コロンビアの代表料理

Empanadas de añejo

牛肉、ひよこ豆、卵を包んだパスト風のañejo揚げパイ。熱々をコロンビアのajíと一緒にどうぞ。

コロンビアの代表料理
共有
Empanadas de añejo
地域 コロンビア、ナリーニョ県、特にパスト
種類 発酵とうもろこし生地の揚げエンパナーダ
準備時間 50分
加熱時間 約1時間20分
合計時間 冷却を含め約2時間35分
概要

Empanadas de añejo

Pasto風 empanadas de añejo:発酵とうもろこし生地の牛肉・ひよこ豆・卵入り揚げパイ

Empanadas de añejoは、コロンビア南部アンデスのナリーニョ県で親しまれる、香ばしい揚げ料理です。特徴は、発酵させた黄色いとうもろこしから作り、加熱したañejo生地。薄くのばして具を包み、半月形に閉じ、表面がこんがりと色づくまで揚げます。発酵や加熱の方法は作り手によって異なり、数日かかるため、この家庭向けレシピでは信頼できる店で購入した、すぐ使える冷蔵のmasa de añejoを使います。家庭での家庭で発酵させる工程は行いません。

ナリーニョには複数の具の作り方が記録されています。牛肉にじゃがいもと玉ねぎの煮込みを合わせるものもあれば、米、豚肉、グリーンピース、チーズ、卵を使うものもあります。このレシピは、やわらかく煮て刻んだ牛肉、ひよこ豆、固ゆで卵、青ねぎ、パセリを合わせる記録に基づきます。具は風味豊かでまとまりがあり、揚げている間に生地を破らない程度に水分を抑えます。ajíやcurtidoを添え、揚げたてをどうぞ。

生地の硬さは製造方法や保存状態で変わります。押したときにまとまるまでこね、まず1個だけ試しに成形します。油温は170°C〜180°Cに保ちましょう。低すぎると生地が油を吸い、高すぎると中がサクッとする前に表面だけ色づきます。温度計を使い、少量ずつ揚げると仕上がりが安定します。

材料

材料

Añejo生地

  • 500 g 冷蔵の調理済みmasa de añejo(信頼できる生産者のもの)
  • 8 g やわらかくしたラード
  • 2 g 細塩
  • 水 5 mlずつ(生地が乾いている場合のみ)

牛肉、ひよこ豆、卵の具

  • 250 g 余分な脂を除いた牛肩肉
  • 牛肉を煮る水 750 ml
  • 60 g ゆでて水を切ったひよこ豆
  • 大きめの卵 2個
  • 青ねぎ 1本(細かく刻む)
  • 生パセリ 8 g(細かく刻む)
  • ラード 7 g
  • 細塩 3 g
  • 黒こしょう 1 g
  • 取り分けた牛肉の煮汁 60 ml(必要に応じて)

揚げ油

  • くせのない油 800 ml、または鍋に深さ5 cmになる量
作り方

作り方

作り方

  1. 牛肉と卵を加熱する 鍋に牛肉と水750 mlを入れ、静かに沸かします。必要ならアクを取り、ふたを少しずらして弱火で煮ます。フォークがすっと通るまで約60〜75分が目安です。牛肉を清潔な皿に移し、煮汁を60 ml取り分けます。卵は沸騰した湯で10分ゆで、冷水で冷まして殻をむき、細かく刻みます。加熱済み食材は生の食材から離しておきます。

  2. まとまりのある具を作る 牛肉を細かく刻みます。フライパンでラード7 gを中火で熱し、青ねぎを加えて約2分しんなりするまで炒めます。牛肉、ひよこ豆、パセリ、塩3 g、こしょうを加えます。取り分けた煮汁を少しずつ加え、具がまとまりながらも水っぽくならない状態にします。卵を混ぜ、味を確認して浅い皿に広げ、冷まします。2時間以上置く場合は冷蔵してください。

  3. 生地をやわらかくする 成形する直前までmasa de añejoを冷蔵しておきます。ラード8 gと塩2 gを加えて、なめらかで扱いやすくなるまでこねます。押したときに縁が割れるなら、水を5 mlずつ加えます。乾燥しないよう、清潔で湿らせた布をボウルにかけます。

  4. 分けて薄くのばす 生地を10等分して丸めます。1個を食品用フィルム二枚の間、または少し湿らせたバナナの葉の上に置きます。直径約12 cmの薄い円形に押し広げます。具が生地を突き破らないよう、中心は縁よりわずかに厚くします。

