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ジョージア · Svaneti

Petvraali(フェトビアニ・ハチャプリ)— スヴァネティのチーズとキビのパン

グルジア・スヴァネティのPetvraaliを家庭で。チーズとキビを発酵生地で包んだ丸いパン2個で、付け合わせ4人分。

ジョージアの家庭料理レシピジョージア料理
共有
木の板に置かれたスヴァン風Petvraaliを横長に撮影。切り口から溶けたチーズとキビのフィリングが見える。
できあがり付け合わせ4人分(中くらいの丸パン2個、各半分に切る)
1人分Petvraali半個
難易度中程度
食事区分ベジタリアン、小麦(グルテン)と乳を含む
料理

料理について Petvraali(フェトビアニ・ハチャプリ)— スヴァネティのチーズとキビのパン

グルジアのチーズと柔らかなキビを詰めた、丸く焼き色のついた発酵パン2個。

Petvraaliは、グルジアの山岳地帯スヴァネティに伝わるスヴァン式ハチャプリです。特徴となるのは、チーズと、現地の料理でpetviと呼ばれるキビを合わせたフィリングです。キビの粒が控えめながらはっきりした食感を加えます。生地で具を包んで丸く焼き、中央に小さな蒸気抜きの穴を作ります。

この家庭向けの作り方で中くらいのパンを2個作り、半分ずつに切って付け合わせとして4人分にします。殻を除いたキビを柔らかくなるまでゆで、しっかり水を切って冷ましてから、乾燥イメレティ・チーズと合わせます。ゆで汁が多く残ると生地が湿りすぎるため、このひと手間が役立ちます。発酵生地でフィリングを包み、表面がきつね色になりチーズが溶けるまで焼きます。

Petvraaliには、粒のままゆでたキビを使うものと、キビ粉をチーズに混ぜるものがあります。伝統的なチーズは乾燥させたイメレティ・チーズです。入手できない場合は、水分の少ないモッツァレラと、やさしい味のフレッシュチーズを水切りして組み合わせる方法がありますが、風味、塩分、水分量は変わります。ブルーフェヌグリークを使う例もありますが、このレシピでは任意です。

料理を作る

材料

Petvraali(フェトビアニ・ハチャプリ)— スヴァネティのチーズとキビのパン

生地

  • パン用小麦粉300g
  • アクティブドライイースト6g
  • グラニュー糖6g
  • 細粒塩5g
  • ぬるま湯175mL(イーストの包装に記載された温度)
  • くせのない植物油15mL、手と作業台用に少量

チーズとキビのフィリング

  • 乾燥イメレティ・チーズ450g(低温殺菌乳製、細かくほぐすか粗くすりおろす。使うまで冷蔵)
  • 殻を除いたキビ(petvi)75g
  • キビをゆでる水225mL(余分は捨てる)
  • ブルーフェヌグリークパウダー1g(任意)
作り方

作り方

  1. キビをゆでて冷ます。 キビを洗い、鍋に225mLの水とともに入れる。沸騰したらふたをして弱火で15〜20分、柔らかくなるまでゆでる。粒が柔らかくなる前に水がなくなりそうなら、少量の水を足す。水をよく切って皿かバットに広げ、生地を作る間に冷ます。

  2. 生地を混ぜてこねる。 大きなボウルに小麦粉、イースト、砂糖、塩5gを入れて混ぜる。ぬるま湯175mLと油を加え、粉気がなくなるまで混ぜる。薄く油を塗った台の上で8〜10分こね、なめらかで弾力が出るまでこねる。ボウルに戻して清潔なふきんをかけ、暖かく風の当たらない場所で約60分、体積が2倍になるまで発酵させる。

  3. フィリングを作り、オーブンを温める。 冷たいチーズを細かくほぐすか粗くすりおろす。冷まして水をよく切ったキビと混ぜ、使う場合はブルーフェヌグリークも加える。チーズの塩分は製品によって異なるため、まず塩を足さない。オーブンを220°Cに予熱し、天板にオーブンシートを敷く。生地とフィリングをそれぞれ2等分する。

