フランスの代表料理

Pilao mahorais(マヨット風チキンとスパイスライス)

マヨットの pilao として、骨付き鶏もも肉を香辛料入りのトマトベースで焼き付け、バスマティ米と一緒にふたをして吸水調理します。

フランスの代表料理
共有
Pilao mahorais(マヨット風チキンとスパイスライス):器に盛り付けた一品
準備時間 25分
加熱時間 54分
合計時間 89分
出来上がり量 主菜6人分
紹介

骨付き鶏もも肉とバスマティ米の Pilao mahorais

Pilao mahorais は、マヨットの文脈で作る鶏肉入りのスパイスライスです。ここでは骨付き鶏もも肉6本とバスマティ米500gを用い、カルダモン、シナモン、クローブ、クミン、ターメリックをトマトと玉ねぎのベースに重ねます。

鶏肉は最初に表面へ焼き色を付けますが、この段階で完全に火を通しません。米をトマトと香辛料の油で3分コーティングしてから鶏肉を戻し、750mlの熱湯を加えてふたをし、30分吸水調理します。

仕上がりの条件は、米の粒が分かれ、水分が吸収され、すべての鶏もも肉が骨を避けた厚い部分で74℃に達していることです。火を止めた後の10分休ませる時間も合計時間に含めます。

成功のポイント

成功のポイント

  • 米を加える前にトマトベースの余分な水分を飛ばし、米粒を油と香辛料で均一に覆う。
  • ふたをした後は繰り返し混ぜず、鶏肉の74℃と米の吸水を両方確認する。
材料

材料

  • 1000g 骨付き鶏もも肉(中サイズ6本、皮付き、冷蔵。骨を除いた加熱後の可食部は約680g)
  • 500g 長粒種バスマティ米(乾燥。洗い水がほぼ澄むまで洗い、水気を切る)
  • 750ml 熱湯(乾燥米に対する水は1.5:1。トマトと鶏肉の水分も加わる)
  • 45ml 香りの弱い植物油
  • 400g 玉ねぎ(薄切り)
  • 300g 完熟トマト(角切り)
  • 60g トマトペースト
  • 20g にんにく(みじん切り)
  • 6 さや グリーンカルダモン(軽くつぶす)
  • 6g シナモンスティック(小1本)
  • 5 粒 ホールクローブ
  • 4g クミンパウダー
  • 3g ターメリックパウダー
  • 10g 細塩
  • 2g 黒こしょう
作り方

作り方

作り方

  1. 鶏肉に焼き色を付ける。鶏もも肉1,000gの表面水分を拭く。ふた付き5L厚手鍋に植物油20mlを熱し、中火〜強めの中火で鶏肉を1層に並べ、途中1回返して合計8分焼く。皮に部分的な焼き色が付き鍋から自然にはがれる状態で清潔な皿へ移す。まだ中心まで加熱しない。

  2. 玉ねぎと香辛料を炒める。同じ鍋に残りの植物油25ml、玉ねぎ400g、カルダモン6さや、シナモン6g、ホールクローブ5粒を入れ、中火で8分炒める。最後の1分ににんにく20g、クミン4g、ターメリック3gを加え、焦がさず香りを出す。

  3. トマトベースを煮詰める。トマト300gとトマトペースト60gを加え、中火で5分、鍋底をこそげながら煮る。水っぽさが減り、スプーンで筋を引くと短時間跡が残るつやのある状態にする。

  4. 米を香味油で覆う。洗って水気を切ったバスマティ米500g、塩10g、黒こしょう2gを加え、中火で3分混ぜる。すべての米粒が香辛料入りのトマト油でつやよく覆われ、乾いた香辛料の塊が残らない状態にする。

  5. ふたをして吸水調理する。鶏肉を戻し、熱湯750mlを注いで弱い煮立ちにする。ふたをして弱火で30分、繰り返し混ぜずに炊く。米が柔らかく粒が分かれ、液体が吸収され、各鶏もも肉の骨を避けた最も厚い部分が74℃に達していることを確認する。

  6. 10分休ませる。火を止め、ふたをしたまま10分休ませる。米をやさしくほぐし、見つけたホールスパイスを取り除いて、鶏もも肉1本と米を1人分として盛る。鍋底に自由な液体が残らない状態を目標とする。骨に注意して提供する。

提供・保存・作り置き

実用情報

提供

10分の休ませ後すぐ、1人につき鶏もも肉1本と米を盛る。サラダは栄養値外。

作り置き

玉ねぎと乾燥香辛料は事前計量できるが、鶏肉を半加熱して後で仕上げる方法は取らない。

保存・温め直し

2時間以内に冷蔵し3日以内。少量の水を加えて覆い、鶏肉と米全体が74℃になるまで再加熱し、米は途中1回ほぐす。

代用

骨なし鶏もも肉は可食重量を合わせれば使えるが、米が完全に炊けることも確認する。バスマティ以外の長粒米は吸水が変わるため水量を無根拠に変更しない。

うまくいかないとき

うまくいかないとき

  • 鶏肉が74℃なのに米が水っぽいふたを外し、ごく弱火で数分だけ水分を飛ばす。強く混ぜない。
  • 底が焦げる吸水調理中の火が強すぎるか鍋が薄い。厚手鍋で、煮立ちを維持できる最小火力を使う。
1人分の栄養目安

1人分の栄養目安

  • 1人分の量鶏もも肉1個分(加熱後の可食部・皮を含め約113g)+ピラオの米料理約250g
  • エネルギー625kcal
  • 炭水化物76g
  • たんぱく質34g
  • 脂質21g
  • 食物繊維4g
  • ナトリウム835mg
アレルゲンと食品衛生

アレルゲンと食品衛生

アレルゲン:なし。生の鶏肉は洗わず、そのまま食べる食品と分ける。鶏もも肉6本すべてを骨を避けた厚い部分で74℃まで加熱する。ふたを開けるときは蒸気を顔から遠ざけ、骨にも注意する。残りは2時間以内に冷蔵し、再加熱も74℃まで。

仕上がり

仕上がり

  • 仕上がり: 米は粒が分かれ、鶏もも肉はしっとりしながら安全温度に達し、香辛料とトマトが全体へ行き渡る。
  • 決め手: ふた付き吸水調理を乱さず、鶏肉74℃と10分休ませを守ることが決め手。