コロンビアの代表料理

Arroz atollado con jaibas(コロンビア風カニとココナッツのしっとりご飯)

カニ、コロンビア風レフリート、ココナッツミルクで作るグアピのしっとりしたアトジャードご飯。

コロンビアの代表料理
共有
アボカドとライムを背景にした、カニとココナッツ、レフリートのご飯。
地域 コロンビア太平洋岸、カウカ県グアピ
料理の種類 カニ、ココナッツ、レフリート入りのしっとりした主食
分量 主菜として8人分
準備時間 20分
作業時間 約30分
概要

Arroz atollado con jaibas(コロンビア風カニとココナッツのしっとりご飯)

コロンビア太平洋岸グアピの、カニ肉とコロンビアの香味ベース「レフリート」、ココナッツミルクを使った一皿です。

Arroz atollado con jaibas は、コロンビア太平洋岸のカウカ県グアピに伝わる料理です。atollado は、粒が乾いてほぐれたご飯ではなく、水分を含んでまとまった状態を表します。カニ、レフリート、濃厚なココナッツミルクが、うま味と香りを加えます。コロンビアの料理資料には殻付きのカニを使う例もありますが、この家庭向けの作り方では、分量が明確でご飯と一緒に加熱しやすい加熱済みのむき身を使います。

作り方は地域のアトジャードの基本に沿っています。レフリートを温めて米にからめ、だしまたは水で煮て、米に十分水分が残っているうちにカニとココナッツミルクを加えます。米の種類や鍋の幅によって水分の吸い方が異なるため、熱湯を少し用意しておきましょう。できあがりはスプーンからやわらかく落ちるほどしっとりさせ、乾いたピラフのように形が残る状態にはしません。

信頼できる鮮魚店でパスチャライズ済みの加熱カニ肉を購入し、冷蔵して表示に従ってください。レフリートやだしには塩分が含まれることがあるので、味見をしてから塩を加えます。清潔な食品用温度計で中心温度を測り、全体が湯気立つほど熱く、74°C以上であることを確認します。少し休ませたら、アボカド、ライム、パタコネスを好みで添えてすぐにどうぞ。

材料

材料

米とカニ

  • 700 g パスチャライズ済み加熱むきカニ肉(使うまで冷蔵)
  • 360 g 白米(洗って水がほぼ透明になるまで流し、水気を切る)
  • 1.4 L 熱湯または低ナトリウムの魚介だし
  • 240 ml 無糖の濃厚ココナッツミルク(混ぜるか振っておく)
  • 240 ml コロンビア風レフリート(塩分を確認)
  • 15 ml くせのない油、またはアチョーテ風味の油
  • 0 g 細塩(最初は加えず、味見後に調整)
  • 1 g 黒こしょう(好みで調整)
  • 8 g シラントロ・シマロンまたは香菜(細かく刻む)

添え物(任意)

  • アボカド
  • ライム(くし形切り)
  • パタコネス(青バナナの揚げ物)
作り方

作り方

作り方

  1. 米とカニを準備する カニ肉は冷蔵し、包装の取り扱い表示に従います。目の細かいざるで米を洗い、水がほぼ透明になったら十分に水を切ります。水またはだし、ココナッツミルクを先に計量します。カニと包装をそのまま食べる食品から離し、包装を扱った後は手を洗って作業台を清潔にします。

  2. レフリートを温める 幅広く厚手の鍋に油を入れ、中火で温めます。レフリートを加え、熱くなって香りが立つまで2–3分混ぜます。鍋底に焦げ付かせないようにしてください。レフリートに油が多く含まれている場合は、鍋を薄くぬらす程度の油で十分です。

  3. 米に香味をからめる 水を切った米を加え、レフリートと油が全体に行き渡るよう約2分混ぜます。中火を保ち、米に光沢が出る程度にして、色づかせないようにします。この短い工程で、たっぷりの液体でも米が均一に煮えやすくなります。

  4. 液体で米を煮る 1.4 L の熱湯または低ナトリウムのだしを注ぎます。沸騰したら中火にし、ふたをせず約20分煮ます。時々混ぜ、鍋底をそっとこすって米が付かないようにします。米がやわらかくなっても、鍋の中には十分な水分が残る状態にします。米がまだ硬いのに液体が少なくなったら、熱湯を少しずつ加えます。

  5. カニとココナッツミルクを加える ココナッツミルクと加熱済みのカニを混ぜ入れます。ふたをして弱火で8–10分加熱し、途中で1–2回そっと混ぜて米を均一に火入れし、カニを全体まで温めます。焦げないよう静かな煮立ちを保ちます。ご飯はクリーミーでしっとりし、カニが全体に行き渡ります。

  6. 温度と味を確認する 清潔な食品用温度計を米とカニの混合物の中心に差し、少なくとも74°Cで、全体が湯気立つことを確かめます。レフリート、だし、カニに塩分がある場合があるため、塩を足す前に味見します。黒こしょうと刻んだ香菜を加え、やさしく混ぜます。固くなりすぎた場合は、熱湯を少量加えてゆるめます。

  7. 少し休ませて盛り付ける 火を止めて3分休ませます。もう一度そっと混ぜ、スプーンですくえるしっとりした状態のうちに盛り付けます。好みでアボカド、ライム、パタコネスを別添えにします。これらは栄養計算には含まれていません。

実用情報

実用情報

1人分の栄養目安

この概算は、記載したカニ、米、ココナッツミルク、レフリート、油の一般的な栄養成分値を用い、8人分に分けて丸めています。カニの種類や製品、だしの塩分、レフリートの材料、ココナッツミルクの濃さで数値は変わります。実験室での分析値ではありません。製品の栄養表示があればそちらを参考にしてください。

実用的なアドバイス

しっとり感を保つ: アトジャードの米は、火を止めた後も液体を吸います。食卓に出す前に固くなったら、熱湯を少しずつ混ぜ、スプーンからやわらかく落ちる状態に戻します。煮汁を捨てたり、米を広げて乾かしたりしないでください。 カニを選び、塩加減を調整する: 正規の鮮魚店で加熱・パスチャライズ済みのむき身を購入し、種類、保存方法、期限を表示で確認します。野生のカニを採ったり、種類の不明なものを使ったりするレシピではありません。レフリートやだしの塩分は製品ごとに違うため、最初は塩を加えず、完成後に味を調整します。 アレルゲンと代用: カニは甲殻類で、この料理にはココナッツも含まれます。カニ、ココナッツミルク、だし、レフリートの表示で交差接触情報を確認してください。シラントロ・シマロンは地域特有の香りがあり、手に入らない場合は普通の香菜が実用的な代用になります。塩分の強いだしは水に替えてください。

仕上げのポイント

残りは浅い容器に入れ、2時間以内(室温が32°Cを超える場合は1時間以内)に冷蔵し、3–4日以内に食べます。全体が湯気立ち、中心が少なくとも74°Cになるまで再加熱します。固くなっていたら水を少し加えてください。 覚えておくこと 1: 加熱済みのカニは冷蔵し、カニご飯全体を74°Cまで再加熱します。 覚えておくこと 2: しっとりしたうちに盛り、塩を足す前に味見します。

1人分の栄養目安

1人分の栄養目安

  • 分量の基準: 8人分の1人分。任意のアボカド、ライム、パタコネスは除く
  • エネルギー: 350 kcal
  • 炭水化物: 45 g
  • たんぱく質: 23 g
  • 脂質: 9 g
  • 食物繊維: 1 g
  • ナトリウム: 700 mg