コロンビアの代表料理

カルネ・オレアダ・サンタンデレアナ:サンタンデール風の味付け牛肉

パネラ、クミン、玉ねぎ、にんにくで冷蔵マリネし、熱い鉄板で焼く家庭向けのカルネ・オレアダです。

コロンビアの代表料理
共有
グリル牛肉の薄切りとトウモロコシのアレパ、ユカ、別添えのトマト玉ねぎサラダを盛った大皿。
地域 コロンビア、アンデス地方のサンタンデール
料理の種類 味付け牛肉。伝統的には乾燥後に焼く
手を動かす時間 約20分
加熱時間 約16分
合計時間 冷蔵マリネを含め約4時間36分
概要

カルネ・オレアダ・サンタンデレアナ:サンタンデール風の味付け牛肉

パネラ、クミン、玉ねぎ、にんにくで冷蔵マリネし、鉄板で香ばしく焼く

カルネ・オレアダはコロンビアのサンタンデール地方の牛肉料理です。伝統的には味を付けた肉を広げたり吊るしたりして、日差しと風で乾かしてから焼きます。コロンビア文化省の地域レシピには牛肉、塩、炒ったクミン、パネラ、玉ねぎ、にんにくが使われ、部位はいくつか選べます。この家庭向けレシピは同じ味付けと鉄板焼きを生かし、屋外での乾燥を冷蔵庫でのマリネに置き換えます。マリネ後はすぐに加熱し、常温保存できる肉にはなりません。

脂肪が少なく柔らかい flank steak、cadera またはサーロインを選び、幅広く均一な厚さに切ります。玉ねぎ、にんにく、パネラ、クミンのペーストが肉にまとわり、甘じょっぱい香ばしい焼き色を作ります。パネラは焦げやすいので、鉄板は十分に熱くしつつ煙が出る前に火加減を整え、肉は一度だけ返します。

サンタンデール風アレパ、ユカまたはトマトと玉ねぎのサラダを添えてください。付け合わせは家庭によって異なるため、材料と栄養の計算には含めていません。生肉は冷蔵し、使用後のマリネは捨て、温度計で中心を測ります。表面の色だけでは安全な温度に達したか判断できません。

材料

材料

材料

  • 赤身の牛肉800 g(flank steak、cadera またはサーロイン)、厚さ1~1.5 cmの均一な4枚に切る
  • 白または赤玉ねぎ120 g、粗く刻む
  • にんにく8 g、皮をむく
  • パネラ25 g、細かく削る
  • 細かい塩8 g
  • 炒って粉にしたクミン2 g
  • 水30 ml(調味料をミキサーにかける用)
  • 鉄板用の中性油15 ml
作り方

作り方

作り方

  1. 牛肉を均一な厚さに切る 表面の厚い筋を取り除き、繊維を断つ向きに厚さ1~1.5 cmの幅広い肉片を4枚切ります。大きさをそろえると火の通りが均一になります。紙で表面の水気を取り、食品に反応しにくい清潔な容器に入れます。

  2. 調味料を混ぜる 玉ねぎ、にんにく、パネラ、塩、クミン、水を粗いペースト状にします。牛肉の両面に塗り、容器にふたをして4~12時間冷蔵します。生肉を室温で乾かさないでください。

  3. 鉄板を温める 鉄板を温める間も牛肉はふたをして冷蔵庫に置きます。厚手の鉄板かグリルパンを中強火で熱し、中性油を薄く塗ります。肉を置くと音がする程度まで熱しますが、煙は出さないでください。パネラが焦げやすいためです。

  4. 片面を焼く 肉をマリネ液から取り出し、余分なペーストを容器へ落として、使用済みのマリネ液は捨てます。鉄板に肉を詰めずに並べます。約2~4分焼き、裏面に焼き色が付き、トングで軽く動かすと離れるまで火を通します。

