ポーランドの代表料理

ベウジェツ風コイ入りピエロギ

ポーランド語名 Pierogi z farszem z karpia は、ルブリン県ベウジェツの小さな半月形ピエロギです。小麦の皮は淡い色でやわらかく、縁にはひだを寄せます。切ると、詰まったコイの具が灰色に見えます。ポーランド農業・農村開発省は、2020年4月1日にこの料理を伝統産品リストへ登録しました。

ポーランドの代表料理
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食卓に並べた「ベウジェツ風コイ入りピエロギ」を広く写した構図。
できあがり 約48個、6人分
1人分 ピエロギ8個と玉ねぎトッピングの6分の1
準備時間 60分
加熱時間 50分
レシピの概要

ベウジェツ風コイ入りピエロギ

ポーランド語名 Pierogi z farszem z karpia は、ルブリン県ベウジェツの小さな半月形ピエロギです。小麦の皮は淡い色でやわらかく、縁にはひだを寄せます。切ると、詰まったコイの具が灰色に見えます。ポーランド農業・農村開発省は、2020年4月1日にこの料理を伝統産品リストへ登録しました。

村の養魚池で育ったコイを使うのが、ベウジェツのピエロギの特徴です。切り身を焼いて皮と骨を取り、細かくほぐして、炒めた玉ねぎ、ゆでたジャガイモ、卵、ハーブと合わせます。力くのばした小麦生地で包んでゆで、きつね色の玉ねぎを添えます。

この小さなピエロギは長さ約5 cmで、やわらかく繊細な皮にコイの具が詰まっています。この家庭版は約48個でき、1人8個が目安です。小麦粉、卵、熱湯で生地を作り、パセリで爽やかな香りを添えます。ジャガイモは生地ではなく具に入れます。

生のコイはそのまま食べる食品と分けて扱い、触れた後は手、器具、作業台を洗います。身の最も厚い部分が63 °Cになるまで焼き、骨を丁寧に確認してください。具には生卵が入るため、ゆで上がったら試しに1個を切り、中心が71 °Cに達し、皮にも生の部分がないことを確認します。調理済みの残りは2時間以内に冷蔵し、再加熱時は中心を74 °Cにします。

上手に作るコツ

上手に作るコツ

  • 焼く前にコイの水気を拭き、均一に火を通します。清潔な温度計で最も厚い部分を確認します。
  • 焼いたら皮を外し、身をほぐしながら指先で小骨を丁寧に探します。
  • ゆでたジャガイモはよく水を切って冷まします。水分が多いと具がゆるくなります。
  • 炒め玉ねぎ、コイ、ジャガイモを冷ましてから生卵を混ぜます。
  • 包む間、使っていない生地は乾かないように覆い、約1 mmまでやさしくのばします。
  • 折る前に縁についた具を拭き取ると、きれいに閉じられます。
材料

材料

コイの具

  • 生のコイ切り身(皮付き、小骨が残る場合あり)650 g
  • 皮をむいた生のジャガイモ250 g
  • ジャガイモをゆでる水2 L
  • 玉ねぎ120 g(細かいみじん切り)
  • 具用玉ねぎを炒める中性油15 ml
  • 殻を除いて溶いた卵50 g(大1個ほど)
  • イタリアンパセリ8 g(細かく刻む)
  • 細塩7 g
  • 黒こしょう(粉)1 g

熱湯生地

  • 力力タイプの小麦粉500 g
  • 殻を除いて溶いた卵50 g(大1個ほど)
  • 熱湯250 ml(約85 °C)

きつね色玉ねぎ

  • 玉ねぎ180 g(力切り)
  • 中性油20 ml

ゆで湯

  • ピエロギをゆでる水4 L
  • 細塩24 g(大半は鍋に残ります)
作り方

作り方

作り方

  1. コイを焼き、ジャガイモをゆでる。オーブンを180 °Cに予熱する。コイを紙を敷いた天板に並べ、約15分焼く。最も厚い部分が63 °C以上になり、身がほぐれることを確認する。同時に、皮をむいたジャガイモを小鍋で約15分ゆで、ナイフがすっと通ったら湯を切る。両方を速やかに冷ます。

