ポーランドの代表料理

Wygnaniaki(そばの実とじゃがいものピエロギ)

概要: ヴィグナンカに伝わる半月形のピエロギ。そばの実、じゃがいも、豚バラ肉、玉ねぎの具を包み、溶かした豚脂とカリカリの脂身を添えます。

ポーランドの代表料理
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食卓に並べた「Wygnaniaki(そばの実とじゃがいものピエロギ)」を広く写した構図。
できあがり 6人分、約48個
1人分 約8個。豚脂とカリカリにした脂身を少量添える
準備時間 60分
加熱時間 45分
レシピ概要

Wygnaniaki(そばの実とじゃがいものピエロギ)

概要: ヴィグナンカに伝わる半月形のピエロギ。そばの実、じゃがいも、豚バラ肉、玉ねぎの具を包み、溶かした豚脂とカリカリの脂身を添えます。

Wygnaniaki(ヴィグナニャキ)は、ポーランドのルブリン地方にあるヴィグナンカに結び付いた郷土のピエロギです。そばの実と粗くおろしたじゃがいもに豚バラ肉と玉ねぎを合わせ、弾力のある小麦生地で包みます。ゆで上がりは淡いクリーム色の皮に灰褐色の具が入り、温めた豚脂とカリカリにした脂身を添えるのが、このレシピの盛り付けです。

この分量で約48個でき、6人分、1人8個が目安です。ポーランド農業省の説明では、できあがりの大きさは長さ約7 cm、幅3.5〜4 cm、厚さ約2 cmです。貧しい未亡人が限られた材料を合わせたという起源話も紹介されていますが、これは地域に伝わる伝説で、確証された歴史ではありません。別に紹介されている肉を使わない作り方は、豚肉と豚脂を省き、マジョラムを加える異なるバリエーションです。

そばの実をやわらかく煮てから、おろしたじゃがいもを豚バラ肉と玉ねぎと炒め、じゃがいもに完全に火を通して余分な水分を飛ばします。具を冷ましてから包むと、生地をしっかり閉じやすくなります。熱湯でこねた生地は30分休ませると、なめらかになり伸ばしやすくなります。

生の豚バラ肉はそのまま食べる食品と分けて扱い、触れた後は手、器具、まな板を洗います。玉ねぎとじゃがいもを加える前に、豚肉に完全に火を通します。ゆでたピエロギは2時間以内に冷蔵し、4 °C以下で3〜4日保存してください。残りは中心まで74 °Cに温め直します。

おいしく作るコツ

おいしく作るコツ

  • 風味が穏やかでやわらかく仕上がる、未焙煎のそばの実を使う。
  • そばの実はふたをして煮、水分を吸ったら火を止めて15分蒸らす。
  • おろしたじゃがいもはやわらかくなるまで炒め、余分な水分を飛ばす。
  • 具を冷ましてから包む。温かい具は生地をやわらかくし、閉じ目を弱くする。
  • 生地は厚さ約2 mmに伸ばし、直径8 cmの生地の縁を汚さない。
  • ピエロギは少量ずつゆで、浮いてきたら形を崩さないよう静かにすくう。
材料

材料

生地

  • 小麦粉 500 g
  • 熱湯 250 ml(約85 °C)
  • 塩 5 g

そばの実とじゃがいもの具

  • 未焙煎のそばの実 200 g(洗う)
  • そばの実用の水 400 ml
  • そばの実用の塩 2 g
  • じゃがいも 500 g(皮をむき、粗くおろす)
  • 玉ねぎ 150 g(細かく刻む)
  • 豚バラ肉 150 g(小さな角切り)
  • 具用の塩 6 g(豚肉の塩気が特に強い場合のみ減らす)
  • 粗びき黒こしょう 1 g

豚脂とカリカリの脂身

  • 豚背脂 150 g(小さな角切り)

ゆで湯

  • 水 4 L
  • 塩 24 g(大部分はゆで湯に残る)
作り方

作り方

作り方

  1. そばの実を煮る。洗ったそばの実、水400 ml、塩2 gを容量3 Lのふた付き鍋に入れる。沸騰させて弱火にし、水分が吸収されてやわらかくなるまで約15分煮る。火を止め、ふたをしたまま15分蒸らす。フォークでほぐし、温かい程度まで冷ます。