  5. 返して焼き上げる 肉を一度だけ返し、反対側をさらに約2~4分焼きます。清潔な即読温度計を肉片の最も厚い部分へ横から差し込みます。62.8°Cに達したら取り出し、少なくとも3分休ませます。温度が足りなければ焼き続けてから測り直してください。

  6. 休ませて切る 清潔な皿に移し、ふんわり覆って少なくとも3分休ませます。繊維を断つ向きに薄く切ります。温度を測った後は、温度計の先端を熱い石けん水で洗います。

  7. 熱いうちに盛り付ける 温めた皿に肉を並べ、休ませた皿に出た清潔な肉汁をかけます。好みでサンタンデール風アレパ、ゆでたユカ、トマトと玉ねぎのサラダを添えます。

実用情報

実用情報

1人分の栄養目安

赤身の生牛肉、記載量のパネラと塩、鉄板用油の一部をもとにした概算です。肉の脂や筋の取り方、調味料の付着量、加熱による水分減少で変わり、少なくとも20%ほど差が出ることがあります。アレパ、ユカ、サラダは含みません。

実用的なアドバイス

家庭向けの違いを理解する。 サンタンデールの伝統資料には、日差しと風で肉を乾かす方法が記されています。この家庭版は冷蔵マリネの後すぐに加熱するため、保存肉や常温保存できる製品にはなりません。 柔らかい部位を選ぶ。 flank steak、cadera、サーロインはいずれも幅広く切れます。厚さをそろえるのが難しければ、肉屋に頼んでください。 冷蔵庫でマリネする。 ふたをした容器を4°C以下に保ち、4~12時間漬けます。室温で長く置くと有害な細菌が増えるおそれがあります。 パネラの焦げに注意する。 自然な糖分が早くカラメル化します。鉄板から煙が出たり、肉の中心に火が通る前に調味料が黒くなったりしたら、火を少し弱めて中温のオーブンで仕上げます。 数回に分けて焼く。 肉片の間にすき間を作り、蒸さずに焼き色を付けます。鉄板が乾いて見えたら、次の分を焼く前に薄く油を塗ります。 温度で火の通りを測る。 牛肉のステーキは中心62.8°Cに達した後、少なくとも3分休ませます。温度計は最も厚い部分に横から差し込みます。薄切り肉は上から測りにくいので注意してください。 生肉と調理済み食品を分ける。 焼いた肉には清潔な皿とトングを使います。生肉に触れたマリネ液は捨て、仕上がった肉に塗らないでください。 繊維を断つように切る。 長い筋繊維を見つけ、それを横切る方向に薄く切ります。繊維が短くなり、 flank steak が噛みやすくなります。 残りは早く冷蔵する。 浅いふた付き容器に入れ、2時間以内に冷蔵し、3~4日以内に食べ切ります。熱々になるまで温め直します。再加熱後は肉が少し締まります。 サンタンデール風の皿にする。 サンタンデール風アレパやユカがよく添えられます。別皿に盛り、新鮮なサラダを加えると味にメリハリが出ます。

アレルゲンと食事について

分量を示した材料に主要アレルゲンは含まれていません。包装されたパネラやクミンの表示を確認してください。市販のカルネ・オレアダには別の材料が入る場合があるため、保存と加熱の表示に従ってください。

仕上げのポイント

香ばしく焼くには: 厚みをそろえ、鉄板から煙が出ない温度に保ち、肉は一度だけ返します。温度計で仕上がりを判断します。 サンタンデール風に出すには: 牛肉は熱いうちにアレパやユカと出し、新鮮な付け合わせは別に添えます。

1人分の栄養目安

1人分の栄養目安

  • 1人分: 4人分の1人分、付け合わせを除く
  • エネルギー: 約365 kcal
  • 炭水化物: 約8 g
  • たんぱく質: 約44 g
  • 脂質: 約18 g
  • 食物繊維: 約0 g
  • ナトリウム: 約800 mg