ポーランドの代表料理

ポーランドのクリスマスイブのドライフルーツ飲料、コンポット・ズ・スシュ(Kompot z suszu)

コンポット・ズ・スシュは、ドライフルーツとスパイスを煮て作るポーランドのクリスマスイブの飲み物です。このレシピでは、プルーン、りんご、洋なしに少量の干しあんずを合わせ、シナモン、クローブ、はちみつ、オレンジの皮、レモンで香りを整えます。弱火で煮てふたをしたまま休ませたあと、冷やして、やわらかくなった果物も均等に添えていただきます。

ポーランドの代表料理
共有
食卓に並べた「ポーランドのクリスマスイブのドライフルーツ飲料、コンポット・ズ・スシュ(Kompot z suszu)」を広く写した構図。
でき上がり 8人分
1人分 約250 mlの飲み物と、やわらかくなった果物約55 g
難易度 簡単
分類 ポーランドのクリスマスイブのドライフルーツ飲料。主なアレルゲンはレシピに含まれませんが、市販のドライフルーツには亜硫酸塩が含まれる場合があります
レシピの概要

ポーランドのクリスマスイブのドライフルーツ飲料、コンポット・ズ・スシュ(Kompot z suszu)

コンポット・ズ・スシュは、ドライフルーツとスパイスを煮て作るポーランドのクリスマスイブの飲み物です。このレシピでは、プルーン、りんご、洋なしに少量の干しあんずを合わせ、シナモン、クローブ、はちみつ、オレンジの皮、レモンで香りを整えます。弱火で煮てふたをしたまま休ませたあと、冷やして、やわらかくなった果物も均等に添えていただきます。

コンポット・ズ・スシュは、ポーランドのクリスマスイブの食卓「ヴィギリア(Wigilia)」に結び付いた飲み物です。ヴィギリアでは、軽く燻製したプルーンを使うドライフルーツのコンポートを、食事の最後に小さなカップで出すことがあります。干しプルーン、りんご、洋なしはよく使われる果物ですが、組み合わせは家庭ごとに異なります。果物やスパイスの組み合わせは家庭ごとに異なるため、ここでは作りやすい家庭版を紹介します。

プルーンのまろやかな甘みと、軽い燻製香が味の軸です。りんごと洋なしがその香りをやわらげ、少量のあんずが果実味を重ねます。シナモンとクローブが温かな香りを加え、オレンジの皮とレモン汁が後味を軽くします。はちみつは火を止めてから加え、持ち味を残します。

果物はふっくらとやわらかくなるまで煮ますが、ほとんどは形を保つようにします。煮上がったらふたをして休ませ、果物とスパイスの香りを飲み物になじませます。このレシピは冷やして、各カップにやわらかくなった果物を少しずつ入れて出します。量をそろえやすく、果物も一緒に楽しめます。

おいしく作るコツ

おいしく作るコツ

  • 油や砂糖を加えていない、やわらかなドライフルーツを選びます。特に干しあんずは亜硫酸塩の表示を確認してください。
  • 特有の香りを出すため、軽く燻製したプルーンを一部使い、残りは燻製していないものにして香りを穏やかにします。
  • 表面のほこりを落とすため、果物をさっとすすぎます。この作り方では長時間の浸水は必要ありません。
  • 沸騰したら弱火で静かに煮ます。激しく沸かすと果物が崩れ、飲み物が濁ることがあります。
  • シナモンとクローブは途中で加え、冷やす前に取り出します。長く煮すぎると苦みが出ることがあります。
  • はちみつとレモンは火を止めてから加えます。混ぜて味見すると、ほどよい甘みと軽い酸味に仕上がります。
  • やわらかくなった果物は8人分に均等に分け、栄養値の計算条件に合わせます。
材料

材料

ドライフルーツ

  • 種を除いた無糖プルーン 200 g(少なくとも半量は軽く燻製したもの)
  • 無糖のドライりんごスライス 100 g
  • 無糖のドライ洋なしスライス 100 g
  • 亜硫酸塩不使用の干しあんず 40 g

水分とスパイス

  • 冷水 2.5 l
  • シナモンスティック 1本(約8 g)
  • クローブ 4粒
  • オレンジの皮 5 g(色の付いた表面のみ)
  • 色の薄いはちみつ 50 g
  • 搾りたてのレモン汁 25 ml
作り方

