える程度まで、長くても30分にとどめます。

  2. 魚をほぐして下味をつける 皮を取り、小骨が残っていないか丁寧に確認します。身をつぶさず、中くらいの大きさにほぐします。酢30 mlと黒こしょうをやさしく混ぜます。野菜の準備がまだなら、魚にふたをして冷蔵庫に入れます。室温に置く時間は合計2時間以内にしてください。

  3. アチョーテ油を作る 小鍋に油とアチョーテの種を入れ、弱火で3〜4分、ときどき混ぜながら、油が橙色になって香るまで温めます。種が焦げると苦くなるので、色を濃くしすぎないようにします。種をこし、色づいた油を広いフライパンまたは厚手の鍋に移します。

  4. 食感の違う二種類の野菜を用意する 青ねぎ、赤玉ねぎ、パプリカ、アヒ・ドゥルセ、にんにく、コリアンダーの約3分の1を取り分けます。残りは酢30 ml、水30 mlとともに粗く撹拌し、スプーンですくえる程度のソース状にします。必要なら一度、撹拌容器の側面をこそげます。取り分けた野菜は刻んだままにして、仕上がりに食感を残します。

  5. ソースを煮る アチョーテ油を中弱火で温めます。取り分けた刻み野菜を加え、焦がさないようによく混ぜながら8〜10分、しんなりしてつやが出るまで炒め煮します。撹拌した野菜を加え、5分煮ます。ステーキソース、サルサ・ネグラ、残りの酢30 mlを加え、味がなじむまでさらに2分煮ます。

  6. マヨネーズと魚を合わせる 火を弱め、マヨネーズを混ぜてソースをなめらかにします。魚を加え、身をつぶさないようにやさしく返してソースを絡めます。5〜7分煮込み、ときどき鍋の縁から混ぜて全体を十分に熱くし、湯気が立つ状態にします。味見をしてから塩を少しずつ加えます。瓶入りソースだけで十分塩味がついている場合があります。

  7. 盛り付けと保存 熱いうちに、好みでトウモロコシのアレパまたはご飯とともに提供します。残りは浅い容器に分け、2時間以内に冷蔵し、3〜4日以内に食べ切ります。再加熱時は全体を74°C / 165°Fまで温めます。室温で2時間を超えて置いた魚、または気温が32°C / 90°Fを超える環境で1時間以上置いた魚は廃棄してください。

実用情報

実用情報

1人分の栄養目安

数値は、一般的な脂肪の少ない白身魚、マヨネーズ、市販ソースの代表値から丸めて推定しています。カチュアの魚種、脂肪量、可食部の割合に加え、ブランドによってナトリウム量も変わります。特定商品の分析値ではなく、目安としてご覧ください。

実用的なアドバイス

魚を選ぶ: 信頼できる魚店で新鮮なカチュアを買い、調理まで冷やしておきます。手に入らない場合は、身の締まった淡白な白身魚で代用できますが、カチュアを使った料理ではなくなります。 香りを保つ: アチョーテは油に色をつけますが、辛さは加えません。アヒ・ドゥルセは香りとほのかな甘みを加えるもので、強い唐辛子とは異なります。辛さを変えたい場合を除き、同じものとして置き換えないでください。 塩加減を調整する: Salsa 57系のステーキソース、サルサ・ネグラ、マヨネーズは製品ごとに塩分が異なります。塩は控えめに始め、魚とソースを合わせてから味見し、少しずつ調整します。 アレルゲンと注意点: 魚と卵を含みます。市販ソースには大豆、小麦などが含まれる場合があるため、ラベルを確認してください。加熱後の魚には清潔なまな板、包丁、皿を使います。

仕上げのポイント

ポイント1: 魚は63°C / 145°Fまで加熱し、皮と骨を取ってからほぐします。 ポイント2: 瓶入りソースの塩分は製品ごとに異なるので、塩を加える前に味見します。

1人分の栄養目安

1人分の栄養目安

  • 算出基準: 魚の煮込みの4分の1。任意のアレパは含まない
  • エネルギー: 約460 kcal
  • 炭水化物: 約14 g
  • たんぱく質: 約42 g
  • 脂質: 約26 g
  • 食物繊維: 約3 g
  • ナトリウム: 約1,150 mg