フランスの代表料理

Carbonade flamande

牛肩肉を二回に分けて焼き、玉ねぎ、濃色ビール、vergeoise、赤ワインビネガーとともに煮込みます。マスタードを塗ったpain d’épicesを上に置き、約95℃の穏やかな煮立ちで150分煮て、パンが溶け込んだ艶のあるソースに仕上げます。

フランスの代表料理
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Carbonade flamande:鍋に入った一品
準備時間 25分
加熱時間 190分
合計時間 215分
出来上がり量 主菜6人分
紹介とポイント

Carbonade flamande|北フランス風の牛肉ビール煮込み

Carbonade flamandeは、フランドルと北フランスにまたがる牛肉のビール煮込みです。この配合は北フランス風として、牛肩またはブレード肉、玉ねぎ、濃色ビール、vergeoise、赤ワインビネガー、マスタードを塗ったpain d’épicesを使います。トマトや赤ワインを中心にするブルゴーニュ風の煮込みには変えません。

牛肉は5cm角に切り、塩とこしょうをして、バターの半量で二回に分けて強火で焼きます。鍋底に褐色の旨味を作りますが、黒く焦がしません。残りのバターで玉ねぎをゆっくり15分炒め、しんなりして淡いきつね色になったらvergeoiseを加え、赤ワインビネガーで鍋底をのばします。

濃色ビールとローリエを加えて軽く煮立てた後、pain d’épicesに強いDijonマスタードを塗り、マスタード面を下にして肉の上に置きます。蓋をして約95℃のごく穏やかな煮立ちで150分。牛肉がフォークで簡単にほどけ、パンが溶けてソースに艶と濃度を与えたら仕上がりです。ビールのアルコールは長時間加熱で減りますが、完全に消えるとは扱いません。

成功のポイント

成功のポイント

  • 牛肉は二回に分けてしっかり焼き色を付ける。
  • ビールを加える前に玉ねぎを十分しんなりさせる。
  • 150分の煮込みは蓋をしてごく穏やかに保つ。
  • 肉のやわらかさとソースの濃度の両方で仕上がりを判断する。
材料

材料

カルボナード

  • 1200g 牛肩またはブレード肉、余分な部分を整え、5cm角。
  • 450g 玉ねぎ、薄切り。
  • 25g 無塩バター。
  • 15g 濃色vergeoise。
  • 20ml 赤ワインビネガー。
  • 500ml 濃色ビール、大麦ベース。
  • 100g pain d’épices、少し乾いたものを薄切り。
  • 20g 強いDijonマスタード。
  • 8g 細塩。
  • 2g 黒こしょう。
  • 2g ローリエ、乾燥葉約2枚。
作り方

作り方

煮込みの土台を作る

  1. 牛肉を二回に分けて焼く。牛肉に塩とこしょうをし、バターの半量を使って強火で合計15分ほど、二回に分けて焼く。表面に焼き色を付け、鍋底は濃い褐色だが黒く焦げていない状態にする。

  2. 玉ねぎをゆっくり炒める。残りのバターを加え、玉ねぎを弱めの中火で15分炒める。つぶれるほどしんなりし、淡いきつね色になるまで加熱する。

  3. 甘味と酸味を加える。vergeoiseを振り入れ、中火で2分ほど溶かして色を深める。赤ワインビネガーを加え、鋭い蒸気が落ち着くまで鍋底をのばす。

  4. ビールを加える。牛肉を戻し、濃色ビールとローリエを加える。中火で5分、最初の穏やかな煮立ちまで持っていき、肉の大部分が液体に囲まれる状態にする。

pain d’épicesでとろみを付けて煮込む

  1. マスタードを塗って150分煮る。pain d’épicesにDijonマスタードを塗り、マスタード面を下にして牛肉の上へ置く。蓋をして約95℃のごく弱い煮立ちで150分煮る。肉がフォークで簡単にほぐれ、パンが溶けてスプーンに絡む艶のあるソースになればよい。

  2. 濃度を整える。蓋を外し、全体をよく混ぜ、ローリエを除く。ソースがまだ薄い場合だけ弱火で3分ほど追加で煮詰める。粉っぽさや水っぽさのない状態にする。

盛り付けと保存

実用情報

盛り付けと保存

フライドポテト、ゆでたじゃがいも、マッシュポテトなど、味の強すぎないでんぷん質と温かく提供します。加熱後は2時間以内に4℃以下へ冷蔵し、3〜4日以内に使います。再加熱は全体を74℃まで上げ、ソースが濃すぎる場合だけ少量の水で調整します。

作り置きと代用

前日に作るのに向く煮込みです。急冷して冷蔵し、表面に固まった脂があれば除いて、翌日穏やかに再加熱します。pain d’épicesは乾いた普通のパンでもとろみを付けられますが、スパイスと甘味が弱まります。濃色ビールは別のモルト感のある濃色ビールに替えられますが、苦味と甘味のバランスは変わります。

うまくいかないとき

うまくいかないとき

  • ソースが苦いビールの苦味が強すぎる、または鍋底を黒く焦がしている。モルト感のある濃色ビールを選び、焼き付けは黒くなる前に止める。
  • 150分後もソースが薄い先に肉を蓋付きで十分やわらかくし、その後だけ蓋を外して数分煮詰める。小麦粉を追加しない。
1人分の栄養目安

1人分の栄養目安

  • 1人分の量約300g
  • エネルギー645kcal
  • 炭水化物24g
  • たんぱく質43g
  • 脂質42g
  • 食物繊維2g
  • ナトリウム760mg
アレルゲンと食品衛生

アレルゲンと食品衛生

アレルゲン: 小麦・グルテン(pain d’épices)、大麦・グルテン(濃色ビール)、マスタード。 食品衛生: 生の牛肉は冷蔵し、そのまま食べる食品と分ける。加熱後は速やかに冷まし、2時間以内に4℃以下へ冷蔵する。再加熱は74℃まで行う。アルコールは長い煮込みで減少するが、完全に除去されるとは表現しない。

仕上がり

仕上がり

  • 仕上がり: やわらかな牛肉と玉ねぎを、ビールとpain d’épicesが一体化した艶のある濃厚なソースが包む。
  • 決め手: 牛肉を分けて焼き、玉ねぎを十分炒めた後、蓋をしてごく穏やかに150分煮込む。