ポーランドの代表料理

Bytkowice風 ザワークラウトとじゃがいものピエロギ(Pierogi z kapustą kiszoną i ziemniakami)

しっかり発酵させたザワークラウト、じゃがいも、炒め玉ねぎを包んだ、肉を使わないポーランドの小さな半月形ピエロギです。

ポーランドの代表料理
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食卓に並べた「Bytkowice風 ザワークラウトとじゃがいものピエロギ(Pierogi z kapustą kiszoną i ziemniakami)」を広く写した構図。
出来上がり 約48個の小さなピエロギ
分量 6人分
1人分 ザワークラウトとじゃがいもの具入り半月形ピエロギ8個
準備時間 45分
レシピの概要

Bytkowice風 ザワークラウトとじゃがいものピエロギ(Pierogi z kapustą kiszoną i ziemniakami)

しっかり発酵させたザワークラウト、じゃがいも、炒め玉ねぎを包んだ、肉を使わないポーランドの小さな半月形ピエロギです。

Pierogi z kapustą kiszoną i ziemniakami は、クヤヴィ=ポモージェ県の Bytkowice に伝わる料理として登録されています。登録品は、薄く弾力のあるクリームがかった黄色の生地を小さな半月形に包み、ほどよい酸味とザワークラウトのはっきりした香りが特徴です。具には、よく発酵させたキャベツ、ゆでたじゃがいも、炒め玉ねぎを合わせます。

Bytkowice では、この肉を使わないピエロギはクリスマスの時期の食卓と結びついています。第二次世界大戦後に東部地域から移り住んだ人々の食文化も、地域の伝統に影響しました。公式の説明では形をヴァレーニキの伝統と関連づけていますが、特定の国だけに属するとしているわけではありません。登録は地域性と特徴を示すもので、家庭用の分量までは定めていません。

この家庭向けの作りやすい配合で、小ぶりのピエロギが約48個、6人分できます。ザワークラウトをやわらかく煮てから水気をしっかり絞り、熱いうちにつぶしたじゃがいもと炒め玉ねぎに混ぜます。生地は小麦粉、卵、塩、熱湯でまとめ、最初に生地がまとまってから中性油を練り込みます。包んだ半月形をゆで、より香ばしく仕上げたい場合は、ゆでた後に軽く焼きます。

おいしく作るコツ

おいしく作るコツ

  • 酸味がはっきりした、十分に発酵したザワークラウトを選びます。軽い味のキャベツサラダでは代用できません。酸味も具の持ち味なので、洗う前に味見します。
  • ザワークラウトをやわらかく煮たら、扱える程度まで冷ましてから水気をしっかり絞ります。具が水っぽいと、ゆでている間に閉じ目が開きやすくなります。
  • じゃがいもはよく水を切り、熱いうちにつぶすと、刻んだキャベツとなじみやすくなります。
  • 熱湯は小麦粉と卵に少しずつ加えます。必要量は粉によって違います。生地がまとまってから油を練り込みます。
  • 包む前に具を少し冷まします。使わない生地は覆い、円形の縁に具を付けず、閉じる前に空気を抜きます。
  • 登録品は小ぶりです。直径6~7 cmの型を使い、薄い生地を引っ張らず閉じられる量の具を入れます。
  • ピエロギが浮き上がったら、さらにゆでる時間は3分以内にします。火の通りが不安なら1個を切って確認します。
材料

材料

ピエロギの生地

  • 薄力粉または中力粉 500 g、打ち粉を少量
  • 大きめの卵 1個、溶きほぐす
  • 熱湯 220 ml、少しずつ加える。全量不要の場合あり
  • 細かい塩 6 g
  • くせのない植物油 30 ml

ザワークラウトとじゃがいもの具

  • 十分に発酵した冷蔵ザワークラウト 300 g、煮る前に水を切って計量
  • じゃがいも 400 g、皮をむいて計量
  • 黄玉ねぎ 80 g、細かく刻む
  • くせのない植物油 15 ml
  • 挽きたての黒こしょう 1 g
  • 細かい塩 適量、具を味見して必要な場合のみ。栄養計算には含めない

ゆで湯

  • 水 4 l
  • 細かい塩 8 g
作り方

作り方

作り方

  1. じゃがいもをゆで、キャベツをやわらかくするじゃがいもを大きさをそろえて切り、鍋に入れて冷水で覆い、沸騰させます。弱めの火で15~20分、ナイフがすっと通るまでゆでます。よく湯を切り、熱いうちにつぶします。同時にザワークラウトを少量の水で20~25分、やわらかくなるまで煮ます。塩気が非常に強い場合だけ、さっと洗います。扱える程度まで冷まし、水気をしっかり絞って細かく刻みます。

