ポーランドの代表料理

Prażuchy ziemniaczane:ポーランドのじゃがいもと小麦粉の料理

ゆでたじゃがいもと小麦粉を、濃厚で弾力のある生地状になるまでつぶし、カリッと焼いたベーコン、玉ねぎ、サワークリームを添える。

ポーランドの代表料理
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食卓に並べた「レシピ 56」を広く写した構図。
出来上がり量 大盛り4人分
1人分 じゃがいも生地と具材の約1/4
難易度 簡単(力を入れてつぶす工程あり)
料理の種類 ポーランドのじゃがいもと小麦粉の料理(小麦・乳を含む)
レシピ概要

Prażuchy ziemniaczane:ポーランドのじゃがいもと小麦粉の料理

ゆでたじゃがいもと小麦粉を、濃厚で弾力のある生地状になるまでつぶし、カリッと焼いたベーコン、玉ねぎ、サワークリームを添える。

Prażuchy ziemniaczaneは、熱いゆでじゃがいもに小麦粉を加え、粘りが出るまで力強くつぶして作るポーランド料理。鍋にゆで汁を少し残しておくことで、小麦粉に蒸気が通り、じゃがいもとなじむ。仕上がりは濃厚でつやがあり、スプーンですくって形を保てる柔らかさになる。

ポーランド農業・農村開発省は、Kujawy地方の料理 prażucha (ziemniaczane fusze) を記録している。ゆでたじゃがいもに少量の水を残し、小麦粉を加えてつぶす調理法が紹介されている。本レシピはその手法を家庭で作りやすい分量に整えたもの。Świętokrzyskie地方の prazoki は関連する料理だが、地域ごとに呼び名や作り方が異なり、小麦粉の種類や加えるタイミングにも違いがあるため、同一の料理として扱わない。

熱々のじゃがいも生地に、燻製ベーコンと、その脂で炒めた玉ねぎをのせ、サワークリームを添えて提供する。カリッとした塩気のある具材が、柔らかく少し弾力のある生地によく合う。具材を含めて4人分の大盛りに仕上がる。じゃがいも生地だけをシンプルに食べることもできる。

おいしく作るコツ

おいしく作るコツ

  • じゃがいもは約4cm角に切り、均一にゆでる。
  • 大きな塊にも竹串や包丁の先が抵抗なく通るまで、弱めの火で煮る。
  • じゃがいもを丁寧に湯切りし、ゆで汁250mlを鍋に戻す。
  • 蒸らす前に混ぜず、小麦粉をじゃがいもの表面全体にふる。
  • ふたをして弱火で5分蒸らし、小麦粉に火を通す。
  • じゃがいもが熱いうちに力強くつぶし、鍋底や側面についた生地もこそげ取る。
  • 仕上がりは濃厚でつやがあり、少し弾力がある。乾いた小麦粉の塊を残さない。
  • 盛り付け用スプーンをベーコンの脂にくぐらせると、生地が離れやすい。
材料

材料

Prażuchy

  • じゃがいも(粉質、皮をむいて約4cm角に切る)1,000g
  • 小麦粉60g
  • 塩4g
  • ゆでる水2.5L(鍋に250ml残す)

ベーコンと玉ねぎの具

  • 燻製ベーコン(角切り)160g
  • 黄玉ねぎ(みじん切り)150g
  • サワークリーム120g
作り方

作り方

作り方

  1. じゃがいもをゆでる大鍋にじゃがいも、水2.5L、塩4gを入れる。沸騰したら火を弱め、18〜22分ゆでる。大きなじゃがいもにも包丁の先が抵抗なく入り、中まで完全に柔らかくなればよい。

  2. ベーコンと玉ねぎを炒めるじゃがいもをゆでている間に、角切りベーコンを中火のフライパンに入れる。時々混ぜながら約8〜10分、焼き色がついてカリッとし、脂が出るまで炒める。余分な脂を取り除き、約15mlを残す。玉ねぎを加えて6〜8分炒め、柔らかくなり、縁に焼き色がついたら火を止める。具を温かく保つ。

  3. 小麦粉を蒸らすじゃがいもを湯切りし、ゆで汁は捨てずに取っておく。じゃがいもを鍋へ戻し、熱いゆで汁250mlを加える。小麦粉を表面全体にふり、混ぜない。ふたをして弱火で5分蒸らす。

  4. じゃがいもをつぶす丈夫なマッシャーか木べらで、鍋底と側面をこそげながら、じゃがいもと小麦粉を力強くつぶす。小麦粉が完全になじみ、濃厚でつやがあり、均一で少し弾力のある生地になるまで続ける。乾いた粉が残らないようにする。ふたをして5分休ませる。

  5. 盛り付ける盛り付け用スプーンをフライパンに残ったベーコンの脂にくぐらせ、生地を楕円形にすくって温めた皿に盛る。カリッとしたベーコンと炒め玉ねぎをのせ、サワークリームを添える。熱いうちに提供する。

提供、保存、温め直し、作り置き

実用情報

提供、保存、温め直し、作り置き

Prażuchyは、ベーコン、玉ねぎ、サワークリームを添えて主菜として提供する。簡単に食べる場合は、じゃがいも生地に炒め玉ねぎだけを添える。つぶした直後の、熱く柔らかい状態が最もよい。

提供、保存、温め直し、作り置き

残りは浅い容器に小分けし、2時間以内に冷蔵庫へ入れる。冷蔵庫は4℃以下に保ち、3〜4日以内に食べ切る。温め直すときは全体が湯気の立つ熱さになるまで加熱する。74℃は安全側の目安。冷えると生地が締まるため、必要に応じて温めながら少量の水を混ぜる。ベーコンと玉ねぎの具は、できれば食べる直前に作る。冷凍保存の案内は設けていない。

1人分の栄養成分

1人分の栄養成分

  • 1人分全量の1/4(具材を含む)
  • カロリー約495kcal
  • 炭水化物約59g
  • たんぱく質約13g
  • 脂質約20g
  • 食物繊維約5g
  • 糖類約5g

じゃがいも生地と具材を均等に分けた場合の概算。じゃがいもの品種、ベーコンの塩分と脂肪、サワークリームの製品、取り除くベーコン脂の量により変わる。

アレルゲンと食品安全

アレルゲンと食品安全

小麦・グルテン、乳を含む。ベーコンとサワークリームは使用するまで冷蔵する。ベーコンはカリッとし、十分に熱くなるまで加熱する。加熱前のベーコンに触れた器具は、再使用する前に洗う。残りは浅い容器に小分けして2時間以内に冷蔵し、4℃以下で保存して3〜4日以内に食べ切る。温め直すときは全体が湯気の立つ熱さになるまで加熱する。74℃は安全側の目安。

じゃがいもを湯切りするとき、熱いゆで汁250mlを残して小麦粉をなじませる。

じゃがいもが熱いうちに、つやが出てまとまるまでつぶし、カリッとした具を添える。