ヴィエルチャニの全粒粉ピエロギ(Razowe pierogi z Wiercan)
紹介: 小さな手作りピエロギに、風味豊かな全粒粉生地とザワークラウト・玉ねぎの具を合わせる。ゆでると生地が柔らかく仕上がり、キャベツの酸味が穀物の香ばしさを引き立てる。
ポーランド農業省は「Razowe pierogi z Wiercan」をポトカルパチェ地方の伝統食品として登録している。公式説明では、幅約5~6cmの小さな楕円形で、キャベツや、じゃがいもとフレッシュチーズを組み合わせた具など、複数の種類が紹介されている。
同省の記録によると、小麦を乾燥させて挽き、ふるいにかけた粉を卵、塩、水と混ぜて生地にしていた。具を手で包み、ゆでて温かいうちに食べる。地元の食の祭典の報道にも、ヴィエルチャニの農村婦人会が全粒粉のキャベツピエロギを出品した記録がある。この分量を定めた家庭向けレシピは、記録にあるザワークラウトと玉ねぎの具を採用する。分量は作りやすさを考えたもので、特定の歴史的な家庭レシピを再現するものではない。
ザワークラウトはよく水を切って細かく刻み、余分な水分が飛ぶまで炒めてから包む。全粒粉生地は休ませると伸ばしやすく、割れにくくなる。作業中は使わない生地や抜いた皮に布をかけて乾燥を防ぐ。素朴で柔らかなピエロギは、普段の食卓にも祝いの席にも合う。


