コロンビアの代表料理

アマゾン風アロス・アル・モホジョイ

食用モホジョイ幼虫と米、香味野菜を一つの鍋で炊く、アマソナスの米料理です。

コロンビアの代表料理
共有
アマゾン風モホホイご飯と付け合わせのプランテンを並べた食卓。
地域 コロンビア・アマソナス県。地域料理書に記録された料理
分類 ヤシに関係する食用甲虫幼虫入りの米料理
準備時間 作業時間20分
加熱時間 35分
休ませる時間 蓋をして10分
概要

アマゾン風アロス・アル・モホジョイ

食用に流通するモホジョイ幼虫を使ったコロンビア・アマゾンの米料理

アロス・アル・モホジョイは、コロンビアのアマソナス県で記録されている料理です。地域の料理書では、モホジョイの幼虫を自身の脂で炒め、米、水、にんにく、玉ねぎ、香草、塩と一緒に煮る方法が紹介されています。温かい状態で、加熱したプランテン、キャッサバ、サツマイモなどを添えて食べることもあります。このレシピはその特徴的な方法を残し、家庭用の分量に調整しています。

「モホジョイ」は地域で使われる通称で、科学的な種を正確に示す名称ではありません。ヤシに関係する食用甲虫の幼虫を指す資料がありますが、種の説明は必ずしも一致しません。採集の知識、季節、調理法も共同体ごとに異なります。そのため、ここでは一つの種に決めつけず、特定の先住民共同体の唯一のレシピとも主張しません。

家庭では、信頼できる業者が人の食用として明確に販売する、処理済みで冷蔵または冷凍された幼虫だけを使います。種を特定できない野生の幼虫、ペット用・飼料用の昆虫、採集目的で伐採したヤシ由来の幼虫は使いません。一部の共同体では、ヤシが自然に倒れた後にのみ採集する知恵を大切にしています。その知識と森を尊重してください。食品用の表示と冷蔵管理を確認できない製品では調理しないでください。

材料

材料

米とモホジョイ

  • 長粒種の白米360 g(洗って水を切る)
  • 食用として販売される下処理済みモホジョイ幼虫90 g(冷蔵、または業者の指示に従って解凍)
  • 水750 ml
  • 白玉ねぎ80 g(細かく刻む)
  • にんにく8 g(細かく刻む)
  • 細塩6 g
  • クミンパウダー1 g
  • 生の香菜15 g(細かく刻む)

添え物(任意)

  • 加熱したプランテン、キャッサバまたはサツマイモ
作り方

作り方

作り方

  1. 幼虫を確認し、米を洗う 人の食用と明記されたモホジョイ幼虫だけを使います。冷凍品は業者の説明に従い、冷蔵庫で解凍してください。自分で採った野生の昆虫で代用しないでください。細目のざるで米を洗い、水がほぼ透明になったら十分に水を切ります。玉ねぎとにんにくを刻みます。

  2. 幼虫から脂を出す 厚手の鍋を中火にかけ、追加の油を入れずに幼虫を加えます。返しながら5〜7分炒め、色が不透明になって軽く焼き色がつき、脂が出るまで加熱します。清潔な温度計で最も厚い幼虫の中心を測り、70°C以上を確認します。必要なら清潔な皿に一時的に取り出します。

  3. 玉ねぎを炒める 鍋に残った脂に玉ねぎを加え、4〜5分混ぜながら、やわらかく透き通るまで炒めます。鍋が乾いて見える場合は、すぐ油を足さずに火を弱めて混ぜる回数を増やします。幼虫が出す脂の量は製品によって異なります。

  4. にんにく、クミン、米を加える にんにくとクミンを加え、香りが立つまで30秒炒めます。水を切った米と塩を加え、粒に脂が行き渡るよう1〜2分混ぜます。幼虫を鍋に戻し、水750 mlを注いで全体を一度混ぜ、しっかり沸騰させます。

  5. 米がやわらかくなるまで煮る 沸騰したらすぐに蓋を密閉し、弱火にします。蓋を開けずに18〜20分炊きます。水分が吸収され、米がやわらかくなればできあがりです。米がまだ硬く鍋が乾いていたら、熱湯30 mlを加え、蓋をしてさらに3〜5分炊きます。

