ペルーの代表料理

Kam lu wantán

豚ひき肉入りワンタンを揚げ、鶏肉、パイナップル、ホーランタオ、赤ピーマンをタマリンド入り甘酢ソースと合わせてかける。

ペルーの代表料理
共有
Kam lu wantán — ペルーのチーファ風甘酢ワンタン
Kam lu wantán — ペルーのチーファ風甘酢ワンタン
出来上がり量 1皿に具入りワンタン6個、計4皿
下準備 45 分
加熱調理 38 分
待ち時間 0 分
合計 83 分
概要

Kam lu wantán — ペルーのチーファ風甘酢ワンタン

Kam lu wantánは、ペルーで発展した中国系の料理文化「チーファ」で食べられる、揚げワンタンに甘酢あんをかける料理です。肉の詰まったワンタンを揚げ、鶏肉と野菜、パイナップルをタマリンド風味のソースでまとめます。中華風のワンタンを単にスープに入れる料理ではありません。

ソースには無糖のタマリンドペースト、ケチャップ、砂糖、米酢、しょうゆを使い、片栗粉ではなく計量したコーンスターチでとろみを付けます。ホーランタオは平たいスナップエンドウの仲間として使う野菜名で、ここでは筋を取ったスナップエンドウを用います。

豚ひき肉入りワンタンは中心71 °C、鶏肉は中心74 °Cまで確実に加熱します。揚げた皮の食感が失われないよう、野菜とソースを先に用意し、ワンタンは最後に揚げてすぐ盛り付けます。

材料

材料

具入りワンタン24個

  • 24枚 市販の四角いワンタンの皮(1枚約9 cm)
  • 270 g 豚ひき肉(冷蔵した細びき)
  • 40 g 青ねぎ(細かく刻む。具25 g、仕上げ15 g)
  • 12 g 生ショウガ(すりおろす。具6 g、ソース6 g)
  • 12 ml しょうゆ(豚肉の具用)
  • 15 g コーンスターチ(豚肉の具用)
  • 550 ml 植物油(揚げ油。料理への残留は約35 mlと見積もる)

甘酢炒めの具とソース

  • 300 g 鶏むね肉(骨なし、一口大)
  • 180 g パイナップル(生または果汁漬け缶詰の汁を切った角切り)
  • 160 g スナップエンドウ(ホーランタオ、筋を取る)
  • 160 g 赤パプリカ(細切り)
  • 15 g にんにく(みじん切り)
  • 100 g タマリンドペースト(無糖、漉した加熱用の濃縮ペースト。濃さを確認)
  • 70 g ケチャップ
  • 45 g グラニュー糖
  • 30 ml 米酢
  • 25 ml しょうゆ(ソース用)
  • 245 ml 水(ソースととろみ付け用)
  • 18 g コーンスターチ(水40 mlと混ぜてとろみ付け)
  • 20 ml 植物油(炒め用)
  • 3 g 細塩(鶏肉用)
  • 1 g 白こしょう(粉末)
作り方

作り方

作り方

  1. 豚肉の具を作って分ける。清潔なボウルに冷たい豚ひき肉270 g、刻んだ青ねぎ25 g、すりおろしショウガ6 g、しょうゆ12 ml、コーンスターチ15 gを混ぜる。小さな山24個に分け、成形中も氷に当てたボウルで4 °C以下に保つ。具は均等な小さじ程度のまとまりがあり、軽く粘り気を持つ。所要10分。

  2. ワンタンを三角形に包む。皮24枚に具を1つずつ中央へ置く。計量した水245 mlのうち5 mlを指先に付け、縁だけを湿らせる。空気を押し出して三角形に折り、端をしっかり閉じる。揚げるまで清潔な食品用の氷冷バットに置く。縁が全て閉じ、ひき肉がはみ出していなければよい。所要20分。

  3. タマリンドソースを合わせる。鍋に無糖タマリンドペースト100 g、ケチャップ70 g、砂糖45 g、米酢30 ml、しょうゆ25 ml、残りの水のうち200 mlを入れて混ぜ、中火で5分温める。別の器でコーンスターチ18 gを残りの水40 mlで溶く。砂糖が溶け、甘味と酸味が釣り合った状態にする。加熱5分。

