ペルーの代表料理

Paiche a la loretana

ロレト地方の大型淡水魚パイチェをアヒ・アマリージョとライムで調味し、フライパンで焼きます。ゆでたユカと青いプランテンを別に添えます。

ペルーの代表料理
共有
Paiche a la loretana|ユカとプランテン添えの魚のソテー
Paiche a la loretana|ユカとプランテン添えの魚のソテー
出来上がり量 たっぷり4人分
準備時間 20分
加熱時間 65分
加熱以外の待ち時間 0分
合計時間 85分
概要

Paiche a la loretana|ユカとプランテン添えの魚のソテー

Paiche a la loretanaは、ペルー・アマゾン地域の魚パイチェを使う料理名です。パイチェは大型の淡水魚で、ロレトではさまざまな加熱法が見られます。ここではフライパンで焼き、外側に薄い焼き色を付けます。

魚に合わせるのはライム果汁、アヒ・アマリージョのペースト、クミン、黒こしょうです。酸味を付けても生の魚が安全になるわけではないため、中心温度計で十分な加熱を確かめます。

ユカは食用の甘味種だけを使い、皮と硬い芯を除いて柔らかくゆでます。青いプランテンも別鍋でゆで、焼いた魚の表面を湿らせないよう皿の横に盛り付けます。

材料

材料

材料

  • 720g 骨なしパイチェの切り身(皮なし、180gずつ4切れ、冷凍品は解凍する)
  • 600g 食用の甘味種ユカ(皮をむき切る。苦味種不可)
  • 1200ml 水(ユカをゆでる用)
  • 420g 青いプランテン(皮をむき厚めに切る)
  • 900ml 水(プランテンをゆでる用)
  • 25ml ライム果汁
  • 20g アヒ・アマリージョのペースト
  • 2g 粉末クミン
  • 2g 粉末黒こしょう
  • 6g 塩(魚の調味に4g、仕上げに2g)
  • 35ml 植物油
  • 15g 生のパクチー(刻む)
作り方

作り方

作り方

  1. ユカをゆでる。皮をむいた食用甘味種ユカ600gを水1200mlで約25分、静かに煮る。包丁が中心まで抵抗なく入り、硬い繊維が残らなくなったらざるに上げ、中心の筋を除く。

  2. プランテンをゆでる。別鍋で青いプランテン420gを水900mlで約18分ゆでる。フォークが中心へ入るが切り身が崩れない程度で水を切り、温かく保つ。この作業はユカの加熱と並行できる。

  3. 魚に下味を付ける。ライム果汁25ml、アヒ・アマリージョ20g、クミン2g、黒こしょう2g、塩4gを混ぜる。パイチェ4切れの水分を拭いて薄く均一に塗り、フライパンが温まるまで冷蔵する。約8分で液だまりがなく均一な表面にする。

  4. パイチェを2回に分けて焼く。幅広のフライパンに油35mlを入れ、中火でパイチェ2切れを焼いて一度返す。残る2切れも同様に焼き、2回合わせて約16分加熱する。表面に薄い焼き色が付き身がほぐれ、各切り身の最も厚い部分が63℃に達することを温度計で確認する。

  5. 付け合わせと盛る。4皿にユカとプランテンを分け、横に焼いたパイチェを置く。刻んだパクチー15gと残りの塩2gを付け合わせに散らす。約3分で焼き面を保ち、各皿に両方の根菜・果実の付け合わせがそろうようにする。

実用情報

実用情報

おいしく仕上げるポイント

魚をよく拭いてから薄く調味し、2回に分けて焼く。中心63℃を確認し、湿った付け合わせを焼き面に重ねない。

盛り付け・保存・材料の違い

焼いたパイチェはすぐに供します。水分の多いユカとプランテンは魚の焼き面を湿らせないよう、横に盛ります。 残りの魚は速やかに4℃以下に冷蔵して3〜4日以内に食べ、再加熱では74℃を確認します。薄い切り身は再加熱で硬くなりやすくなります。 ロレトには炭火焼きやオーブン焼きのパイチェ料理もありますが、表面の仕上がりも加熱時間も異なり、このフライパン焼きと同じではありません。

確認ポイント

確認ポイント

  • 中心が温まる前に焦げる魚が厚すぎるか火が強すぎる。中火に下げ、温度計で中心を測る。
  • 魚がフライパンに付く表面が濡れているか早く動かしすぎた。水分を拭き、最初の面が固まってから返す。
1食分の栄養目安

1食分の栄養目安

  • 1食分の量全量の1/4
  • エネルギー520kcal
  • 炭水化物72g
  • たんぱく質39g
  • 脂質10g
  • 食物繊維6g
  • ナトリウム810mg
アレルゲンと食品衛生

アレルゲンと食品衛生

魚を含む。 淡水魚はライムで漬けるだけでは安全にならない。必ず中心まで加熱する。 食用の甘味種ユカのみを皮むき・十分に加熱して使い、苦味種や品種不明のキャッサバを避ける。

仕上がり

仕上がり

薄く焼き色の付いたパイチェに、柔らかいユカとプランテンを添える。 魚身の63℃を確認し、付け合わせは別に加熱して表面の食感を保つ。