ペルーの代表料理

チュペ・デ・カマロネス(Chupe de camarones arequipeño)

川エビの殻からだしを取り、じゃがいも、とうもろこし、豆、米を煮込んでから無糖エバミルクとチーズを加えるアレキパの具だくさんスープ。

ペルーの代表料理
共有
チュペ・デ・カマロネス — アレキパ風の濃厚な川エビのスープ
チュペ・デ・カマロネス — アレキパ風の濃厚な川エビのスープ
出来上がり量 たっぷり4杯分
下準備 35 分
加熱調理 69 分
待ち時間 0 分
合計 104 分
概要

チュペ・デ・カマロネス — アレキパ風の濃厚な川エビのスープ

チュペ・デ・カマロネスは、ペルー南部アレキパの料理と結び付いた具だくさんの川エビのスープです。エビの頭と殻を煮出してから野菜と米を加え、最後に乳製品でまろやかに仕上げます。薄い澄まし汁ではなく、具とだしを一緒に味わう料理です。

唐辛子のアヒ・パンカ、じゃがいも、チョクロという大粒のとうもろこし、豆類、香草のワカタイを使います。エビの風味を引き出すには、むき身と殻を分け、殻のだしを細かいこし器で漉すことが重要です。

牛乳を濃縮した無糖のエバミルクとフレッシュチーズを最後に入れ、激しく沸騰させずに温めます。エビを煮すぎず、別鍋で完全にゆでた卵を1杯に1個ずつ添えるのが、この作り方の仕上げです。

材料

材料

エビとだし

  • 900 g 川エビ(頭・殻を取ってむき、殻と頭は残す。むき身約420 g)
  • 1200 ml 水(エビのだし用)

スープのベース

  • 30 ml 植物油
  • 140 g 赤玉ねぎ(細かく刻む)
  • 18 g にんにく(みじん切り)
  • 35 g アヒ・パンカのペースト
  • 160 g トマト(刻む)
  • 350 g 黄色いじゃがいも(皮をむいて3 cm角)
  • 150 g 生のとうもろこし粒(チョクロ、またはでんぷん質の多いとうもろこし)
  • 90 g 米(生米、洗ったもの)
  • 120 g そら豆(さやから出す)
  • 120 g グリーンピース(さやから出す)
  • 6 g 細塩
  • 2 g 乾燥オレガノ
  • 7 g ワカタイの葉(刻む)

仕上げ

  • 240 ml 無糖エバミルク
  • 150 g ケソ・フレスコ(低温殺菌乳製のフレッシュチーズ、角切り)
  • 4個 大きめの卵(別に固ゆでにする)
作り方

作り方

作り方

  1. エビの殻でだしを取る。洗った川エビの頭と殻を鍋に入れ、水1200 mlを注ぐ。鍋肌に軽く押しつけながら15分煮て、目の細かいこし器で漉し、固形物を捨てる。むき身は4 °C以下で冷蔵しておく。殻の破片がなく、エビの香りがするだしができればよい。加熱15分。

  2. アヒの香味ベースを作る。清潔な大鍋に油30 mlを中火で熱し、赤玉ねぎ140 gを5分炒める。にんにく18 gとアヒ・パンカ35 gを入れて3分、トマト160 gを加えてさらに4分煮る。玉ねぎが軟らかくなり、唐辛子の生の香りが消える。加熱12分。

  3. 米と野菜を煮る。漉しただしを鍋に加え、米90 g、じゃがいも350 g、とうもろこし150 gを15分煮る。そら豆120 gとグリーンピース120 gを加え、さらに10分煮る。底に米が付かない程度に混ぜる。米が柔らかく、芋に包丁が通り、豆に火が通ればよい。加熱25分。

  4. 卵を固ゆでにする。スープを煮ている間、別の小鍋で卵4個を水に浸して10分ゆでる。流水の冷水で冷やして殻をむき、清潔なまな板で半分に切る。白身も黄身も完全に固まり、液状の部分が残っていないことを確認する。加熱10分。

  5. エビのむき身に火を通す。冷やしておいたエビのむき身を煮立ちすぎないスープに加え、軽く混ぜながら4分加熱する。厚い身の中心を測り63 °C以上にする。エビが不透明で弾力を持ち、中心が63 °Cに達したらよい。加熱4分。

  6. 乳製品を加えて仕上げる。弱火に落とし、無糖エバミルク240 ml、チーズ150 g、塩6 g、オレガノ2 g、ワカタイ7 gを混ぜて3分温める。激しく沸騰させない。4杯に分けて卵を1個ずつ添える。スープがなめらかで、乳成分が分離していなければよい。加熱3分。

実用情報

実用情報

盛り付け・保存・代用

エビの殻を漉しただしが味の軸になるため、硬い殻片は必ず除いてください。チーズとエバミルクを加えた後は弱火を保ち、煮立たせすぎないようにします。チョクロは粒が大きくでんぷん質の多いとうもろこしで、一般的な甘いスイートコーンとは食感が異なります。 エビ、乳製品、卵が入るので、残りは浅い容器で2時間以内に冷蔵し、3〜4日以内に使います。温め直しは74 °Cまで加熱し、鍋底をこげつかせないようにします。川エビが使えない場合の別種のエビは風味が変わるため、同一とみなしません。

確認ポイント

確認ポイント

  • スープが分離するエバミルクとチーズを加えた後の火が強すぎた。弱火にして静かに温め、激しく煮立てない。
  • エビが硬くなるむき身を早く入れ、長時間煮すぎた。野菜が柔らかくなってから加え、中心63 °Cを確認して仕上げる。
1人分の栄養目安

1人分の栄養目安

  • 1人分の量1杯約650 ml
  • エネルギー約 630 kcal
  • 炭水化物47 g
  • たんぱく質41 g
  • 脂質30 g
  • 食物繊維7 g
  • ナトリウム約 1120 mg
アレルゲンと食品衛生

アレルゲンと食品衛生

エビ(甲殻類)、牛乳由来のチーズとエバミルク、卵を含みます。エビの頭・殻とむき身は低温で扱い、甲殻の破片を漉して取り除きます。むき身の最も厚い部分は中心63 °C以上、ゆで卵は白身も黄身も固まるまで加熱します。乳製品は加熱後も適切に冷蔵し、残りは74 °Cまで温め直します。

仕上がり

仕上がり

  • 仕上がり: エビのだしが効いた濃厚なアレキパ風スープに、米と野菜、チーズ、固ゆで卵が入る。
  • 要点: 殻のだしを細かく漉し、エビを63 °Cまで加熱してから乳製品を弱火で加える。