  4. 具を包んで形を整える。 薄く油を塗った台の上で、生地の一片を直径約22cmの円形に広げる。フィリングの半量を中央に置く。生地の縁を中央に集めて、しっかりつまんで閉じる。合わせ目を下にして返し、直径約18〜20cmになるようにやさしく押し広げる。中央に小さな穴を開ける。残りも同様に作る。

  5. 焼き色がつくまで焼く。 パン同士に間隔をあけて天板に並べる。20〜25分焼き、焼き色にむらがあれば途中で天板の向きを変える。表面が均一なきつね色になり、チーズが溶けたら焼き上がり。表面が早く色づきすぎる場合は、アルミホイルをふんわりかぶせて焼き続ける。

  6. 休ませて、提供し、保存する。 15分休ませてから、それぞれ半分に切る。温かいうちに提供する。残りは浅い容器に移し、2時間以内に冷蔵庫(4°C以下)へ入れる。3〜4日以内に食べ、温め直すときは中心を74°Cまで加熱する。

うまく仕上げるコツ

うまく仕上げるコツ

  • キビが柔らかくなるまでゆで、よく水を切って冷ましてからチーズに混ぜる。
  • 生地を発酵させている間、チーズは冷蔵庫に入れておく。冷たいフィリングは生地で包みやすい。
  • 生地の合わせ目をしっかり閉じ、中央の小さな穴はふさがず、蒸気が抜けるようにする。
用具

用具

大きなボウル、キッチンスケール、計量カップ、ふた付きの小鍋、目の細かいざる、清潔なふきん、めん棒、オーブンシートを敷いた天板、残りを温め直すための即読式食品温度計。

実用的なアドバイス

実用的なアドバイス

チーズを選ぶ。 乾燥イメレティ・チーズがフィリングに地域らしい風味を与えます。手に入らない場合は、水分の少ないモッツァレラ300gと、やさしい味のフレッシュチーズ150gを混ぜます。水分が多ければ、先に水を切ります。これは実用的な代替で、伝統的なチーズの配合ではありません。塩分と水分量も変わるため、塩を加える前に味を確認します。

キビを扱う。 殻を除いたキビは、Petvraaliに使われるpetviに近い穀物です。ゆでる前に洗い、ゆでた後は十分に水を切ります。水分が残るとフィリングがゆるくなります。チーズが温まらないよう、混ぜる前にキビを冷まします。

保存と温め直し。 残りは浅い容器に入れて2時間以内に冷蔵し、4°C以下で保存します。3〜4日以内に食べます。180°Cのオーブンで全体が熱くなり、中心が74°Cに達するまで温め直します。電子レンジは早いものの、皮が柔らかくなります。

1人分の栄養情報

1人分の推定栄養価

  • 1人分:Petvraali半個
  • カロリー:約720kcal
  • 炭水化物:約72g
  • たんぱく質:約37g
  • 脂質:約30g
  • 食物繊維:約3g
  • ナトリウム:約1,050mg

レシピの4分の1量の推定値です。乾燥イメレティ・チーズの成分値の目安として全乳モッツァレラを使って計算しています。チーズは製造元によって水分、脂肪、塩分が異なります。代替チーズの組み合わせは計算に含めていません。

アレルゲンと食品安全

アレルゲンと食品安全

小麦(グルテン)と乳を含みます。市販の低温殺菌乳製チーズを使い、フィリングに使うまで冷蔵し、包装に記載された保存方法に従います。小麦粉、チーズ、香辛料の表示でアレルゲンと交差接触を確認します。キビ自体にグルテンは含まれませんが、交差接触の可能性があります。このパンには小麦が含まれます。残りは2時間以内に4°C以下で冷蔵し、3〜4日以内に食べ、温め直すときは74°Cまで加熱します。

できあがりの目安

できあがりの目安

  • 成形前に生地の体積が2倍になっている。
  • 表面は均一なきつね色で、合わせ目は閉じ、中央の穴は開いている。
  • チーズが溶け、柔らかく水切りされたキビの粒を包んでいる。
仕上がり

仕上がり

  • 乾燥グルジア産チーズと柔らかなキビを、ふんわりした発酵生地で包んだ丸いパン2個。
  • キビをよく水切りして冷まし、生地の合わせ目を閉じることで、チーズが溶けても形を保ちやすくなる。