ポーランドの代表料理

Pańczkraut(パンチクラウト)—オポーレ風ザワークラウトとじゃがいものマッシュ

紹介: Pańczkraut は、上シレジアのオポーレ地方で親しまれる、やわらかく煮たザワークラウトとつぶしたじゃがいもの料理です。地域のレシピの一つでは、すりおろしたにんじんとキャラウェイを加え、ラードで香ばしく焼いた燻製豚バラ肉と玉ねぎを混ぜ込みます。

ポーランドの代表料理
共有
素朴な器に盛ったPańczkraut。マッシュポテトにザワークラウトとにんじんが見え、燻製豚バラ肉と玉ねぎがのっています。
出来上がり 付け合わせ6人分
1人分 約380 g
食事の特徴 豚肉を使用。肉なしのアレンジも掲載
下準備 20分
ひと目でわかる情報

Pańczkraut(パンチクラウト)—オポーレ風ザワークラウトとじゃがいものマッシュ

紹介: Pańczkraut は、上シレジアのオポーレ地方で親しまれる、やわらかく煮たザワークラウトとつぶしたじゃがいもの料理です。地域のレシピの一つでは、すりおろしたにんじんとキャラウェイを加え、ラードで香ばしく焼いた燻製豚バラ肉と玉ねぎを混ぜ込みます。

オポーレ県の地域食文化遺産ポータルには、この料理が同じ名称で伝統食品として2011年に登録されています。説明では、煮たザワークラウトとマッシュポテトを合わせた料理とされ、pańćkraut や ciaper kapusta という地域名も記載されています。伝統的な材料は、じゃがいも、ザワークラウト、豚脂、燻製ベーコンです。

この家庭向けレシピは、にんじん、キャラウェイ、玉ねぎを少し加え、燻製豚バラ肉をたっぷり使う、別のオポーレ地方のレシピをもとにしています。じゃがいもとキャベツは別々に煮てから、つぶして混ぜ合わせます。ザワークラウトとベーコンには塩気とうま味があるので、塩は最後に味を見て加えましょう。

おいしく作るコツ

おいしく作るコツ

  • つぶしやすい粉質のじゃがいもを選びます。
  • ザワークラウトは水気を切ってから量り、じゃがいもとの比率を保ちます。
  • 加熱前に味見し、酸味が強ければ最初に沸いた後で煮汁を替えます。
  • 長いキャベツの繊維は短く切ると、全体がまとまりやすくなります。
  • にんじんは細かくすりおろすと、キャベツを煮る間にやわらかくなります。
  • キャラウェイは控えめにし、温かみのある香りでキャベツを引き立てます。
  • ベーコンは大きさをそろえて切り、均一に脂を出して焼き色をつけます。
  • 分量どおりのラードでベーコンをゆっくり加熱し、焦がさないようにします。
  • じゃがいもは熱いうちにつぶしますが、少し食感を残します。
  • ザワークラウトとベーコンの塩気は製品ごとに違うため、仕上げに味を見て塩を足します。
材料

材料

じゃがいも

  • 粉質のじゃがいも 1000 g(皮をむき、均等な大きさに切る)
  • 水 1.5 L、またはじゃがいもが浸る量

ザワークラウト

  • 水気を切ったザワークラウト 800 g
  • ザワークラウトの漬け汁または水 250 ml
  • にんじん 50 g(細かくすりおろす)
  • キャラウェイシード 2 g

ベーコンと玉ねぎ

  • 燻製豚バラベーコン 300 g
  • 黄玉ねぎ 120 g
  • 豚ラード 15 g

調味料

  • 黒こしょう(粉末)1 g
  • 細塩 0〜3 g(味を見て)
作り方

作り方

作り方

  1. ザワークラウトを煮る。ザワークラウトを水切りし、漬け汁を250 ml取っておき、短い繊維になるよう刻みます。漬け汁または水、すりおろしたにんじん、キャラウェイを加え、ふたをして弱火で25〜30分、やわらかくなるまで煮ます。酸味が強い場合は、ひと煮立ちした後に煮汁を捨て、新しい水で煮続けます。

  2. じゃがいもをゆでる。その間に皮をむき、均等な大きさに切ります。鍋に入れて水をかぶるまで注ぎ、沸騰したら弱火で18〜22分ゆでます。最も大きな一片にナイフがすっと入ったら湯を切ります。

  3. ベーコンの脂を出して焼く。ベーコンを約1 cm角に切ります。フライパンでラードを温めてからベーコンを加え、中火で8〜10分、ときどき混ぜながら焼き色がつき、完全に火が通るまで加熱します。生の豚肉と表示されている場合は、最も大きな一片の中心温度が63°Cに達したことを確認し、3分休ませます。

  4. 玉ねぎを炒める。玉ねぎを細かく刻んでベーコンに加えます。中弱火で4〜5分、混ぜながら、やわらかくなり薄くきつね色になるまで炒めます。

  5. 水を切ってつぶす。ザワークラウトの水気をしっかり切ります。熱いじゃがいもを少し粒が残る程度につぶし、キャベツの繊維とにんじんが見える状態にします。

  6. 混ぜて味を調える。ザワークラウト、ベーコン、玉ねぎ、出た脂をじゃがいもに混ぜ込みます。こしょうを加えて味見し、必要なら塩を最大3 g加えます。弱火で3〜5分温め、まとまりがあり、すくえるやわらかさになったら火を止めます。水分がたまったり、じゃがいもが粘りすぎたりしないよう、混ぜすぎないでください。

  7. 盛り付ける。温めた器に盛り、焼いたベーコンを上にのせます。ミートボール、豚すね肉、またはスペアリブと一緒に熱いうちに出します。

盛り付けと保存

実用情報

盛り付けと保存

Pańczkraut は、ミートボール、豚すね肉、スペアリブなどに添えて熱いうちに食べます。肉なしにする場合はベーコンとラードを省き、くせのない植物油25 gを使います。これは実用的なアレンジで、オポーレの伝統食品として記載された豚肉入りの料理とは異なります。

盛り付けと保存

残りは2時間以内に浅いふた付き容器に分けて冷蔵し、4°C以下で3日以内に食べ切ります。再加熱は1回だけとし、中心が74°Cに達するまで混ぜながら温めます。前もって準備する場合は、じゃがいもとザワークラウトを煮て水を切り、すぐに冷まします。食べる直前にベーコンと玉ねぎを焼き、全体を混ぜて十分に温めます。

栄養とアレルゲン

栄養とアレルゲン

  • 1人分レシピ全量の6分の1、約380 g
  • エネルギー約400 kcal
  • 炭水化物約38 g
  • たんぱく質約11 g
  • 脂質約19 g
  • 食物繊維約8 g
  • ナトリウム約1800 mg

栄養値はベーコンとラードを含む1人分の概算です。ナトリウム量はザワークラウトや燻製ベーコンの銘柄、追加する塩によって大きく変わります。豚肉を使用します。その他の原材料やアレルゲンについてはベーコンの表示を確認してください。