ポーランドの代表料理

ポーランド風ザワークラウトと森のきのこのピエロギ

半月形のピエロギは、発酵キャベツのほどよい酸味、乾燥きのこの深い香り、こんがり炒めた玉ねぎの甘みが特徴です。具を先に火を通してから包むので、成形後はゆでれば仕上がります。

ポーランドの代表料理
共有
白いピエロギの皿。切った一個からキャベツときのこの具が見える。
出来上がり 36個、6人分
1人分 6個
作業時間 約70分
加熱時間 約75分
レシピの概要

ポーランド風ザワークラウトと森のきのこのピエロギ

半月形のピエロギは、発酵キャベツのほどよい酸味、乾燥きのこの深い香り、こんがり炒めた玉ねぎの甘みが特徴です。具を先に火を通してから包むので、成形後はゆでれば仕上がります。

この料理はポーランドの伝統産品リストで、ルブシュ県の食品として登録されています。農業省の記録には、クリーム色でやわらかく弾力のある生地に、発酵キャベツと森のきのこを詰め、炒め玉ねぎで風味を引き立てるとあります。また、第二次世界大戦後、スタニスワヴフとルヴフ周辺から移住した人々がこの地域に作り方を伝えたと記されています。これは地域に伝わる具体的な記録で、具の起源を一地域だけに限定する主張ではありません。

登録された作り方では、戻した乾燥きのこ、煮て刻んだキャベツ、澄ましバターで黄金色にした玉ねぎを合わせ、半月形に包んでゆでます。この家庭向けの計量レシピは36個分で、基本の順序を守っています。食用であることと種類が明記された市販の乾燥きのこだけを使いましょう。写真や見た目だけでは野生きのこの安全性を確認できません。

うまく作るコツ

うまく作るコツ

  • 信頼できる販売元の、種類が明記された乾燥ポルチーニまたはヤマドリタケ属の食用きのこを選びます。種類を確実に特定できない野生きのこは食べないでください。
  • 戻したきのこは新しい水で十分やわらかくなるまで煮て、よく水を切り、細かく刻みます。
  • ザワークラウトは煮た後しっかり水を切ります。水分が残ると生地を閉じにくくなります。
  • 玉ねぎは焦がさず、やわらかく黄金色になるまで炒めます。キャベツときのこを加えたら、目に見える水分がなくなるまで加熱します。
  • 具は浅い皿に広げ、完全に冷ましてから包みます。2時間以上置く場合は冷蔵してください。
  • 熱湯は小麦粉と卵に少しずつ加えます。安全に触れられる温度になってからこね、休ませる間は覆います。
  • 半月形の縁をしっかり閉じ、空気を抜きます。鍋に詰め込みすぎず、数回に分けてゆでます。
  • 登録記録の目安は約5分、浮き上がるまでです。時間だけに頼らず、1個を確認して、生地がやわらかく不透明になったことを確かめます。
材料

材料

熱湯生地

  • 薄力粉または中力粉 500g
  • 大きめの卵 1個
  • 菜種油などのくせのない油 15ml
  • 細塩 5g
  • 熱湯 250ml(少しずつ加える)

ザワークラウトときのこの具

  • 水を切ったザワークラウト 600g
  • 市販の乾燥ポルチーニまたは食用ヤマドリタケ属きのこ 40g(種類明記)
  • 玉ねぎ 200g(みじん切り)
  • 澄ましバター 30g
  • 細塩 最大4g(キャベツの塩味で調整)
  • 黒こしょう 2g

ゆで湯と登録された仕上げ

  • ゆでるための水 3リットル
  • ゆで上がったピエロギにかける飲用の冷水 250ml
作り方

作り方

作り方

  1. きのこを戻して煮る。乾燥きのこ40gに熱湯500mlを注ぎ、20分置きます。すすいでから新しい水に入れ、20〜30分、または十分やわらかくなるまで煮ます。包装の表示がある場合はそれに従います。水を切って細かく刻みます。種類不明の野生きのこは使いません。