  2. 生地をこねて休ませる。ボウルに小麦粉と塩5 gを入れて混ぜる。熱湯を注ぎながらスプーンで混ぜる。手で扱える温度になったら、なめらかで弾力が出るまで8〜10分こねる。覆って30分休ませる。

  3. 具を炒める。厚手のフライパンを中火にかけ、豚バラ肉を6〜8分炒めて完全に火を通し、軽く焼き色を付ける。玉ねぎを加えて4〜5分炒める。おろしたじゃがいもを加え、やわらかくなり余分な水分が飛ぶまで10〜12分炒める。ゆでたそばの実、塩6 g、黒こしょうを混ぜる。味を見て必要な場合だけ調整し、包める温度まで冷ます。

  4. 豚脂を溶かす。具を冷ましている間に、小さな厚手の鍋で豚背脂を弱火にかける。時々混ぜながら12〜18分加熱し、脂身がきつね色になり油が澄んだら火を止める。温かく保つ。

  5. 生地を伸ばして切る。休ませた生地を4等分し、使わない分は覆っておく。打ち粉をした台で1つずつ厚さ約2 mmに伸ばし、直径8 cmの丸型で抜く。端の生地はまとめ、1回伸ばし直す。

  6. 具を包む。冷ました具を各円の中央から少しずらして約25 gずつ置き、縁を汚さない。半分に折って半月形にし、中の空気を抜いて縁をしっかりつまみ、ひだを付けて閉じる。できたピエロギは乾かないよう覆い、重ねずに置く。

  7. ゆでて盛り付ける。容量8 Lの大鍋で水4 Lと塩24 gを沸騰させる。ピエロギを詰め込みすぎないよう数回に分けて入れ、1度静かに混ぜる。浮いてきたらさらに2〜3分ゆで、生地がやわらかく具まで熱くなったら穴あきお玉ですくう。水気を切り、豚脂とカリカリの脂身を少量添えて温かいうちに出す。

盛り付け、保存、温め直し

実用情報

盛り付け、保存、温め直し

1人分は8個を目安に盛り、溶けた豚脂を少量かけてカリカリの脂身を添えます。やわらかな具は生地に包まれたままにします。成形の目安は約7 × 3.5〜4 × 2 cmです。

盛り付け、保存、温め直し

前日にそばの実と具を作る場合は、浅い容器に移して速やかに冷まし、冷蔵します。成形したピエロギは、重ならないよう1層に並べて凍らせ、固まってから密閉容器に移せます。解凍せずにゆで、浮いてから中心まで熱くなるよう通常より長く加熱します。

盛り付け、保存、温め直し

ゆでたピエロギは2時間以内に冷蔵し、4 °C以下で3〜4日以内に食べ切ります。温め直すときは静かに沸く湯を使うか、水大さじ1を加えたふた付きのフライパンで加熱し、中心温度が74 °Cに達したことを確認します。脂身の食感を保つため、豚脂とカリカリの脂身は食べる直前まで別にしておきます。

盛り付け、保存、温め直し

肉を使わない形にする場合は、具と植物性の仕上げを別途組み立てます。豚肉と豚脂だけを抜くと、ここで紹介する肉入りの作り方とは異なります。そばの実は具の中心となる材料で、この配合では置き換えません。

栄養成分とアレルゲン

栄養成分とアレルゲン

  • エネルギー約850 kcal/1人分
  • たんぱく質約18 g
  • 脂質約40 g
  • 飽和脂肪酸約15 g
  • 炭水化物約105 g
  • 食物繊維約8 g
  • ナトリウム約1,250 mg

小麦とグルテンを含みます。具と仕上げには豚肉を使います。生の豚肉は即食食品から分け、手と器具を洗い、完全に火を通してください。調理後は2時間以内に冷蔵し、4 °C以下で3〜4日保存し、残りは74 °Cまで再加熱します。