コロンビアの代表料理

タマラのレチョーナ・タマレーニャ

豚皮で包み、豚肩肉と頬肉、米、黄えんどう豆を詰めるカサナレ風の家庭用レチョーナを作ります。

コロンビアの代表料理
共有
カサナレの素朴な食卓に置かれたレチョーナ・タマレーニャ。
出来上がり量 12人分
作業時間 約1時間40分
休ませる時間 えんどう豆の浸水に8–12時間
加熱時間 約4時間、その後に皮を短時間高温で焼く。温度計で確認
合計時間 最短の浸水を含め約13時間40分
概要

タマラのレチョーナ・タマレーニャ

コロンビア文化省の伝統料理目録には、カサナレ県タマラのレチョーナ・タマレーニャが記録されています。豚皮を豚の形に整え、頭も含め、同じ動物の豚肉、米、黄えんどう豆を詰めるという説明です。伝承者として Tirso Antonio Forero Cuadra の名がありますが、分量、味付け、調理技法や時間は記載されていません。

そのため、このレシピは家庭で作りやすいように組み直したもので、特定の家庭の方法を正確に再現するものではありません。肉店には、掃除して整えた一枚の豚皮と、同じ豚の頬肉など頭の肉を頼みます。小さなローストでは豚一頭の姿をそのまま再現できませんが、形を整えた皮、頭肉、記録にある詰め物を保ちます。米と黄えんどう豆は詰め物の中で見分けられるようにし、米を使わないトリマ地方の一部のレチョーナとは区別します。

詰め物は包む前に調理します。豆は柔らかく、米は少し硬さを残して炊き、豚肉は青ねぎとにんにくで香りを付けて焼きます。こうすると切り分けやすくなり、詰め物の中で生の米を炊き上げる必要もありません。詰め込みすぎず、中心まで熱が通る空間を残します。肉詰め料理なので、詰め物の中心を複数箇所で測り、74°Cに達してから皮を高温で焼きます。

材料

材料

豚皮と詰め物

  • 1.2 kg 肉店で掃除・整形した一枚の豚皮。詰め物を包める大きさ
  • 2.0 kg 豚肩肉、できれば同じ豚のもの。2 cm角に切る
  • 400 g 同じ豚の頬肉など下処理した頭肉。2 cm角に切る
  • 250 g 乾燥黄えんどう豆(arveja amarilla)、8–12時間浸水して水を切る
  • 300 g 乾燥白米、洗って別に炊き、少し硬さを残す
  • 200 g 青ねぎ、細かく刻む
  • 30 g にんにく(約8片)、細かく刻む
  • 28 g 細塩、分けて使う。火の通った詰め物を味見して調整
  • 6 g クミンパウダー
  • 3 g 黒こしょう
  • 30 ml くせのない油または溶かした豚脂
  • 1.5 L 水または無塩の豚だし。豆を煮て、必要なら詰め物を湿らせる
作り方

作り方

作り方

  1. 肉店に下処理を頼み、豆を浸水する 肉店に一枚の豚皮を掃除・整形してもらい、頬肉など頭の肉も用意してもらいます。生の豚肉は4°C以下で冷蔵し、すぐ食べる食品から分けます。豆は室温ではなく冷蔵庫で8–12時間浸水します。水を切り、浸水に使った水は捨てます。

  2. 豆、米、豚肉を別々に調理する 水を切った豆を新しい水で柔らかくなるまで煮て、水を切ります。洗った米は別に炊いて少し硬さを残し、浅い容器に広げてすばやく冷まします。油または豚脂を熱し、肩肉と頬肉を数回に分けて焼き色を付けます。青ねぎとにんにくを加えて柔らかくし、クミン、黒こしょう、塩の一部を混ぜます。豚肉を豆と米に合わせます。乾いている場合だけ、熱い無塩だしを少量加えます。浅い容器に広げて速やかに冷まし、包むまで冷蔵します。

  3. 豚皮にゆるく詰めて閉じる オーブンを163°Cに予熱します。豚皮の水分を拭き、内側に計量した塩の一部を薄く振ります。冷ました詰め物を押し込まずに入れ、米や豆が少し膨らむ余地と熱の通り道を残します。豚を思わせる形の小さな包みに整え、頭肉も中に入れ、食品用のたこ糸と針で開口部をしっかり閉じます。網を敷いたローストパンに綴じ目を下にして置きます。

  4. 中心が安全な温度になるまで焼く 目安として163°Cで約3½–4時間焼きますが、時間だけで安全性を判断しません。清潔な温度計を詰め物の中心の複数箇所に差し込み、どこも少なくとも74°Cに達したことを確認します。届かなければ焼き続けて再測定します。皮だけが早く色づく場合は、中心が加熱されるまでアルミホイルをふんわりかぶせます。

  5. 皮を焼き上げ、休ませて切る 詰め物が74°Cに達してから、オーブンを230°Cに上げ、皮がパリッとするまで約10–20分焼きます。焦げないように見守ります。20分休ませてから横に切り、皮、豚肉、米、黄えんどう豆が各人分に入るようにします。残りは浅い容器に入れ、2時間以内に冷蔵します。

実用情報

実用情報

レシピの正式タイトル

カサナレ風豚皮ロースト:豚肉、米、黄えんどう豆の詰め物

紹介

タマラの料理記録では、豚の形に整えた豚皮に、米、黄えんどう豆、同じ豚の肉を詰め、頭も含める料理とされています。この家庭向けの小さなオーブン版では、肉店で下処理した豚皮を使います。

実用的なアドバイス

詰め物は冷やして、ゆるく詰める 炊いた米と豆は浅い容器で素早く冷まし、包むまで冷蔵します。炊いた米を室温に放置しません。詰め物を強く押すと熱が均一に通らないため、ゆるく詰め、中心を複数箇所で測ります。肉店で用意した皮が破れた場合は、無理に引っ張って詰め足さず、量を減らして丁寧に閉じます。 豚皮と分量を先に計画する 一枚の豚皮は肉店への特別注文が必要で、形を作って縫うにも時間がかかります。詰め物を作る前に皮の大きさを確認してください。脂の多い料理なので、切り分けは控えめにし、パリッとした皮を各人分に分けます。詰め物を焼く間はオーブンを163°C以上に保ち、高温の仕上げは中心の安全を確認してから行います。

アレルゲンと食品安全

アレルゲン: 主要アレルゲンは意図的に加えていません。市販のだしや調味料を確認し、交差接触を防いでください。豚肉を含むため、豚肉を避ける人には適しません。 食品安全: 生の豚肉は4°C以下で冷蔵し、洗わず、すぐ食べる食品から分けます。豆は冷蔵庫で浸水します。詰め物は包む前に調理してすばやく冷却します。詰めた豚皮は163°C以上で焼き、中心の複数箇所が74°C以上か温度計で確認します。残りは2時間以内に浅い容器で冷蔵し、4°C以下で3–4日保存、中心を74°Cまで再加熱します。

仕上げのポイント

盛り付け: 各切り分けにパリッとした豚皮、肩肉と頭肉、米、黄えんどう豆を入れます。 均一に火を通すには: 詰め物をゆるく保ち、皮を焼き上げる前に中心温度を測ります。

1人分の栄養目安

1人分の栄養目安

  • 1人分: 豚皮、豚肉、米、黄えんどう豆を含むローストの12分の1
  • エネルギー: 約920 kcal
  • 炭水化物: 約43 g
  • たんぱく質: 約52 g
  • 脂質: 約62 g
  • 食物繊維: 約5 g
  • ナトリウム: 約820 mg