コロンビアの代表料理

Suero costeño

殺菌済みクリームと適切なスターターで、濃厚で酸味のあるスエロ・コステーニョを作ります。pHと冷蔵の管理も紹介。

コロンビアの代表料理
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Suero costeño
地域 コロンビアのカリブ海岸
料理の種類 発酵乳のソース・調味料
準備時間 実作業は約25分
加熱時間 なし
所要時間 スターターによるが通常は一晩。酸性化は48時間を超えない
概要

Suero costeño

スエロ・コステーニョ:コロンビア・カリブ海岸の発酵クリームソース

スエロ・コステーニョは、コロンビアのカリブ海岸で親しまれている、濃厚でほどよく酸味のある乳製ソースです。軽い塩気とさわやかさが、カリッと揚げたパタコン、やわらかなボジョ・リンピオ、アレパ、キャッサバ、焼いた肉や煮込み料理によく合います。地域や家庭によって、とろりと流れるものからスプーンですくえるものまで濃度はさまざまです。この作り方では冷蔵しながら水分を少し切り、固いチーズ状にはせず、やわらかく形を保つ程度に仕上げます。

地域や家庭で作り方は異なります。伝統料理の資料には、未殺菌の生乳を自然発酵させ、液体を分けてクリームに味を付ける方法が記録されています。生乳や室温で管理しない発酵には食品衛生上のリスクがあるため、この家庭向けレシピでは市販の殺菌済みクリームと、発酵クリームまたはサワークリーム用に販売されているスターターを使います。スターターの表示にある温度と時間を守り、校正済みのpH計で酸度を確認します。クリーミーで心地よい酸味は生かしながら、発酵を管理できる方法です。

発酵はスターターに任せるので、コンロで加熱する必要はありません。必要な酸度に達したら冷蔵して発酵をゆるやかにします。冷蔵庫で短時間水切りをすると濃度が増し、塩は最後に加えるので味を見て調整できます。スターターの指定条件で発酵させた後、しっかり冷やす時間も必要です。前もって予定を立てましょう。

材料

材料

発酵クリーム

  • 市販の殺菌済み生クリーム 500 g(乳脂肪分約35%)
  • 発酵クリームまたはサワークリーム用の直投型中温スターター 1回分(メーカー指定量)

味付け

  • 細塩 2.5 g
作り方

作り方

作り方

  1. 器具を清潔にする 手を洗います。耐熱ガラス容器とふた、スプーン、目の細かいざる、食品用の布、ボウルをよく洗浄・消毒します。デジタルpH計を説明書どおりに校正します。スターター表示の温度を保てる温度管理式の発酵器を用意し、クリームをキッチン台の上で発酵させないでください。

  2. スターターを混ぜる 殺菌済みクリーム500 gを清潔な容器に注ぎます。メーカーがこの量に指定するスターターを加え、消毒したスプーンで均一になるまで混ぜます。発酵クリームまたはサワークリーム用の製品を選び、任意のプロバイオティクスカプセルや別の乳製品の残りで代用しないでください。

  3. 温度を管理して発酵させる 容器にふたをし、スターターの表示どおりの温度と時間で発酵させます。温度を一定に保ちます。菌株によって条件は異なるため、メーカーの指示を優先してください。発酵中のクリームを味見しないでください。

  4. 酸度を確認する 消毒したプローブを使い、計器の説明に従ってpHを測ります。スターターが指定する最長時間内、遅くとも48時間以内にpH 4.6以下になる必要があります。定められた期限までに達しない場合は、味見せずに全量を廃棄します。見た目や酸っぱいにおいだけでは酸度を確認できません。

  5. 発酵クリームを冷やす pHが基準に達したらすぐにふたをして、4°C以下の冷蔵庫に入れます。冷やすことで発酵がゆるやかになり、クリームが落ち着きます。水切り前に十分冷やすと、濃度を判断しやすくなります。

  6. 水を切って塩を加える 濃厚にする場合は、消毒したざるに食品用の布を敷き、ボウルの上に置きます。冷えた発酵クリームを入れ、冷蔵庫で2–4時間水切りします。途中で確認し、濃厚でもスプーンですくえる状態で止めます。清潔な容器に移して塩2.5 gを混ぜます。室温では水切りしません。

  7. 冷やして盛り付ける ふたをして少なくとも1時間冷蔵し、塩をなじませて質感を落ち着かせます。パタコン、ボジョ・リンピオ、アレパ、キャッサバに添えて冷たいまま出します。残りはふたをして4°C以下で保存し、5日以内に使います。カビ、見慣れない色、異臭があれば早めに捨ててください。

実用情報

実用情報

実用的なアドバイス

直投型スターターは選別された微生物を計量したものです。始める前に表示を読み、発酵クリーム用であることを確かめましょう。ヨーグルト用のスターターには異なる温度が必要なものもあります。信頼できる温度管理器と、小数第1位まで表示できる校正済みpH計を使います。濃度は食感の目安になりますが、pH測定の代わりにはなりません。表示温度を保てない場合は、キッチンの暖かい場所で試すのではなく、市販のスエロ・コステーニョを選びましょう。 冷却と水切りでソースはさらに濃くなります。2時間後からざるを確認し、スプーンですくった形がやわらかく保てるところで止めます。時間はクリームの成分や取り除きたい乳清の量で変わります。ゆるめにしたければ水切り時間を短くします。水分が抜けると味が濃くなるため、塩は水切り後に加えます。 管理した発酵中以外は冷蔵状態を保ちます。取り分けるたびに清潔な器具を使い、容器はすぐ冷蔵庫へ戻します。古い分に新しいクリームを足さないでください。スエロ・コステーニョは冷たい調味料なので、温かいソースに加えて煮立てず、食卓で添えます。

仕上げのポイント

安全面: 殺菌済みクリームと適切な市販スターターだけを使います。乳はアレルゲンです。 保存: 冷蔵庫で水切りし、4°C以下で保存します。

1人分の栄養目安

1人分の栄養目安

  • 1人分: 約45 g
  • エネルギー: 135 kcal
  • 炭水化物: 3 g
  • たんぱく質: 2 g
  • 脂質: 13 g
  • 食物繊維: 0 g
  • ナトリウム: 180 mg