  4. ソースにとろみを付ける。鍋を弱めの沸騰にし、水溶きコーンスターチを泡立て器で混ぜ入れ2分加熱する。透明感のあるつやが出たら、炒め物ができるまで火から下ろす。スプーンの背に絡み、硬いゼリー状にならなければよい。加熱2分。

  5. 鶏肉を2回に分けて炒める。大きい中華鍋で植物油20 mlを中強火に熱し、鶏むね肉300 gに塩3 gと白こしょう1 gで下味を付ける。2回に分け、各回約4分炒める。厚い部分が74 °C以上になったことを温度計で測る。肉は内部まで不透明で締まり、中心74 °C以上になる。加熱8分。

  6. 熱い具とソースを合わせる。熱い中華鍋でにんにく15 g、残りのショウガ6 g、赤パプリカ160 g、ホーランタオ160 gを3分炒める。加熱済みの鶏肉とパイナップル180 gを加え、ソースを注いで2分絡める。野菜にはわずかに歯ごたえが残り、ソースが具を均一に覆う。加熱5分。

  7. ワンタンを3回に分けて揚げる。厚手の深い鍋に揚げ油550 mlを入れ170 °Cに熱する。豚肉入りワンタン24個を3回に分け、各回約6分、慎重に返しながら揚げる。各回から代表的な1個を取り、具の中心が71 °C以上になっていることを確かめる。網で油を切り、皮がパリッとして全回の具に十分火が通った状態にする。加熱18分。

  8. 直前に盛り付ける。熱くパリッとしたワンタンを浅い器4つに6個ずつ分け、鶏肉と野菜の甘酢あんを上と周囲にかける。残りの青ねぎ15 gを散らし、長く置かずに出す。皮の一部はソースから出ていてカリッとし、あんには光沢がある。所要3分。

実用情報

実用情報

盛り付け・保存・代用

甘酢あんは短時間なら温かく保てますが、ワンタンは先に揚げて長く置かないでください。早く全体にソースをかけると皮が柔らかくなります。タマリンドは無糖で漉した加熱用のペーストを選び、すでに甘味が付いている市販のタマリンドソースは同じ配合にはなりません。 市販のワンタンの皮には通常小麦が含まれ、卵を含む製品もあります。しょうゆは大豆と小麦を含む場合があります。残りの加熱済み肉とソースは2時間以内に冷却・冷蔵し、3〜4日以内に中心74 °Cまで再加熱します。ワンタンの皮はできるだけ別に保存し、煙を出した油を再利用しないでください。

うまくいかないとき

揚げている間にワンタンが開く: 具が多すぎるか端が密着していない。具を小さく均等にし、縁を丁寧に押して閉じる。 ソースが糊状になる: コーンスターチが多いか煮すぎて濃縮した。計量した水溶き粉を使い、スプーンに絡んだ時点で火から下ろす。 鶏肉が硬い: ソースの中で再加熱しすぎた。中華鍋で少量ずつ短時間炒め、最後にソースと絡めるだけにする。

1人分の栄養目安

1人分の栄養目安

  • 1人分の量ワンタン6個と鶏肉・野菜・ソース全体の1/4
  • エネルギー約 740 kcal
  • 炭水化物91 g
  • たんぱく質44 g
  • 脂質26 g
  • 食物繊維5 g
  • ナトリウム約 1760 mg
アレルゲンと食品衛生

アレルゲンと食品衛生

豚肉、鶏肉、小麦、大豆を含みます。市販のワンタンの皮に卵が含まれることもあるため包装表示を確認します。無糖で漉したタマリンドペーストを使い、甘味付き製品と混同しないでください。ワンタンの豚ひき肉は中心71 °C以上、鶏肉は74 °C以上が必要です。皮の色だけで安全を判断しません。深く安定した鍋で揚げ、水を油に近づけないようにします。

仕上がり

仕上がり

  • 仕上がり: パリッとした豚肉入りワンタンに、鶏肉と野菜のつやのあるタマリンド甘酢あんを合わせる。
  • 要点: 豚ひき肉を71 °C、鶏肉を74 °Cまで加熱し、ワンタンを最後に揚げてすぐ盛る。