コロンビアの代表料理

サン・アンドレスの魚団子(Albóndigas de pescado)

カツオまたは白身魚、じゃがいも、ají、香菜で作るカリブ海風の揚げ魚団子。

コロンビアの代表料理
共有
海辺のテーブルに、揚げ魚団子の鍋と別皿のゆでたキャッサバ。
地域 コロンビア・カリブ海のサン・アンドレス、プロビデンシア
料理区分 揚げ魚料理。メインにも、ボリュームのある前菜にも
分量 4人分、魚団子16個
準備時間 約25分
作業時間 約35分
概要

サン・アンドレスの魚団子(Albóndigas de pescado)

魚、じゃがいも、ají、香菜を合わせた、外は香ばしく中はやわらかな揚げ団子

サン・アンドレスとプロビデンシアの魚団子は、海に囲まれた島の食文化と、魚を生かす地域の調理法に根ざしています。この料理名は貝を使うものを指す場合もあり、島にはカツオの団子をトマト煮にする別の料理もあります。ここでは、分量を整えた揚げ魚団子を紹介します。細かくした魚に、ゆでたじゃがいも、赤ピーマン、玉ねぎ、にんにく、パン粉、卵を合わせ、きつね色になるまで揚げます。魚だけを使うため、季節禁漁の貝類に頼らず一年を通して作れます。

新鮮なカツオ、または身が締まった淡白な白身魚を選び、小骨がないか丁寧に確かめます。たねはまとまりやすく、練りすぎて弾力が出ない状態が理想です。じゃがいもとパン粉がつなぎになり、魚の風味も残ります。野菜は細かく刻むと揚げる間にやわらかくなります。1人4個が食べ応えのある目安で、ゆでたキャッサバを添えてもよく合います。

仕上がりを左右するのは、たねの水分と油の温度です。魚の水分を拭き取り、たねが柔らかければ成形後に短く冷やし、175〜180°Cの油で少量ずつ揚げます。表面がきつね色でも中心まで火が通ったとは限りません。清潔な温度計で最も大きい団子を測り、中心温度を63°Cまで上げてください。

材料

材料

魚団子

  • 新鮮な骨なしの白身魚またはカツオ 500g(細かく刻むか粗く挽く)
  • 赤ピーマン 150g(みじん切り)
  • 白玉ねぎ 150g(みじん切り)
  • にんにく 6g(みじん切り)
  • プレーンなパン粉 55g
  • ゆでたじゃがいも 125g(皮をむいてなめらかにつぶす)
  • 卵 1個(殻を除いて約50g、溶きほぐす)
  • 辛みの穏やかな生のají 30g(みじん切り)
  • 生の香菜 10g(みじん切り)
  • 細塩 4g
  • 黒こしょう 1g

揚げ油と付け合わせ

  • 高温調理用の無香タイプの油 約1L(鍋に安全な深さになる量)
  • ゆでたキャッサバ 600g(お好みで)
作り方

作り方

作り方

  1. 魚を衛生的に扱う 使う直前まで魚は冷蔵します。生魚用のまな板と器具を使い、作業後は手と作業台を洗います。魚の水気を拭き、小骨が残っていないか丁寧に確認します。冷たいうちに細かく刻むか、短くパルス状に挽きます。ペースト状にはしません。冷凍魚は冷蔵庫で解凍してください。

  2. じゃがいもをゆで、野菜を刻む じゃがいもを完全にやわらかくなるまでゆでます。湯を切って皮をむき、なめらかにつぶして125g量ります。赤ピーマン、玉ねぎ、ají、香菜を細かく刻み、にんにくもみじん切りにします。具材を小さくそろえると全体に行き渡り、揚げる間に火が通ります。

  3. たねを混ぜて成形する 大きなボウルに魚、じゃがいも、赤ピーマン、玉ねぎ、にんにく、パン粉、卵、ají、香菜、塩、黒こしょうを入れます。まとまるまで混ぜ、練りすぎないようにします。16等分して、1個65〜70gほどの団子に丸めます。柔らかくて成形しにくければ、ふたをして15〜20分冷蔵します。パン粉を多く足すと中心がぱさつくので避けます。

  4. 油を温める 厚手の深鍋に油を入れます。泡立ちに備え、油は鍋の半分より多く入れません。温度計をセットし、中火で175〜180°Cに熱します。鍋は安定した場所に置き、熱い油を放置しないでください。油切り用の網を天板に載せるか、ペーパーを敷いたバットを用意します。

  5. 少量ずつ揚げる 団子を数個ずつ静かに油へ入れ、互いに間隔を空けます。大きさや油温の戻り方にもよりますが、通常4〜6分、途中で慎重に返しながら均一なきつね色になるまで揚げます。最も大きい団子の中心が63°Cに達したことを確認します。穴あきのお玉で取り出して網に載せます。次の分を入れる前に油温を戻します。一度に入れすぎると油温が下がり、油っぽくなります。

  6. 盛り付けと保存 熱いうちに食べます。好みでゆでたキャッサバを添えてください。生魚とその器具は、すぐ食べる食品から離して扱います。残りは浅い容器に入れ、2時間以内に冷蔵し、3〜4日以内に食べます。温め直すときは中心を74°Cにします。室温で2時間を超えた魚料理は廃棄し、室温が32°Cを超える場合は1時間を超えたら廃棄してください。

実用情報

実用情報

1人分の栄養目安

数値は、一般的な脂肪の少ない白身魚、プレーンなパン粉、計量した野菜と調味料を基にした概算です。全量で約40gの油を吸収すると仮定しています。魚の種類、パン粉の製品差、実際の油の吸収量で変わります。

実用的なアドバイス

たねを冷たく保つ。 じゃがいもは冷ましてから混ぜます。成形した団子が崩れやすそうなら冷蔵庫で休ませます。冷たく大きさのそろった団子は油に入れやすく、崩れにくくなります。 身の締まった魚を選ぶ。 カツオは島の料理で使われる魚です。骨を除いた淡白な白身魚でも作れます。水分の多い切り身は避け、骨なしとして売られていても小骨を確認してください。 色だけでなく温度も確認する。 175〜180°Cを保つと、外側が色づき、余分な油を吸いにくくなります。それでも魚の中心は63°Cにする必要があります。各回の揚げ作業で、大きめの団子を清潔な温度計で測ります。 アレルゲンと安全。 魚、卵、小麦・グルテンを含みます。必要に応じてグルテンフリーのパン粉を使う場合は、用途に合うことを確認し、表示を読んでください。このレシピでは魚を貝類に置き換えません。生魚を冷やして分けて扱い、熱い油に注意し、残りは早めに冷蔵して中心74°Cまで再加熱します。

仕上げのポイント

ポイント1: 16個を同じ大きさにし、油温を保つため少量ずつ揚げる。 ポイント2: 最も大きい団子の中心が63°Cに達したことを確認する。

1人分の栄養目安

1人分の栄養目安

  • 基準量: 魚団子4個。付け合わせのキャッサバは含まない
  • エネルギー: 約360 kcal
  • 炭水化物: 約23 g
  • たんぱく質: 約33 g
  • 脂質: 約15 g
  • 食物繊維: 約3 g
  • ナトリウム: 約550 mg