  2. 生地をまとめて休ませるボウルで小麦粉と塩6 gを混ぜます。溶き卵と熱湯の大部分を、混ぜながら注意して加えます。生地がまとまったら中性油30 mlを練り込みます。なめらかで弾力が出るまで6~8分こねます。残しておいた水は必要な場合だけ加えます。覆って20分休ませます。

  3. 具を仕上げるフライパンに中性油15 mlを入れ、中火にかけます。玉ねぎを加え、やわらかくきつね色になるまで6~8分炒めます。熱いつぶしたじゃがいもに、刻んだザワークラウトと炒め玉ねぎの大部分を混ぜます。黒こしょうを加え、塩を入れる前に味見します。具を少し冷まし、まとまりがあり、湿っているが水っぽくない状態にします。

  4. ピエロギを包む生地を分け、使わない部分は覆っておきます。一つを軽く打ち粉をした台で約3 mm厚にのばします。直径6~7 cmの円形に抜きます。冷ました具をすり切りで小さじ約2杯ずつ中央に置き、縁には付けません。半月形に折り、空気を抜いて縁をしっかり閉じます。生地の端は一度だけまとめてのばし直します。包んだピエロギは打ち粉をしたトレーに間隔をあけて並べます。

  5. ピエロギをゆでる幅広の鍋に水4 lと塩8 gを入れ、しっかり沸騰させます。ピエロギを数回に分けて入れ、くっつかないよう一度やさしく混ぜます。浮き上がったら3分以内で、皮がやわらかく火が通るまでゆでます。不安なら一つ切って確認し、穴あきおたまで引き上げて湯を切ります。

  6. ゆでたまま、または軽く焼いて供する残りの炒め玉ねぎを添えて、ゆでたピエロギを熱いうちに供します。表面を少し固めて黄金色にしたい場合は、フライパンに中性油を少量追加し、ゆでたピエロギを重ならないように並べます。両面を軽く焼き、すぐに供します。

盛り付け、作り置き、保存

実用情報

盛り付け、作り置き、保存

1人につき小ぶりのピエロギを8個盛ります。ゆで上がったクリーム色の生地は弾力があり、やわらかく、酸味のあるキャベツ、じゃがいも、玉ねぎの具を包みます。ゆでたままでも、ゆでた後に焼いても楽しめます。

盛り付け、作り置き、保存

具は前日に作り、ふたをして冷蔵できます。包んだ生のピエロギは、まず重ならないよう一段に並べて固まるまで冷凍し、その後密閉します。品質を保つには2~3か月以内に使います。解凍せずにゆで、数分長めに加熱して、1個を切り皮に火が通ったことを確かめます。

盛り付け、作り置き、保存

ゆでたピエロギはすぐに供するか、60 °C以上で保温します。残りは2時間以内、周囲が32 °Cを超える場合は1時間以内に冷蔵します。浅いふた付き容器に入れ、4 °C以下で保存し、4日以内に食べ切ります。中心まで74 °Cにしっかり再加熱します。水で短く温めるか、フライパンで中まで湯気が立つように焼きます。長く保存する場合は、ゆでたものを密閉冷凍し、冷蔵庫で解凍します。

1人分の栄養目安

1人分の栄養目安

  • エネルギー445 kcal
  • 炭水化物78 g
  • たんぱく質12 g
  • 脂質9 g
  • 食物繊維6 g
  • ナトリウム800 mg
  • アレルゲン小麦(グルテンを含む穀物)、卵

6人分の1人分、つまり小さなピエロギ8個の推定値です。 食材から算出した概算で、検査機関による分析値ではありません。ザワークラウトの塩分、じゃがいもの水分、生地の切れ端、焼くときに残る油、追加する塩によって変わります。48個を均等に6人分に分けた想定で、ゆで湯に残る塩は摂取量に含めていません。

よくある質問

よくある質問

Bytkowice風の特徴は何ですか?

登録された地方特産は Bytkowice と結びつき、小さな半月形、クリーム色で弾力のある生地、酸味のあるザワークラウトとじゃがいもの具が特徴です。似た具はほかの地域にもありますが、地方名は記録されたこの地域版を指します。

発酵の浅いキャベツでも作れますか?

Bytkowiceの説明では、よく発酵して酸味がはっきりしたザワークラウトが重視されています。生のキャベツや発酵の浅いサラダでは酸味が弱くなり、その特徴が出ません。

ゆでたキャベツをよく絞るのはなぜですか?

水分が多いと閉じ目が弱くなり、鍋の中で開くことがあります。キャベツをやわらかく煮て、扱える程度まで冷まし、じゃがいもと混ぜる前にしっかり絞ります。