ポーランドの代表料理

ポーランド風そばの実とりんごを詰めたローストガチョウ

丸ごとのガチョウに、そばの実、酸味のあるりんご、レーズン、マジョラムを詰めて焼きます。穀粒が果物の肉汁を吸い、皮はこんがりと香ばしく焼き上がります。焼き上がったら休ませてから切り分け、詰め物と一緒に盛り付けます。

ポーランドの代表料理
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食卓に並べた「レシピ 60」を広く写した構図。
分量 8人分
1人分 約180 gの皮付き焼きガチョウ肉と、りんご入りそばの実の詰め物約130 g
難易度 上級
カテゴリー ポーランド風ローストガチョウ(そば、乳成分を含む)
概要

ポーランド風そばの実とりんごを詰めたローストガチョウ

丸ごとのガチョウに、そばの実、酸味のあるりんご、レーズン、マジョラムを詰めて焼きます。穀粒が果物の肉汁を吸い、皮はこんがりと香ばしく焼き上がります。焼き上がったら休ませてから切り分け、詰め物と一緒に盛り付けます。

ローストガチョウはポーランドの食文化に根づいた料理で、濃厚な肉にはりんごがよく合わせられます。また、11月11日の聖マルティヌスの日とも結び付いていますが、作り方や食べる時期はさまざまです。このレシピでは、味付けした丸ごとのガチョウにそばの実とりんごを詰める、記録のあるポーランドの組み合わせを取り入れます。

詰め物は、やわらかく炊いたそばの実、しんなりしたりんご、レーズン、生のマジョラムを合わせます。少量の砂糖で果物の酸味を調え、乾燥マジョラム、塩、こしょうでガチョウに味を付けます。出版されているポーランドのレシピは果物やハーブ、付け合わせが異なるため、これは実用的な家庭向けの一例であり、唯一の決まった作り方ではありません。

丸ごとのガチョウは焼き上がるまでに数時間かかり、詰め物をした場合は火の通りにむらが出ることがあります。食品用温度計で、胸肉の最も厚い部分、ももの付け根と翼の内側、詰め物の中心を確認してください。肉と詰め物の両方が74 °Cに達する必要があります。表示時間は段取りの目安であり、焼き上がりの判定には使えません。

うまく作るコツ

うまく作るコツ

  • ガチョウは冷蔵庫で完全に解凍します。この大きさでは数日かかることがあります。
  • キッチンペーパーで水気を拭きます。生の鳥肉は洗わないでください。水はねで流し台や調理台に汚染が広がるおそれがあります。
  • 味を付けたら覆いをして、室温ではなく冷蔵庫で2時間休ませます。
  • そばの実は水分を吸ってやわらかくなるまで炊き、粒を崩さないようにします。
  • りんごは形が残る程度にやわらかくします。ガチョウの中でもさらに火が通ります。
  • 詰め物は湯気が立たない程度の温かさまで冷まし、すぐに使います。
  • 熱が均一に回るよう、焼く直前に詰め物を押し込まずふんわり詰めます。
  • 胸肉、ももの付け根と翼の内側、詰め物の中心を温度計で測り、すべて74 °Cに達したことを確認します。
材料

材料

ガチョウ用

  • 丸ごと処理済みのガチョウ 1羽(約4.5 kg、完全に解凍し、内臓を除く)
  • 細塩 15 g
  • 黒こしょう(粉末)2 g
  • 乾燥マジョラム 5 g

詰め物用

  • そばの実(乾燥)150 g
  • 水 360 ml
  • 固く酸味のあるりんご 500 g(皮と芯を取り、8等分)
  • 無塩バター 30 g
  • レーズン 75 g
  • 生のマジョラムの葉(刻む)8 g
  • 砂糖 8 g
  • 細塩 3 g
  • 黒こしょう(粉末)1 g
作り方

作り方

作り方

  1. 味を付けて冷蔵する完全に解凍したガチョウをキッチンペーパーで拭きます。塩15 g、こしょう2 g、乾燥マジョラム5 gを、外側と腹の中にすり込みます。覆いをして4 °C以下の冷蔵庫で2時間置きます。生のガチョウや肉汁が、そのまま食べる食品に触れないようにします。

  2. そばの実を炊く中鍋で水360 mlを沸騰させます。そばの実を加えて蓋をし、火を弱めて約15分、粒がやわらかくなり水分が吸収されるまで煮ます。粒を保ったまま火を止めます。

