ポーランドの代表料理

ムロジツァ川流域のザワークラウトときのこのピエロギ(Pierogi znad Mrożycy)

紹介: ウッチ県の小さなピエロギ。小麦粉と水だけの生地に、ザワークラウト、栽培マッシュルーム、玉ねぎの茶色い具を包み、縁にひだを寄せます。

ポーランドの代表料理
共有
ウッチ地方のひだ付きピエロギの大皿。一つは切られ、キャベツときのこの具が見えます。
でき上がり 4人分、小さなピエロギ32個
1人分 8個(全量の4分の1)
食事区分 ベジタリアン、ヴィーガン。小麦を含む
準備 50分
基本情報

ムロジツァ川流域のザワークラウトときのこのピエロギ(Pierogi znad Mrożycy)

紹介: ウッチ県の小さなピエロギ。小麦粉と水だけの生地に、ザワークラウト、栽培マッシュルーム、玉ねぎの茶色い具を包み、縁にひだを寄せます。

ピエロギ・ズナド・ムロジツィは、ポーランド中部のムロジツァ川周辺に伝わります。伝統的な半月形は幅約6cm、厚さ約1.5〜2cm。外側は淡いベージュ色で繊細な口当たり、縁には特徴的なひだがあり、切ると細かく刻んだ茶色い具が見えます。

登録資料には、キャベツときのこの具、または肉の具という二つの系統が記されています。キャベツは季節に応じ、夏から初秋は生キャベツ、冬はザワークラウトを使います。生地は小麦粉と水のみで、歴史的にはライ麦が小麦より先に使われました。このレシピは冬のザワークラウト版で、野生きのこの代替として記録されている栽培マッシュルームを使います。分量は家庭で再現できるよう整えたもので、登録申請者の正確な配合ではありません。

ザワークラウトを柔らかく煮て、マッシュルームと玉ねぎは水分が飛ぶまで炒めます。具を細かくして味を調え、もう一度炒めます。休ませた生地に包み、ひだを寄せた半月形にして、少量の油を加えた薄い塩水ですぐにゆでます。このレシピは肉を使いませんが、地域の伝統には祝祭用の別の肉入りもあります。

コツ

コツ

  • プレーンなザワークラウトを使います。とても塩辛い場合だけすすぎ、よく水を切ります。
  • 栽培マッシュルームを使うと家庭で作りやすくなります。専門家の同定がない野生きのこは使いません。
  • きのこから出た水分が飛ぶまで炒め、生地に水気が移らないようにします。
  • 具はフードプロセッサーのパルス機能かミンサーで粗く刻み、ペースト状にしません。
  • 蒸気で生地が柔らかくなり、閉じ目が弱くならないよう、包む前に具を冷まします。
  • 1枚に約15gの具をのせ、ひだを作る前に空気を抜きます。
  • 成形したピエロギは覆って早めにゆでます。強く煮立てると薄い生地が破れることがあります。
材料

材料

小麦粉と水の生地

  • 小麦粉350g(打ち粉用を少量別に用意)
  • ぬるま湯200ml(少しずつ加える)

ザワークラウトときのこの具

  • ザワークラウト400g(水を切る。塩辛い場合だけすすぎ、再度よく水を切る)
  • 栽培マッシュルーム300g(汚れを落として細かく刻む)
  • 玉ねぎ120g(細かく刻む)
  • クセのない植物油30ml(炒め用と仕上げの再加熱用)
  • 細塩4g
  • 粗びき黒こしょう1g

ゆで湯

  • 水4L
  • 塩12g
  • クセのない植物油10ml
作り方

作り方

作り方

  1. 生地を混ぜて休ませる。大きなボウルに小麦粉を入れ、ぬるま湯を少しずつ加えながら混ぜて、しっかりした生地にします。なめらかになるまで7〜8分こねます。生地の材料は小麦粉と水だけです。覆って30分休ませます。

  2. ザワークラウトを煮る。水を切ったザワークラウトを鍋に入れ、焦げつかない程度の水を加えます。柔らかくなるまで約25分弱火で煮ます。しっかり水を切り、安全に扱える温度まで冷ましてから細かく刻みます。

  3. 具を炒めて刻む。大きなフライパンで油30mlを熱し、マッシュルームと玉ねぎを加えます。柔らかくなり、水分が飛ぶまで12〜15分炒めます。ザワークラウトと合わせ、フードプロセッサーかミンサーで粗く刻みます。フライパンに戻し、塩4gとこしょうで味を調え、混ぜながらさらに8〜10分炒めます。薄く広げ、包む前に冷まします。

  4. のばして包み、ひだを作る。生地を4等分し、使わない分は覆います。1片を打ち粉をした台で厚さ1.5〜2mmにのばし、直径7cmに抜きます。冷ました具を約15gずつ中央に置き、半月形に折ります。空気を抜いて縁を閉じ、飾りひだを作ります。覆って早めにゆでます。

  5. 数回に分けてゆでる。水4Lに塩12gと油10mlを加えて沸かします。一度に8〜10個入れ、そっと一度混ぜます。浮き上がったら約2分追加でゆで、生地が柔らかく具が熱くなったことを確かめます。穏やかな沸騰を保ちます。

  6. 水を切って提供する。穴あきおたまで取り出し、軽く水を切ります。熱いうちにそのまま、またはフライパンの油を少量かけて提供します。ザワークラウトときのこの具にクリームソースや肉を足しません。

提供と保存

実用情報

提供と保存

生地が柔らかく、茶色いキャベツときのこの具が熱いうちに、ゆでたてに近い状態で提供します。ムロジツァ川流域の伝統にはこの系統の具と別の肉入りがあります。このレシピは冬の肉なし版です。

提供と保存

ゆでた残りは2時間以内に浅い蓋付き容器へ入れ、4°C以下で冷蔵します。3〜4日以内に食べ、中心まで74°Cに再加熱します。成形済みの生ピエロギは覆って早めにゆで、具が冷める間も室温に放置しません。

栄養とアレルゲン

栄養とアレルゲン

  • エネルギー約430 kcal/1人分
  • たんぱく質約13g
  • 脂質約9g
  • 飽和脂肪約1g
  • 炭水化物約73g
  • 糖類約7g
  • 食物繊維約8g

小麦(グルテン)を含みます。生のきのこや野菜を扱った後は手と調理台を洗います。残りは2時間以内に冷蔵し、全体が74°Cになるまで温め直します。