作り方

作り方

  1. 果物をすすいで準備するプルーン、りんご、洋なし、あんずをぬるま湯でさっとすすぎ、水を切ります。大きな洋なしは、煮たあと均等に分けられるよう4つに切ります。種がなく、砂糖が加えられていない果物を使います。

  2. 弱火で煮始める厚手の5 l鍋に果物と冷水2.5 lを入れ、中強火で沸騰させます。沸いたら火を弱めてふたをし、10分間静かに煮ます。果物がやわらかくなり始めても、崩れないようにします。

  3. スパイスを加えて煮上げるシナモンスティックとクローブを加えます。ふたをして、さらに15分間静かに煮ます。最後の10分にオレンジの皮を加えます。加熱時間の合計は35分です。プルーンと洋なしはふっくらとやわらかく、ほとんど形を保ちます。液体は濃い琥珀色になり、焦げたにおいや苦みがなく、果物の香りがはっきりしていれば十分です。

  4. 甘みを加えて浸出させる鍋を火から下ろします。はちみつ50 gとレモン汁25 mlを加え、はちみつが溶けるまで混ぜます。ふたをして30分置きます。シナモンとクローブを取り出し、香りが強くなり続けないようにします。

  5. こして果物を分ける耐熱ボウルの上に細目のこし器を置き、飲み物をこします。やわらかくなった果物は残しておきます。果物を8つのカップまたは小鉢に均等に分け、それぞれに飲み物を約250 ml注ぎます。

  6. すばやく冷やして冷蔵する冷たくして出す場合、飲み物を浅い耐熱容器に移し、氷水浴に当てます。温度が2時間以内に57 °Cから21 °Cまで下がり、合計6時間以内に5 °C以下になることを確認します。4 °C以下で冷蔵し、提供前に少なくとも3時間冷やします。急冷の時間は追加時間に含まれています。すぐに温かく出す場合は、熱いうちに提供し、室温で放置しないでください。

提供、保存、作り置き

実用情報

提供、保存、作り置き

冷やした飲み物をカップに注ぎ、やわらかい果物も添えて提供します。温かくしてもよく、その場合は煮上がってすぐに出します。少量のカップなら、ボリュームのあるクリスマスイブの食事の締めに向いています。

提供、保存、作り置き

冷ました飲み物と果物はふた付きの容器に入れ、4 °C以下で保存します。3〜4日以内に食べるか、冷凍します。室温で2時間以上、気温が32 °Cを超える場合は1時間以上置かないでください。はちみつやドライフルーツを使っても常温保存はできません。冷凍分は冷蔵庫で解凍し、温かくして出す場合は全体から湯気が立つまで弱く温めます。

提供、保存、作り置き

前日に作っておくこともできます。前日に煮て、浅い容器で急冷してから、ふたをして冷蔵します。冷やしておくと果物とスパイスの風味がなじみます。やわらかい果物は提供直前に分けるか、こすときにカップへ入れます。

1人分の栄養目安

1人分の栄養目安

  • 分量約250 mlの飲み物と、やわらかくなった果物約55 g
  • エネルギー約154 kcal
  • 炭水化物約41 g
  • たんぱく質約1 g
  • 脂質約0 g
  • 食物繊維約4 g
  • ナトリウム約5 mg

表示値は8人分に分けた場合の1人分の概算です。記載したドライフルーツとはちみつの一般的な栄養データを基にし、カップに入れる果物も含めています。製品、果物の水分、でき上がりの液量によって値は変わります。

アレルゲンと食品の安全

アレルゲンと食品の安全

レシピそのものに主なアレルゲンは含まれません。市販のドライフルーツには亜硫酸塩が含まれる場合や、交差接触の注意表示があるため、ラベルを確認し、亜硫酸塩不使用のあんずを選びます。冷たくして提供する場合は、飲み物と果物を浅い容器に入れ、氷水浴で急冷します。57 °Cから21 °Cまでを2時間以内に、さらに5 °C以下までを合計6時間以内に冷却します。すみやかに4 °C以下で冷蔵し、3〜4日以内に食べるか冷凍します。室温に置く時間は2時間以内(32 °C超では1時間以内)にします。