  2. 骨を取り、魚をほぐす。コイの皮と骨を取り除く。指で丁寧に骨を確認し、身を細かくほぐしてボウルに入れる。冷めたジャガイモは別にフォークでつぶす。

  3. 具を混ぜる。フライパンに油15 mlを熱する。玉ねぎ120 gを加え、6~8分炒めてしんなり透き通らせる。濃く色づけない。冷ましてから、コイ、ジャガイモ、溶き卵50 g、パセリ、塩7 g、こしょうを加え、均一でまとまるまで混ぜる。まだ温かければ、次の作業まで冷蔵する。

  4. 生地をこねて休ませる。大きなボウルに小麦粉を入れ、溶き卵50 gを混ぜる。約85 °Cの湯を少しずつ加え、スプーンで混ぜる。手で触れられる温度になったら、なめらかでやわらかく、べたつかず硬くもない状態まで軽くこねる。覆って20分休ませる。

  5. 具を包んで形を整える。清潔な台で生地を約1 mmにのばし、直径7 cmの円に抜く。端切れは一度だけまとめてのばし直す。各円の中央に具を約19 g置き、縁には付けない。半分に折り、縁をしっかり押さえてひだを作る。約48個を目安に包み、乾かないよう覆う。

  6. 数回に分けてゆでる。8 L鍋で水4 Lと塩24 gをしっかり沸騰させる。一度に10~12個入れ、くっつかないよう一度やさしく混ぜる。浮き上がってからさらに約2~3分ゆでる。1個を切って確認する。皮に生の粉の層がなく、卵入りの具の中心が71 °C以上であることを確かめる。穴あきお玉ですくい、残りも同様にゆでる。

  7. 玉ねぎを炒めて盛り付ける。フライパンに油20 mlを熱する。玉ねぎ180 gを加え、中火で約8~10分、混ぜながら柔らかく均一なきつね色に炒める。ピエロギを熱いうちに盛り、玉ねぎを6人分に分けて添える。

盛り付け、保存、温め直し

実用情報

盛り付け、保存、温め直し

きつね色に炒めた玉ねぎを添え、熱いうちに食べます。小ぶりの8個が1人分です。皮はゆでたてが最もおいしいので、次の鍋をゆでる間は先にできた分を覆っておきます。

盛り付け、保存、温め直し

当日中に前もって準備するなら、コイを焼き、ジャガイモをゆでて浅い容器で速やかに冷まします。すぐに具を混ぜない場合は2時間以内に冷蔵します。卵入りの具は覆って冷たく保ち、包んでゆでるのは食べる当日にします。生地は覆って20分休ませるとのばしやすくなります。

盛り付け、保存、温め直し

調理済みの残りは浅いふた付き容器に入れ、2時間以内に冷蔵します。4 °C以下で保存し、3~4日以内に食べ切ります。中心が74 °Cになるまで温めます。ふた付きのフライパンに少量の水を加えると皮がやわらかく保てます。調理済みピエロギを室温に2時間以上置かないでください。

盛り付け、保存、温め直し

イタリアンパセリが手に入らない場合は、細かく刻んだディル8 gで代用できます。コイによく合いますが、具のハーブ香はやや強くなります。この版の基本を保つため、コイ、小麦生地、具に入れるジャガイモは変えないでください。

盛り付け、保存、温め直し

地域の伝承では残りを焼く食べ方も紹介されています。まず中心まで74 °Cに再加熱し、その後、清潔なフライパンで表面を軽く焼きます。

栄養とアレルゲン

栄養とアレルゲン

  • エネルギー約560 kcal(1人分)
  • たんぱく質約31 g
  • 脂質約14 g
  • 飽和脂肪酸約4 g
  • 炭水化物約76 g
  • 食物繊維約4 g
  • ナトリウム約600 mg

魚(コイ)、小麦・グルテン、卵を含みます。生の魚はそのまま食べる食品と分け、触れた後は手、器具、台を洗います。清潔な温度計で魚が63 °C、試しにゆでたピエロギの中心が71 °Cに達したことを確認します。残りは2時間以内に冷却し、4 °C以下で3~4日保存し、74 °Cまで再加熱します。