フランスの代表料理

ピティヴィエ・フォンダン

アーモンド、砂糖、バター、卵の密な生地を丸型で焼き、完全に冷ましてから白いフォンダンと果物の砂糖漬けで仕上げます。

フランスの代表料理
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ピティヴィエ・フォンダン:切り口が見える一品
準備時間 30分
加熱時間 35分
合計時間 185分
出来上がり量 8切れ
紹介

アーモンド生地に白い糖衣をかけるピティヴィエ・フォンダン

ピティヴィエには折り込みパイ生地を使うタイプと、アーモンド主体の焼き菓子であるフォンダンがあります。ここで作るのは後者で、パイ生地やガレット・デ・ロワではありません。日本の製菓資料でも「ピティヴィエ・フォンダン」の表記が使われています。

アーモンド200g、微粒子グラニュー糖200g、無塩バター200g、全卵200gを軸にした密な生地を直径24cmの丸型で焼きます。小麦粉は加えず、卵は4回に分けて混ぜ、分離させないことが重要です。

180℃で35分焼いた後、型の中で20分、網の上で70分と合計90分完全に冷まします。その後ホワイトフォンダン180gを薄く塗り、チェリーとアンゼリカの砂糖漬けを飾って30分乾かしてから8等分します。

成功のポイント

成功のポイント

  • 卵は4回に分け、バター生地を分離させない。
  • 中心まで完全に冷めてからフォンダンを塗り、30分乾かして切る。
材料

材料

  • 200g 皮を除いたアーモンドパウダー
  • 200g 微粒子グラニュー糖
  • 200g 無塩バター(柔らかくする。10gは型用、190gは生地用)
  • 200g 全卵(大型卵4個、溶きほぐす)
  • 15ml ダークラム(焼成後もアルコールが残る可能性がある)
  • 180g 製菓用ホワイトフォンダン(塗り広げられる柔らかさにする)
  • 30g チェリーの砂糖漬け(汁気を切って半分に切る)
  • 20g アンゼリカの砂糖漬け(細い棒状に切る)
作り方

作り方

作り方

  1. 型とアーモンド生地を準備する。直径24cmの丸型に取り置いた無塩バター10gを塗り、底にオーブンシートを敷く。アーモンドパウダー200gと微粒子グラニュー糖200gを混ぜ、残りの柔らかい無塩バター190gを加えて、バターの塊が見えない均一な状態まで混ぜる。

  2. 卵を4回に分けて加える。溶きほぐした全卵200gを4回に分け、毎回よく混ざってから次を加える。ダークラム15mlを加え、均一になるまでだけ混ぜる。生地は密でつやがあり、バターが分離していない状態にする。卵を入れた後の生地は味見しない。

  3. 180℃で焼く。型に生地を均一に広げ、180℃に予熱したオーブンで35分焼く。全体に均一な焼き色が付き、中心が液状でなく、竹串に湿ったくずは付いても生の生地は付かない状態にする。

  4. 合計90分完全に冷ます。型のまま20分冷まし、網へ返してさらに70分冷ます。中心まで完全に冷え、裏面にも残熱がない状態にする。

  5. フォンダンと砂糖漬けで仕上げる。柔らかくしたホワイトフォンダン180gを上面と上縁に薄く不透明な層として塗る。まだ粘着性があるうちに、半分に切ったチェリーの砂糖漬け30gと細切りのアンゼリカ20gを並べる。

  6. 30分乾かして8等分する。覆わず室温で30分置く。フォンダン表面が軽く触れて乾いており、切っても生地へ引きずられない状態になったら、8等分のくし形に切る。

提供・保存・作り置き

実用情報

提供

室温で薄めのくし形に切る。チェリーとアンゼリカの砂糖漬けも完成品の一部で、省略しない。

作り置き

糖衣前のケーキは1日前に焼き、完全に冷まして包める。提供前にフォンダンと砂糖漬けで仕上げる。

保存

涼しい室温で覆って1日、または冷蔵で4日まで。冷蔵したものは提供前に室温へ近づける。冷凍は糖衣前が適し、包んで冷蔵解凍後に仕上げる。

代用

アーモンドは料理の同一性に不可欠で、別のナッツに置き換えない。小麦粉を加える別配合もあるが、この配合には入れない。

うまくいかないとき

うまくいかないとき

  • 生地が脂っぽく分離する卵を一度に入れすぎたか、バターが柔らかすぎる。卵を4回に分けて加える。
  • フォンダンが表面へ吸い込まれるケーキがまだ温かい。中心まで完全に冷ましてから塗る。
1人分の栄養目安

1人分の栄養目安

  • 1人分の量フォンダンと砂糖漬け果実を含む8切れのうち1切れ
  • エネルギー545kcal
  • 炭水化物57g
  • たんぱく質10g
  • 脂質31g
  • 食物繊維4g
  • ナトリウム65mg
アレルゲンと食品衛生

アレルゲンと食品衛生

アレルゲン:アーモンド、卵、乳。生卵を含む生地は味見しない。180℃で中心が固まり、竹串に生の生地が付かないまで焼く。ラムのアルコールは完全に消えるとはみなさない。熱い型と糖衣の扱いにも注意する。

仕上がり

仕上がり

  • 仕上がり: 密でしっとりしたアーモンド生地に薄い白い糖衣がのり、砂糖漬け果物も1切れごとに含まれる。
  • 決め手: 中心まで完全に冷ましてからフォンダンを塗ることが決め手。