牛肉・豚肉・鶏肉と冬野菜のHochepot flamand
Hochepot flamandは、フランス領フランドルを含む北部の冬の食卓に結びつく、複数の肉と丈夫な冬野菜を一つの鍋で煮る料理です。肉と野菜を煮る点だけを見るとポトフに近く見えますが、このレシピでは牛肉、豚肉、鶏肉を組み合わせ、それぞれの火の通り方に合わせて投入時刻を変え、煮汁も一緒に盛る構成を保ちます。
肉は同時に入れません。牛肩肉と豚肩肉は長時間煮て柔らかくする必要があるため最初から鍋に入り、骨付き鶏もも肉は後から加えます。さらにキャベツ、にんじん、ポロねぎ、かぶ、セロリ、じゃがいもは、肉が十分に煮えてから加えます。野菜を大きめに切るのは、長時間の煮込みでもそれぞれの形が食卓で分かるようにするためです。
煮汁は激しく沸かしません。強い沸騰は野菜を壊しやすく、表面の脂を煮汁へ強く分散させ、澄んだスープ状の仕上がりから遠ざかります。最初に温度を上げる段階で浮く灰汁を取り、その後はふたを少しずらして、時折気泡が上がる程度の静かな煮立ちを保ちます。
盛り付けと栄養計算では、骨付きで購入した鶏もも肉の骨を食べる部分と分けて考えます。1人分には可食部の牛肉、豚肉、鶏肉、野菜に加えて約250mlの煮汁を含めます。取り除いた骨や、すくい取った表面の脂は食べた量として扱いません。


