ペルーの代表料理

Parihuela limeña

ají panca とトマトの風味を付けたスープに、白身魚、エビ、イカ、ムール貝を順に加えて火を通します。

ペルーの代表料理
共有
Parihuela limeña — リマ風の魚介スープ
Parihuela limeña — リマ風の魚介スープ
出来上がり量 6人分
下準備時間 40分
加熱時間 55分
追加待ち時間 0分
合計時間 95分
概要

Parihuela limeña — リマ風の魚介スープ

Parihuela はペルーの沿岸部、とりわけリマの魚介料理店で親しまれる魚介スープです。ここでは白身魚、エビ、イカ、ムール貝を使い、ají panca とトマトを煮詰めた香味ベースが味の土台になります。

魚介を最初から全部煮込むと、火の通りがまちまちになってしまいます。先に玉ねぎ、セロリ、にんにく、唐辛子ペースト、トマトを炒めてから魚のだしを注ぎ、魚、エビ・イカ、ムール貝の順に加えます。

出来上がりの目安は、煮汁に唐辛子の赤みがあり、魚が形を保ち、貝やエビがふっくら火を通っていることです。強い沸騰を避け、ライムとコリアンダーを火から下ろす直前に加えます。

材料

材料

材料

  • 650 g 骨のない身の締まった白身魚。厚い6切れに切る
  • 270 g 生エビ。殻をむき背わたを除き冷蔵する
  • 220 g 処理済みイカ。短い輪切り
  • 250 g 処理済みムール貝のむき身。信頼できる販売元の冷蔵品
  • 1600 ml 無塩の魚のだし。冷たいもの
  • 220 g 赤玉ねぎ。細かな角切り
  • 280 g トマト。皮をむいて刻む
  • 70 g ají panca ペースト。無糖
  • 20 g にんにく。みじん切り
  • 60 g セロリ。薄切り
  • 30 ml 植物油。ソフリート用
  • 20 g 生コリアンダー。刻む
  • 60 ml 生ライム果汁。仕上げ用
  • 10 g 細塩
  • 2 g クミンパウダー。炒めベース用
  • 2 g 黒こしょう。挽く
作り方

作り方

作り方

  1. 魚介を分けて用意する。白身魚650 g、エビ270 g、イカ220 g、ムール貝のむき身250 gを確認し、殻の破片などを除く。15分ほどで切り分け、別々に冷蔵しておく。どれも冷たく清潔で、加える順番ごとに取り出せる状態にする。冷蔵流通された信頼できる魚介を選ぶ。

  2. 香味ベースを炒める。大鍋に油30 mlを熱し、赤玉ねぎ220 g、セロリ60 g、にんにく20 gを中火で8分炒める。ají panca 70 g、トマト280 g、クミン2 g、こしょう2 gを加え、さらに12分炒める(合計20分)。トマトが崩れ、唐辛子のペーストに艶が出て、鍋底に焦げ付かない状態にする。

  3. だしを煮る。魚のだし1600 mlを全部注ぎ、中火で穏やかに沸かして15分煮る。赤橙色で香りが立ち、濃いソースではなくスープとして流れる状態にする。

  4. 白身魚を煮る。魚650 gを煮汁に静かに沈め、弱火で7分煮る。崩さずに形を保ち、縁が少しほぐれてくる。厚い切り身の中心が63 °C以上か測る。

  5. エビとイカを入れる。エビ270 gとイカ220 gを加え、弱火で6分静かに煮る。エビに弾力が出て不透明になり、イカも強く煮すぎず中まで火が通る。生の貝類に触れた器具で汁を味見しない。

  6. ムール貝と香草で仕上げる。ムール貝のむき身250 g、塩10 gを加え、弱火で7分煮る。貝を含む魚介が熱く不透明になったら火を止め、コリアンダー20 gとライム果汁60 mlを混ぜる。異臭のする魚介は使用せず、貝類には十分火を通す。

  7. 熱いうちに盛る。魚と各種魚介を6つの器に均等に分け、熱いスープを注ぐ(約10分)。どの器にも魚、エビ、イカ、貝があり、十分な煮汁が入るようにする。

実用情報

実用情報

食べ方・保存・調整のポイント

食べ方: 仕上げたらすぐ提供し、ライムの香りが残る熱いうちに食べる。 火加減: 魚介を加えてからは強い沸騰を避け、ゆっくり煮る。 材料の変更: 別の魚介で作ることもできるが、加熱条件やアレルゲンが変わるため、ここに示す組み合わせはそのまま守る。 保存: 調理後2時間以内に4 °C以下で冷蔵し、3~4日以内に食べる。再加熱時は74 °Cまで十分に温める。

確認ポイント

確認ポイント

  • 貝やイカが硬い魚介を加えてから強く沸かした可能性がある。ごく静かな煮立ちにし、火が通ったらすぐ出す。
  • スープの味が薄いトマトと唐辛子の炒めが足りない。だしを入れる前に香味ベースを十分に加熱する。
1人分の栄養目安

1人分の栄養目安

  • 1人分の量6人分のうち1人分(多めの量)
  • エネルギー340 kcal
  • 炭水化物12 g
  • たんぱく質49 g
  • 脂質11 g
  • 食物繊維2 g
  • ナトリウム930 mg
アレルゲンと食品衛生

アレルゲンと食品衛生

魚、甲殻類(エビ)、軟体動物(イカ、ムール貝)を含みます。魚介は調理直前まで冷蔵し、魚の中心は63 °C以上、貝類やエビ・イカも中まで十分に加熱します。 生の肉・魚介に触れた手や器具を即食の食材と分けて洗う。残った料理は浅い容器で速やかに冷やし、調理後2時間以内に4 °C以下の冷蔵庫に入れ、3~4日以内に食べ切る。再加熱は中心74 °Cまで行う。

仕上がり

仕上がり

  • 仕上がり: 唐辛子とトマトの煮汁に複数の魚介の味が重なる、熱いスープになる。
  • 大切な点: 炒めベースを先に作り、魚介を種類ごとに順番に加える。