  6. 蒸らして仕上げる 火を止め、蓋をしたまま10分置きます。全体から湯気が立つ状態が目安です。清潔な温度計で鍋の中央を測り、70°C以上を確認します。フォークで米をほぐし、香菜を混ぜます。

  7. 盛り付けて安全に保存する 温かいうちにそのまま、または加熱したプランテン、キャッサバ、サツマイモと一緒に出します。残りは2時間以内に浅い蓋付き容器に移し、4°C以下で冷蔵します。3〜4日以内に食べ、再加熱は一度だけ、全体が74°Cになるまで行います。室温で2時間を超えた米は捨ててください。

実用情報

実用情報

用具

蓋が密閉する3リットルの厚手鍋 細目のざる 包丁とまな板 キッチンスケールと計量カップ 即読式食品用温度計

実用的なアドバイス

仕入れ先もレシピの一部です。 モホジョイは複数の幼虫に使われる通称であり、名前だけでは種、食用処理、冷蔵状態を確認できません。人の食品として販売し、取扱説明を出す専門業者から購入してください。ペット用、飼料用、釣り餌用、または出所不明の野生昆虫は使いません。 ヤシと共同体の知識を尊重する。 採集は地域の生態知識やヤシの周期と結びついています。コロンビア文化省の地域報告は観光目的の伐採に警鐘を鳴らし、cananguchoヤシが自然に倒れた後にだけ採集するという知識保持者の助言を記録しています。このレシピは採集方法の案内ではありません。由来を説明できる販売元を選びましょう。 幼虫に十分火を通す。 食用表示があっても、生や半生で食べられるという意味ではありません。調理まで冷蔵し、生の幼虫がそのまま食べる食品に触れないようにし、最も厚い部分で70°Cを確認します。販売元により厳しい指示があれば従ってください。昆虫食品にも微生物、毒性、アレルギーの懸念があります。 出る脂の量は一定ではない。 地域の調理法と同様、モホジョイの脂を利用します。製品によって量が異なるため、初めは油を加えません。玉ねぎが乾きそうなら火を弱めて混ぜます。食材が焦げ付きそうな場合以外は、脂を足す必要はありません。 蓋を開けずに炊く。 米を洗うと表面のでんぷんが減り、計量した水で均一に炊けます。蓋をして弱火にした後は開けないでください。蒸気が逃げると米が硬く残ることがあります。炊き上がりに蒸らして水分をなじませ、フォークでやさしくほぐします。 なじみのある添え物を選ぶ。 地域資料では、加熱したプランテン、キャッサバ、サツマイモが挙げられています。添え物は任意で、分量や栄養計算には含まれません。キャッサバは食用に適切に加工された製品を使ってください。生の苦味種には専門的な加工が必要です。 アレルギー歴を考慮する。 昆虫タンパク質は甲殻類やダニのタンパク質と交差反応する場合があります。昆虫、甲殻類、貝類、ダニにアレルギーがある人は、アレルギー専門医の指示がない限り食べないでください。包装に他のアレルゲンや製造ラインの注意がないか確認します。 米を速やかに冷ます。 残りは浅い容器に広げ、2時間以内に冷蔵します。冷蔵庫は4°C以下に保ち、3〜4日以内に食べ、再加熱は一度だけ74°Cまで行います。炊いた米を一晩台所に置かないでください。

仕上げのポイント

アレルゲン: 昆虫幼虫を含みます。甲殻類やダニとの交差反応の可能性があります。他のアレルゲンと製造ラインの注意は包装で確認してください。 食品安全: 信頼できる業者の人用食品モホジョイだけを使い、幼虫を70°C以上まで加熱します。米は2時間以内に4°C以下で冷蔵し、一度だけ74°Cまで再加熱してください。

1人分の栄養目安

1人分の栄養目安

  • 分量: 米とモホジョイの混合物の6分の1
  • エネルギー: 約245 kcal
  • 炭水化物: 50 g
  • たんぱく質: 6 g
  • 脂質: 3 g
  • 食物繊維: 1 g
  • ナトリウム: 約400 mg