ポーランドの代表料理

Pierogi z Wargowa:ヴァルゴヴォ風じゃがいもとフレッシュチーズのピエロギ

Pierogi z Wargowaは、ヴィエルコポルスカ地方のヴァルゴヴォで受け継がれてきたピエロギの呼び名です。オボルニキ近郊のこの地域では複数の具が作られ、決まった一種類だけが伝統というわけではありません。ここでは、じゃがいも、フレッシュチーズ、玉ねぎを薄くやわらかな皮で包む、塩味の「ルスキ」風を紹介します。

ポーランドの代表料理
共有
ワルゴヴォ風の三角ピエロギ。じゃがいもとフレッシュチーズの具に、ベーコン、玉ねぎ、パセリを添えています。
でき上がり 8人分、1人5個
1人分の目安 ピエロギ5個とベーコン・玉ねぎの付け合わせの8分の1、調理後約185 g
準備時間 30分
加熱時間 45分
レシピの概要

Pierogi z Wargowa:ヴァルゴヴォ風じゃがいもとフレッシュチーズのピエロギ

Pierogi z Wargowaは、ヴィエルコポルスカ地方のヴァルゴヴォで受け継がれてきたピエロギの呼び名です。オボルニキ近郊のこの地域では複数の具が作られ、決まった一種類だけが伝統というわけではありません。ここでは、じゃがいも、フレッシュチーズ、玉ねぎを薄くやわらかな皮で包む、塩味の「ルスキ」風を紹介します。

ポーランド農業省の伝統産品登録では、明るい色の繊細な皮を小さな三角形または長方形に包み、一般に長さ5〜7 cm、幅3〜5 cmに仕上げると説明されています。塩味の具には肉、ザワークラウトときのこ、じゃがいもとチーズがあり、甘いチーズや果物の種類もあります。現在の地域の皮は小麦粉と水だけで作られ、具や付け合わせは各家庭のレシピによって異なります。

この分量で三角形のピエロギが40個できます。1人5個を目安に、焼き色を付けたベーコンと玉ねぎ、刻みパセリを添えてください。具はヴィエルコポルスカ地方の歴史的なじゃがいもとチーズのレシピを参考にし、皮と塩味の付け合わせは現地の説明に沿っています。ヴァルゴヴォの他の具は別の種類のため、ここには加えていません。

うまく作るコツ

うまく作るコツ

  • 水分の少ないフレッシュチーズを使います。水っぽい場合は水切りし、具を固めに保ちます。
  • じゃがいもは中まで完全にやわらかくなるまでゆで、つぶす前によく水気を切ります。
  • 包む前に具を浅い容器に広げて冷まします。熱い具は皮をやわらかくし、閉じにくくします。
  • ぬるま湯は小麦粉に少しずつ加えます。生地がなめらかでしっかりし、手に付かなくなったら止めます。粉によって吸水量は異なります。
  • 作業中は生地と切り分けた皮を覆い、乾燥を防ぎます。
  • 縁を閉じる前に中の空気を抜くと、ゆでている間に破れにくくなります。
  • 何回かに分けてゆで、底に付かないよう一度やさしく混ぜます。
材料

材料

小麦粉と水の生地

  • 薄力〜中力の小麦粉 400 g
  • ぬるま湯 約210 ml(少しずつ加える)

じゃがいもとフレッシュチーズの具

  • 粉質のじゃがいも 700 g(皮をむいて切る。ゆでた後は約600 g)
  • フレッシュチーズ(ポーランドのトファルクまたは水切りした農家風チーズ)150 g
  • 黄玉ねぎ 100 g(細かいみじん切り)
  • バター 30 g
  • 細塩 5 g
  • 粗びき黒こしょう 1 g

ゆで湯

  • 水 4 L
  • 細塩 10 g

ベーコンと玉ねぎの付け合わせ

  • 燻製ベーコン 120 g(さいの目切り)
  • 黄玉ねぎ 100 g(細かいみじん切り)
  • イタリアンパセリ 10 g(細かく刻む)
作り方

作り方

作り方

  1. じゃがいもをゆでる。じゃがいも700 gの皮をむき、2〜3 cmの大きさにそろえて切ります。4 L鍋に入れ、冷水を約3 cm上まで注ぎます。沸騰させたら弱火で15〜20分ゆで、フォークがすっと通るやわらかさにします。水をしっかり切り、なめらかにつぶします。

