フランスの代表料理

Petit salé aux lentilles vertes du Berry(ベリー地方の緑レンズ豆と塩漬け豚肉)

Lentilles vertes du Berry IGP とデミセル豚肩肉を別々に穏やかに煮、最後に定量の豚煮汁だけを合わせるベリー地方の主菜です。

フランスの代表料理
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Petit salé aux lentilles vertes du Berry(ベリー地方の緑レンズ豆と塩漬け豚肉):皿に盛り付けた一品
準備時間 25分
加熱時間 125分
合計時間 870分
出来上がり量 主菜6人分
紹介

ベリー産緑レンズ豆とデミセル豚肩肉のプティ・サレ

この料理の地域性を決めるのは、一般的な緑レンズ豆ではなく Lentilles vertes du Berry IGP です。小粒で形を保ちやすい豆を主役として扱い、デミセルの豚肩肉は別鍋で塩抜きしてから穏やかに煮ます。

豚肉は12時間、冷蔵しながら水を4回替えて塩抜きします。強く沸騰させず90分ゆっくり煮ることで肉を柔らかくし、できた煮汁のうち300mlだけを最後にレンズ豆へ加えます。

レンズ豆は豚肉の煮込み終盤30分と並行して浸水し、玉ねぎとにんじんとともに別に煮ます。塩味の強い豚煮汁を最初から入れないため、豆の形と最終的な塩加減を管理しやすくなります。

成功のポイント

成功のポイント

  • 塩抜きの12時間を短縮せず、全行程を冷蔵で行う。
  • レンズ豆と豚肉を別鍋で煮て、最後に豚煮汁300mlだけを合わせる。
材料

材料

  • 850g デミセル(塩漬け)豚肩肉(骨なし・皮付き、購入時重量。塩抜き・煮込み後の可食部は約650g)
  • 8000ml 塩抜き用の冷水(2,000mlずつ4回に分ける。作業用の水。交換ごとに捨てる)
  • 1800ml 豚肉を煮る水(煮汁は全量を食べず、300mlだけを仕上げに使う)
  • 1 枚 ローリエ
  • 5g タイムの枝
  • 1 粒 クローブ
  • 10g にんにく(皮をむく)
  • 400g Lentilles vertes du Berry IGP(ベリー産緑レンズ豆)(乾燥重量。洗う。ベリー地方の料理として仕上げる場合は代用しない)
  • 1000ml レンズ豆浸水用の冷水(浸水後に捨てる)
  • 1000ml レンズ豆を煮る水
  • 300g にんじん(皮をむき、5mm厚さの輪切り)
  • 250g 玉ねぎ(皮をむき、1個は半分、1個は薄切り)
  • 15ml オリーブオイル
  • 60g ディジョンマスタード(提供用。マスタードは栄養値とアレルゲン計算に含む)
作り方

作り方

作り方

  1. 豚肉を冷蔵で塩抜きする。850gのデミセル豚肩肉を非反応性容器に入れ、冷水2,000mlで完全に覆って冷蔵する。12時間の間に2,000mlの冷水へさらに3回交換し、毎回の水は捨てる。最後の浸水液が最初より明らかに塩辛くない状態にする。全行程を冷蔵で行う。

  2. 豚肉を静かに煮る。豚肉の水気を切り、4L鍋に豚肉、1,800mlの水、半分にした玉ねぎ、にんにく、ローリエ、タイム、クローブを入れる。中火で弱い煮立ちまで上げ、アクを取り、弱火で90分保つ。激しく沸騰させず、フォークがすっと入る柔らかさにする。

  3. レンズ豆を並行して浸水する。豚肉の加熱が残り30分になったら、400gのレンズ豆を1,000mlの冷水に30分浸し、十分に水気を切る。豆が均一に吸水し、ざるの下に濁った水が残らない状態にする。この30分は豚肉の最後の30分と同時進行とする。

  4. 玉ねぎを柔らかくする。広口鍋にオリーブオイル15mlを入れ、薄切り玉ねぎを弱めの中火で5分、色を付けずに炒める。玉ねぎが透き通って淡い色のままになったら、にんじん、レンズ豆、1,000mlの水を加える。

  5. レンズ豆を煮る。弱い煮立ちにしてから弱火にし、ふたをせず30分、必要最小限だけ混ぜながら煮る。豆が柔らかく、形を保つ状態を目標とする。明らかに汁が多い場合だけ少量を切る。

  6. 仕上げて盛る。豚肉を取り出して香味野菜を捨て、豚煮汁を正確に300ml量ってレンズ豆に混ぜる。豚肉を繊維に直角に切り、6等分し、レンズ豆とディジョンマスタード合計60gを分けて盛る。豆はしっとりしているがスープ状にしない。残りは2時間以内に冷蔵する。

提供・保存・作り置き

実用情報

提供

温かいうちに、豚肉1人約108gとレンズ豆・野菜約210gを盛り、マスタードを1人10g添える。

作り置き

豚肉の塩抜きは前夜に始められる。完成品も1日前に作れるが、加熱後は速やかに冷ます。

保存・温め直し

2時間以内に冷蔵し3日以内。少量の水を足して弱火で全体が十分熱くなるまで温める。

代用

小粒の別のフランス産緑レンズ豆は同量で使えるが、Lentilles vertes du Berry IGP を使った料理とは呼ばない。

うまくいかないとき

うまくいかないとき

  • レンズ豆が大きく割れる煮立ちが強すぎるか、混ぜすぎている。弱い煮立ちを保ち、混ぜる回数を減らす。
  • 塩辛すぎる豚肉の塩抜き不足か、豚煮汁を入れすぎている。仕上げの煮汁は300mlに限定する。
1人分の栄養目安

1人分の栄養目安

  • 1人分の量調理済み豚肉約108g+レンズ豆と野菜約210g+マスタード10g
  • エネルギー620kcal
  • 炭水化物52g
  • たんぱく質43g
  • 脂質26g
  • 食物繊維15g
  • ナトリウム1120mg
アレルゲンと食品衛生

アレルゲンと食品衛生

アレルゲン:マスタード。生の塩漬け豚肉はそのまま食べる食品と分けて扱い、手、包丁、まな板を洗う。12時間の塩抜きは全行程冷蔵。残りは2時間以内に冷蔵する。

仕上がり

仕上がり

  • 仕上がり: 豚肩肉は柔らかく、ベリー産緑レンズ豆は粒の形を残し、少量の豚煮汁で軽くまとまる。
  • 決め手: 12時間の冷蔵塩抜きと、豚肉・レンズ豆を別々に煮ることが決め手。