  3. りんごの詰め物を作るフライパンでバターを弱火で溶かします。りんご、レーズン、砂糖、生のマジョラムを加えます。ときどきりんごを返しながら、形が残ったまま少しやわらかくなるまで静かに加熱します。炊いたそばの実、塩3 g、こしょう1 gを混ぜます。清潔な浅い容器に広げ、湯気が立たない温かさまで冷まします。

  4. ガチョウに詰めるオーブンを170 °Cに予熱します。深いローストパンの網に、胸を上にしてガチョウを置きます。脂の多い部分の上にある厚い皮だけに穴を開け、肉まで刺さないようにします。焼く直前に、温かい詰め物を腹の中にふんわり入れ、押し固めないでください。たこ糸か串で、ももをゆるく固定します。

  5. 焼いて温度を確認する170 °Cで焼きます。目安は3時間30分~4時間30分で、3時間30分を過ぎたら確認を始めます。正確な時間は鳥とオーブンによって変わります。天板に溶けた脂が大量にたまったり煙が出始めたりしたら、耐熱容器に注意して一部を移します。温度計を胸肉の最も厚い部分、ももの付け根と翼の内側、詰め物の中心に差し、それぞれが74 °C以上になったことを確認します。詰め物より先にガチョウが焼けた場合は、鳥を注意して取り出し、詰め物を浅い耐熱皿に移して、中心が74 °Cになるまで焼きます。

  6. 皮をパリッと仕上げ、休ませて盛り付けるガチョウと詰め物の両方が74 °Cに達したら、オーブンを220 °Cに上げ、蓋をせずに10~15分、様子を見ながら皮が濃いきつね色でパリッとするまで焼きます。切り分ける前に25分休ませます。肉を切り、りんごとそばの実の詰め物を添えて盛り付けます。

盛り付け、保存、温め直し、作り置き

実用情報

盛り付け、保存、温め直し、作り置き

詰め物を添えて盛り、やわらかいりんごとレーズンも皿に配ります。目安の1人分は皮付きの焼きガチョウ肉約180 gと詰め物約130 gで、ほかの付け合わせは含みません。

盛り付け、保存、温め直し、作り置き

切り分けた肉と詰め物は別々の浅い容器に入れ、食事から2時間以内に冷蔵します。室温または外気温が32 °Cを超える場合は1時間以内に冷蔵してください。4 °C以下で保存し、3~4日以内に食べ切ります。温め直すときは、肉を返すか詰め物を混ぜながら74 °Cまで十分に加熱します。期限内に食べない分は早めに冷凍します。

盛り付け、保存、温め直し、作り置き

解凍したガチョウは、味を付けて覆いをし、焼く前に2時間冷蔵しておけます。その間にそばの実を炊き、りんごを準備して、混ぜた詰め物を温かい程度まで冷まします。腹に詰めるのはオーブンに入れる直前にしてください。詰めた生のガチョウを保存しないでください。

1人分の栄養成分

1人分の栄養成分

  • 1人分約180 gの皮付きガチョウ肉と詰め物130 g
  • カロリー約680 kcal
  • 炭水化物約35 g
  • たんぱく質約40 g
  • 脂質約41 g
  • 食物繊維約4 g
  • 糖類約13 g

皮付きの焼きガチョウ肉約180 gと、そばの実・りんごの詰め物約130 gに基づく概算です。ローストガチョウ、そばの実、りんご、レーズン、バターの一般的な成分値を使っています。可食部の量、食べる皮や脂の量、塩の残り方によって、特にカロリー、脂質、ナトリウムが変わります。

アレルゲンと食品安全

アレルゲンと食品安全

そばと、バターに含まれる乳成分を使います。そばは日本で表示が必要なアレルゲンです。原材料表示と製造ラインでの混入に関する注意を確認してください。ガチョウは必ず冷蔵庫で解凍し、室温で解凍しないでください。生の鳥肉を洗わないでください。生肉を扱った後は手を洗い、道具、まな板、作業面を洗浄します。味付けしたガチョウは4 °C以下で保存し、清潔な道具で詰め物を準備して、詰める直前にふんわり詰めてください。

温度計で胸肉の最も厚い部分、ももの付け根と翼の内側、詰め物の中心を確認し、すべて74 °C以上にします。焼いた肉と詰め物は浅い容器に分け、2時間以内に冷蔵します。32 °Cを超える環境では1時間以内にしてください。4 °C以下で保存し、3~4日以内に食べ切ります。残りは74 °Cまで温め直します。

生のガチョウと肉汁は、加熱済みの食品、果物、盛り付け用具から分けてください。

焼く直前に腹へふんわり詰め、詰め物の中心が74 °Cに達したことを確認してください。