ポーランドの代表料理

Kluski z tarcinami(ゴレニオヴィのポーランド風じゃがいも詰め団子)

紹介: Kluski z tarcinami は、小麦粉の生地で細かくすりおろした生じゃがいもを包み、ゆでて作るやわらかな料理です。ポーランドの伝統食品登録では、淡いクリーム色で少し波打ち、ほのかなつやのある生地と、淡い灰色の具が特徴とされています。炒め玉ねぎを添えます。

ポーランドの代表料理
共有
半月形のじゃがいも団子とやわらかな炒め玉ねぎを並べた素朴な食卓。
でき上がり 4人分
1人分 約380~430 g(ゆでた団子と玉ねぎ)
食事の特徴 小麦と卵を含む。この作り方は肉不使用
準備時間 50分
基本情報

Kluski z tarcinami(ゴレニオヴィのポーランド風じゃがいも詰め団子)

紹介: Kluski z tarcinami は、小麦粉の生地で細かくすりおろした生じゃがいもを包み、ゆでて作るやわらかな料理です。ポーランドの伝統食品登録では、淡いクリーム色で少し波打ち、ほのかなつやのある生地と、淡い灰色の具が特徴とされています。炒め玉ねぎを添えます。

料理は、シュチェコチニ市町村のゴレニオヴィ村に伝わり、現在のシロンスク県とシフィェンティクシシュ県の境に近い地域の食文化と結びついています。登録上はシロンスク県の料理ですが、「シロンスクの団子」と一括りにせず、村名を添えると由来がより正確に伝わります。

地域のレシピには、具を2枚の生地ではさんでひし形に切る方法と、ピエロギのように包む方法の両方が記されています。この作り方では手で閉じやすい半月形にします。地元のレシピには、断食期の油炒め玉ねぎと、別の選択肢として豚の脂かすが記録されています。ここでは肉を使わない玉ねぎのトッピングを選びますが、生地に卵を使うため、厳密な断食料理ではありません。

うまく作るコツ

うまく作るコツ

  • でんぷん質の多い粉質のじゃがいもを使うと、細かくおろした具がまとまりやすくなります。
  • 皮をむいたじゃがいもを細かくおろし、水気が滴らない程度までしっかり絞ります。
  • 生地を伸ばしたり包んだりするときは覆いをかけ、縁が乾くのを防ぎます。
  • こねた生地を20分休ませると、薄く伸ばしやすくなります。
  • 生地は約2 mmの厚さに伸ばし、具を包み込めるようにします。
  • 直径約8 cmの円形に抜きます。端切れは覆っておき、再度伸ばすのは1回までにします。
  • 1枚につき具は10~12 gにし、縁に具を付けないようにします。
  • 中の空気を抜いて縁をしっかり閉じます。具が水っぽい、または多すぎると鍋の中で開くことがあります。
  • 一度に詰め込みすぎず、静かな沸騰を保って数回に分けてゆでます。
  • 試しに1個を切り、じゃがいもがやわらかく、生地まで火が通っていることを確認します。
材料

材料

生地

  • 薄力~中力の小麦粉 500 g(打ち粉を少量別に用意)
  • 大きめの卵 1個
  • ぬるま湯 190 ml
  • 細塩 3 g

じゃがいもの具

  • 粉質のじゃがいも 800 g(皮をむく)
  • じゃがいもでんぷん 16 g
  • 細塩 3 g
  • 細びき黒こしょう 1 g

炒め玉ねぎ

  • くせのない菜種油 20 ml
  • 黄玉ねぎ 150 g(細かく刻む)

ゆで湯

  • 水 4 L
  • 細塩 8 g
作り方

作り方

作り方

  1. 生地をこねて休ませる。大きなボウルに小麦粉と塩3 gを入れて混ぜ、卵とぬるま湯を加えます。混ぜてから8~10分こね、なめらかで弾力があり、手に付かない状態にします。覆いをかけ、具を用意する間20分休ませます。

  2. じゃがいもの具を作る。皮をむいたじゃがいもを細かくおろします。清潔で丈夫な布に包んでボウルの上で強く絞り、水気が滴らない状態にします。絞り汁は捨てます。じゃがいもにでんぷん、塩3 g、黒こしょうを混ぜます。覆いをかけ、早めに使います。

  3. 玉ねぎを炒める。小さなフライパンに油を入れ、中弱火で温めます。玉ねぎを加え、よく混ぜながら8~10分炒め、濃く焦がさずにやわらかく黄金色にします。温かい状態で取り置きます。

  4. 生地を伸ばして抜く。6 L以上の鍋で水4 Lと塩8 gを沸騰させます。休ませた生地を4等分します。1つずつ、打ち粉をした台で約2 mmに伸ばします。直径8 cmの円形に抜き、使わない生地と円形の生地は清潔な布で覆います。

  5. 具を包んで閉じる。円形の生地の中央から少しずらした位置に、具を10~12 gほどのせます。半分に折って半月形にし、空気を押し出しながら縁を強く閉じます。生地を破らないようにします。打ち粉をしたバットに並べます。小麦粉と卵を含む生の生地に触れた後は、手、道具、作業台を洗い、すぐ食べる食品と分けます。

  6. 中までゆでる。塩を加えた湯に団子を詰め込みすぎないよう数回に分けて入れ、くっつかないよう一度そっと混ぜます。浮き上がったら静かな沸騰を保って3~4分ゆでます。試しに1個を切ります。じゃがいもの具がやわらかく熱く、生地に生っぽさや粉っぽさが残らず火が通っていることを確認します。必要ならその回をさらに1分ゆでます。穴あきお玉ですくって水気を切ります。

  7. 玉ねぎをかけて盛り付ける。温めた器に熱い団子を移し、黄金色の玉ねぎと油をかけてすぐに出します。 地域のレシピには豚の脂かすを添える方法もあります。この肉を使わない作り方では、油で炒めた玉ねぎを添えます。

盛り付け・保存・作り置き

実用情報

盛り付け・保存・作り置き

生地がやわらかく、玉ねぎが温かいうちに食卓へ。残りをゆでている間は、ゆで上がった分をぴったり密閉せず、軽く覆って保温します。

盛り付け・保存・作り置き

残りは浅い容器に入れ、2時間以内に冷蔵します。4°C以下で保存し、3日以内に食べきります。再加熱は1回だけ、中心温度74°Cまで行います。冷蔵すると生地が締まるので、温め直すときに少量の水を加えるとやわらかくなります。ゆでたじゃがいも入り団子を室温に2時間以上置かないでください。

盛り付け・保存・作り置き

具を準備する間、生地は覆いをかけて記載の20分休ませられます。おろした生じゃがいもは変色して水が出やすいため、具を作ったら早めに包んでゆで、後で使うために生のまま保存しないでください。

栄養・アレルゲン

栄養・アレルゲン

  • 1人分全量の4分の1、加熱後約380~430 g
  • エネルギー約700 kcal
  • 炭水化物約136 g
  • たんぱく質約19 g
  • 脂質約8 g
  • 食物繊維約8 g
  • ナトリウム約620 mg

全量に使う油約20 mlと炒め玉ねぎを含む場合の概算です。ゆで湯の塩は一部捨てます。小麦(グルテン)と卵を含みます。小麦粉やでんぷん製品の表示で、アレルゲンの混入可能性を確認してください。