  2. 具を作って冷ます。じゃがいもをゆでている間に、フライパンでバター30 gを中弱火で溶かします。具用の玉ねぎ100 gを加え、焦がさずにやわらかく透き通るまで6〜8分炒めます。熱いつぶしたじゃがいも、ほぐしたフレッシュチーズ150 g、塩5 g、こしょう1 gと混ぜます。浅い容器に広げてすばやく冷まします。2時間以上置く場合は、4 °C以下で冷蔵します。

  3. 生地をこねて休ませる。大きなボウルに小麦粉400 gを入れます。ぬるま湯約210 mlを混ぜながら少しずつ加え、生地がしっかりとなめらかになり、手に付かなくなったら止めます。粉によって必要量は多少変わります。均一で弾力が出るまで6〜8分こねます。覆って20分休ませます。

  4. 付け合わせを作る。さいの目のベーコン120 gを冷たいフライパンに入れ、中弱火にかけます。脂が出て軽く色づくまで8〜10分炒めます。付け合わせ用の玉ねぎ100 gを加え、やわらかくきつね色になるまで5〜7分炒めます。温かく保ち、パセリは盛り付ける直前に混ぜます。

  5. 生地をのばして切る。生地を4等分し、使わない分は覆っておきます。1つを軽く打ち粉した台で厚さ約1 mmにのばします。7 cm角に切り、端切れは一度だけまとめてのばし直します。切った皮は乾かないよう覆います。

  6. 具を包んで閉じる。各皮の中央に冷たい具を約20〜22 g置きます。対角の角を合わせて三角形に折ります。中の空気を抜き、指で縁をしっかり押さえて閉じます。縁が乾いていたら少量の水で湿らせます。軽く打ち粉したトレーに並べ、合計40個作ります。

  7. 数回に分けてゆでる。幅広の6 L鍋に水4 Lと塩10 gを入れて沸騰させます。1回に10個ずつ入れ、くっつかないよう一度やさしく混ぜます。浮き上がり、湯が再び静かに沸いたらさらに3分ゆでます。1個を切り、具が熱く、皮に生っぽさがなくやわらかいことを確認します。穴あきお玉で取り出して温かく保ち、残りも同様にゆでます。

  8. 盛り付ける。1人5個ずつ熱いうちに盛り、ベーコンと玉ねぎの付け合わせを均等にのせてパセリを散らします。この付け合わせは分量と栄養推定に含まれています。

盛り付け、保存、温め直し

実用情報

盛り付け、保存、温め直し

ゆで上がったピエロギは熱いうちに盛り付けます。やわらかな皮とじゃがいも・フレッシュチーズの具に、ベーコンと玉ねぎの香ばしい塩味が合います。残りの鍋をゆでる間、でき上がった分は覆って温かく保ちます。

盛り付け、保存、温め直し

残りは浅い容器に入れて冷まし、2時間以内に冷蔵します。4 °C以下で保存し、3〜4日以内に食べきります。必要な分だけ、静かに沸く湯か蓋をした蒸気で温め、中心まで74 °Cにします。調理済みのじゃがいも、具、ピエロギを室温に2時間以上置かないでください。

盛り付け、保存、温め直し

前もって作る場合は、同じ日の早い時間に具を準備し、浅い容器で急冷して4 °C以下で冷蔵します。具を冷ます間に生地を休ませられます。包みやすくするには、ゆでる少し前に具を包んで縁を閉じます。残った生地と成形済みのピエロギは乾かないよう覆います。

栄養とアレルゲン

栄養とアレルゲン

  • エネルギー約390 kcal(1人分)
  • たんぱく質約15 g
  • 脂質約11 g
  • 炭水化物約56 g
  • 食物繊維約3 g
  • ナトリウム約590 mg
  • 推定基準小麦粉、ゆでたじゃがいも、フレッシュチーズ、玉ねぎ、バター、ベーコン、パセリ、具の塩の8分の1。ゆで湯の塩の大部分は含まず、実際の値はチーズやベーコンの製品によって異なります。

小麦(グルテン)と乳を含みます。チーズとベーコンの表示で、追加原材料や交差接触の注意を確認してください。フレッシュチーズと作った具は使うまで4 °C以下で冷蔵します。じゃがいもは皮をむく前に洗い、清潔な器具を使い、すぐ食べる食品と生の食材を分けます。残りは早めに冷蔵し、全体を74 °Cまで温め直します。