ペルーの代表料理

Frejol colado

乾燥黒豆を一晩浸して煮崩れるまでゆで、裏ごしして砂糖、エバミルク、香辛料とゆっくり練り上げるデザートです。

ペルーの代表料理
共有
Frejol colado|裏ごし黒豆のペルー風甘味
Frejol colado|裏ごし黒豆のペルー風甘味
出来上がり量 8人分
下準備 25分
加熱 145分
待ち時間 510分
合計 680分
概要

Frejol colado|裏ごし黒豆のペルー風甘味

Frejol coladoは、ペルー南部沿岸のチンチャやカニェテ周辺と結び付く豆の甘味です。料理名の「コラード」は豆をこす工程に関わり、煮豆の皮を取り除くことが滑らかな口当たりにつながります。

黒豆を使うと濃い色合いの生地になり、砂糖、エバミルク、シナモン、クローブの香りがゆっくりなじみます。カナリア豆やチャンカカを使う配合もありますが、それらをこの黒豆の分量へ無断で組み込むことはしません。

豆をしっかり軟らかくしてからミキサーにかけ、さらに目の細かいこし器を通します。幅広の厚手鍋で絶えず底を混ぜながら練り、へらの跡がしばらく残る、つやのある濃いペーストに仕上げます。硬い飴状になるまで煮詰める必要はありません。

材料

材料

黒豆と浸水

  • 500g 乾燥黒豆(傷んだ豆を除き、洗う)
  • 1500ml 水(浸水用、後で捨てる)
  • 2200ml 新しい水(ゆでるため、一部のみ残す)

甘味付けと仕上げ

  • 450g ライトブラウンシュガー(淡色のブラウンシュガー)
  • 200ml エバミルク(無糖濃縮乳)
  • 4g シナモンパウダー
  • 1g クローブパウダー
  • 25g 炒りごま(トッピング用)
作り方

作り方

作り方

  1. 黒豆を冷蔵庫で戻す。乾燥黒豆500gを大きなボウルに入れ、水1500mlを注いで覆う。冷蔵庫で8時間浸し、浸し水は捨てる。豆が明らかに膨らみ、皮がもろく割れるのではなくしなやかになっている状態が目安。

  2. 黒豆を柔らかく煮る。戻した豆を大鍋に移し、新しい水2200mlを加えて沸騰させ、ふたをして弱火で110分煮る。豆をスプーンと鍋壁の間で簡単につぶせて、中心に粉っぽい芯が残らない状態まで火を通す。

  3. ミキサーにかけて裏ごしする。豆の煮汁250mlを取り置いてから水を切る。熱い豆を取り置いた煮汁250mlと少量ずつミキサーに入れ、蒸気の逃げ道を確保しながら撹拌する。細かいこし器を通して清潔な幅広鍋に入れる。皮がこし器に残り、豆のピューレが滑らかになっていることを確かめる。

  4. 砂糖と乳を加えて練る。裏ごしした豆に砂糖450g、シナモン4g、クローブ1gを加える。弱火で鍋底を常にこすりながら30分練る。エバミルク200mlを加えてさらに5分混ぜる。へらの跡が鍋底に約2秒残り、生地が太い帯状にゆっくり落ちる濃さにする。

  5. 小分けして冷やす。耐熱の浅い器8つに分け、少しだけ湯気を逃がしてから4℃以下の冷蔵庫で30分冷やす。表面から湯気が消え、ペーストがさらに濃くなっている状態が目安。

  6. ごまを散らす。炒りごま25gを8つの器に均等に散らして提供する。どの器にも薄く均一にごまがのるようにする。

実用情報

実用情報

調理と保存のポイント

作業計画には8時間の冷蔵浸水を含める。表示している総所要時間にはこの時間が入っており、乾燥豆を直接煮る場合とは段取りが違う。 熱い豆をミキサーに入れる際は少量ずつ扱い、蒸気を逃がす。砂糖を加える前に必ず裏ごしすると、硬い皮を残さず滑らかな食感になる。 浅い容器で速やかに冷まし、4℃以下で冷蔵して3〜4日以内に食べる。砂糖が入っていても常温保存できる保存食ではない。

確認ポイント

確認ポイント

  • 粒がざらつく。豆が煮足りないか、裏ごしが不十分。豆が十分軟らかくなるまで煮て、細かいこし器を通す。
  • 鍋底が焦げる。強火で混ぜずに放置したため。厚手の幅広鍋を使い、弱火で底から絶えずかき混ぜる。
1人分の栄養目安

1人分の栄養目安

  • 1人分の量デザート8器のうち1器
  • エネルギー485kcal
  • 炭水化物98g
  • たんぱく質14g
  • 脂質5g
  • 食物繊維10g
  • ナトリウム65mg
アレルゲンと食品衛生

アレルゲンと食品衛生

乳、ごまを含む。ごまアレルギーの人に提供する食品を調理する際は器具を分け、混入を防ぐ。 加熱後は浅い器に分けて速やかに冷蔵する。糖分を加えても常温保存可能にはならず、豆と乳のデザートは冷蔵が必要。

仕上がり

仕上がり

  • 仕上がり: 炒りごまを散らした、きめ細かい甘い黒豆のデザートになる。
  • 重要なポイント: 豆を十分に煮て裏ごしし、弱火で底から練り続ける。