  2. キャベツを煮る。水を切ったザワークラウト600gと水250mlをふた付きの鍋に入れます。30〜40分、やわらかくなるまで弱火で煮ます。しっかり水を切り、触れられる程度に冷まして細かく刻みます。

  3. 具を仕上げる。大きめのフライパンに澄ましバター30gを入れ、中火で溶かします。玉ねぎ200gを8〜10分、やわらかく黄金色になるまで炒めます。刻んだきのことキャベツを加え、混ぜながら約5分、水分が見えなくなりまとまるまで炒めます。塩最大4gと黒こしょう2gで味を調えます。清潔な浅いトレーに広げ、完全に冷まします。

  4. 生地をこねて休ませる。小麦粉500gと塩5gを混ぜ、卵1個と油15mlを加えます。熱湯250mlを少しずつ混ぜ入れます。安全に触れられる温度になったら5〜7分こね、なめらかで弾力のある生地にします。覆って20分休ませます。

  5. 包んで閉じる。生地を約2mmにのばし、直径7cmの円形に抜きます。残りの生地は覆っておきます。冷ました具を各円に約20gのせ、半分に折ります。空気を抜き、縁をしっかり押さえます。薄く粉をふったトレーに離して並べ、約36個作ります。

  6. ゆでて確認する。水3リットルを静かに沸かします。ピエロギを数回に分け、浮き上がるまで合計約5分ゆでます。1個を確認し、生地がやわらかく不透明なら網じゃくしで取り出します。

  7. 水を切って盛る。ゆでたピエロギを清潔なざるに移します。飲用の冷水250mlを全体にかけてから水を切ります。これは地域登録の記録にある仕上げ方です。熱いうちに盛り、ゆでたものを生地に使ったトレーへ戻さないでください。

盛り付け・保存・作り置き

実用情報

盛り付け・保存・作り置き

熱いうちに盛り、好みで溶かした澄ましバターや炒め玉ねぎを添えます。これらは追加の盛り付け案で、材料と栄養計算には具に使うバターだけを含めています。乳製品を避ける場合は、澄ましバターを同量の菜種油に替えます。

盛り付け・保存・作り置き

具は前もって作れます。浅く広げて冷まし、覆って4°C以下で冷蔵します。室温に2時間以上置かないでください。ゆでたピエロギも2時間以内に浅いふた付き容器へ入れ、4°C以下で冷蔵し、3〜4日以内に食べます。再加熱時は全体を74°Cまで温めます。食感を保つには、食べる直前にゆでるのがおすすめです。

1人分の推定栄養価

1人分の推定栄養価

  • エネルギー430 kcal
  • 炭水化物70 g
  • たんぱく質13 g
  • 脂質9 g
  • 食物繊維7 g
  • ナトリウム1,050 mg
  • アレルゲン小麦(グルテン)、卵、乳

ピエロギ6個分。具と割り当てた澄ましバターを含み、追加のトッピングは含みません。 数値は計量した材料を6等分した概算です。ザワークラウトの塩分は製品により異なるため、塩は加減してください。澄ましバターに残る乳たんぱくの量は製品差があるので、乳アレルゲンとして保守的に表示しています。

よくある質問

よくある質問

どのきのこを使えばよいですか?

種類と食用であることが明記された市販の乾燥ポルチーニなどを選びます。地域の記録ではポルチーニやヤマドリタケ属のきのこがよく使われます。採取したきのこをアプリや写真だけで判断しないでください。

なぜ包む前に具を加熱しますか?

キャベツ、きのこ、玉ねぎをやわらかくして味をなじませるためです。余分な水分を飛ばすことで、縁を閉じやすくなります。

冷水をかけるのはなぜですか?

農業省の記録では、浮き上がったピエロギに約250mlの冷水をかけてから水を切ります。飲用水と清潔なざるを使い、すぐに食べるか2時間以内に冷蔵してください。