  5. 具を包んで閉じる 冷ました具を各生地の中央に約35 g置き、周囲に縁を残します。半月形に折り、具の周りを押して空気を抜き、縁をしっかり閉じます。生地がくっつく場合はフィルムを使って折りましょう。成形したものは、残りを包む間、清潔な布をかけておきます。

  6. カリッと揚げる 深く厚手の鍋に油800 mlを入れ、深さを少なくとも5 cm確保して175°Cまで熱します。油温を170°C〜180°Cに保てるよう、2〜3個ずつ揚げます。途中で一度返し、全体で約3〜4分、均一なきつね色でカリッとするまで加熱します。揚げる合間に火加減を調整します。熱い油から目を離さず、水を近づけないでください。

  7. 油を切って盛りつける 網またはキッチンペーパーに取り、少しの間油を切ります。ajíまたはcurtidoと一緒に熱いうちに出します。少し待たせる場合は、温めたオーブンの網にのせ、覆わずに置くと蒸気で皮がやわらかくなりにくいです。残りは2時間以内に冷蔵し、再加熱は中心まで熱くなるよう74°Cにします。

実用情報

実用情報

añejo生地の特徴

Añejoは一般的なとうもろこし生地とは異なります。地域の資料では、黄色いとうもろこしやmorochoを発酵させ、挽いてから加熱し、やわらかな生地にすると説明されています。発酵期間や家庭ごとの手順は一定ではありません。家庭で安全に作りやすくするため、加熱済みの冷蔵masa de añejoを購入し、販売元の保存方法に従ってください。一般的なとうもろこし粉やarepa用生地で形を作ることはできますが、風味と食感は変わります。

ナリーニョで記録された具

具はじっくり煮た牛肉に、ひよこ豆と固ゆで卵を合わせます。青ねぎとパセリで香りをつけ、肉の煮汁を少量加えてまとめます。包む前に十分冷ましましょう。温かい具は生地をやわらかくし、縁を閉じにくくします。細かく刻み、水分を控えめにすると包みやすくなります。

道具

牛肉と卵を加熱する厚手の鍋 フライパンと耐熱のへら 生地をのばす食品用フィルムまたはバナナの葉 必要に応じて麺棒または平らな皿 深く厚手の鍋と揚げ油用温度計 油切り用の網またはキッチンペーパー 網じゃくし

実用的なアドバイス

Masa de añejoの選び方と保存 añejoと明記された生地を選び、加熱済みでそのまま使えるか確認します。冷蔵管理が確かな生産者や店から購入し、4°C以下で保存して表示期限内に使います。生地や包んだ具を長く室温に置かないでください。成形に2時間以上かかる場合は、待機中の分を冷蔵庫に戻します。 具を漏らさないコツ 具を細かく刻み、しっかり冷まし、分量をそろえます。水っぽい具は生地を弱くし、油の中に流れ出ることがあります。折った生地から空気を抜き、縁を強く押して閉じます。試しに揚げた1個が開いた場合は具を減らし、生地が乾燥して割れやすくなっていないか確かめます。 揚げ油の管理 油の上に十分な余裕がある深く厚手の鍋を使い、泡があふれないようにします。温度計で170°C〜180°Cを保ち、少量ずつ揚げます。油温が大きく下がったら回復を待って次を入れます。網で油を切ると、熱いパイを重ねて蒸気を閉じ込めるより皮がカリッと保てます。 食品安全と保存 牛肉は柔らかくなるまで加熱し、卵は固ゆでにし、具は速やかに冷まします。生牛肉に触れた後は手と器具を洗います。熱い油を安定して保ち、濡れた食材を入れないでください。揚げたものは2時間以内に冷蔵し、残りは74°Cまで再加熱します。室温で2時間を超えて置いた傷みやすい具は廃棄してください。 栄養値の目安 数値は10個のうち1個分の概算です。生地、牛肉、ひよこ豆、卵と、揚げる際に吸収される油を控えめに見積もって計算しています。油の吸収量や市販生地の配合で変わるため、実験室で分析した値ではありません。

仕上げのポイント

前日にできること: 具は1日前までに加熱して刻めます。すぐに冷ましてふたをし、冷蔵します。成形には冷えた新しい生地を使います。 盛りつけの提案: 網で油を切ったらすぐに出し、ajíと歯ごたえのよいcurtidoを添えます。

1人分の栄養目安

1人分の栄養目安

  • 1人分: 中サイズ1個
  • エネルギー: 340 kcal
  • 炭水化物: 38 g
  • たんぱく質: 15 g
  • 脂質: 15 g
  • 食物繊維: 5 g
  • ナトリウム: 520 mg