クヤヴィ地方のじゃがいもとフレッシュチーズの団子(Kluski ziemniaczane z białym serem)
Kluski ziemniaczane z białym seremは、ポーランドのクヤヴィ=ポモージェ地方に伝わる素朴なじゃがいも団子です。生のじゃがいもを細かくすりおろし、卵と小麦粉を混ぜて粘りのある生地にし、スプーンですくって静かに沸く湯へ落とします。不ぞろいな形にゆで上げ、ほぐしたフレッシュチーズと、カリッと炒めた豚バラ肉、玉ねぎを合わせます。
ポーランド農業・農村開発省は2016年7月18日、この料理をクヤヴィ=ポモージェ県の伝統食品リストに登録しました。地域の説明では、生じゃがいものすりおろし、不ぞろいな団子、牛乳製の白い凝乳チーズ、豚の脂かすが特徴として挙げられています。申請資料には、じゃがいも、チーズ、豚バラ肉、玉ねぎ、卵、小麦粉、塩を使う家庭向けの配合と、粉や脂、付け合わせの幅が記録されています。じゃがいも料理はポーランド各地にありますが、生のすりおろしじゃがいもを使うこの形はクヤヴィ=ポモージェ地方の食文化に結びついています。ゆでたじゃがいもから生地を作る料理も別の地域にあります。
ここでは、家庭で作りやすい分量に整えた4人分を紹介します。すりおろしたじゃがいもは余分な水分だけを短時間切り、ボウルの底に沈んだでんぷんは戻して生地に加えます。まず小麦粉150gを混ぜ、試しにゆでた団子が崩れる場合だけ、さらに最大30g加えます。ゆで上がりは形が保たれ、少し弾力があり、チーズと豚肉・玉ねぎの具が見た目にも分かる状態が目安です。生地には生卵と生の小麦粉が入るため、中まで十分に加熱してください。


