ベトナムの代表料理

Bánh pía — ソクチャン風ドリアンと緑豆の層焼き菓子

Bánh pía は丸く平たい、薄い層がほろりとはがれる焼き菓子です。Sóc Trăngをイメージしたこの家庭版では、水生地と油生地の二種類を重ね、緑豆とドリアンの餡、塩漬けアヒル卵の黄身を包みます。ドリアンの甘い香りに、黄身の塩気とうまみがよく合います。

ベトナムの代表料理
共有
断面を見せたSóc Trăng bánh pía の広い食卓風景
断面を見せたSóc Trăng bánh pía の広い食卓風景
出来上がり 10個
加熱 60分
休ませる時間 65分(豆の浸水と生地の休ませ時間)
合計 3時間10分
エネルギー 約430 kcal/1個
概要

Bánh pía — ソクチャン風ドリアンと緑豆の層焼き菓子

Bánh pía はSóc Trăng、とくにVũng Thơm周辺と、Hoa(潮州系)のお菓子作りの伝統に結び付けられています。焼いた後に薄い皮を一枚ずつはがせることが、名前の説明に使われることもあります。具は店や地域によって異なり、緑豆、ドリアン、塩漬けアヒル卵の黄身がよく知られていますが、タロイモ、ハスの実、豚脂を使うものもあります。このレシピは家庭向けの一例で、唯一の正統な配合を示すものではありません。

水生地で油生地を包み、伸ばして折ると細かな層ができます。特別な製菓道具は必要ありません。緑豆を煮てドリアンと合わせ、形を保つ濃い餡にします。餡で加熱済みの塩漬け卵黄を包み、焼き上げます。十分に冷ますと、層が落ち着いて切り分けやすくなります。

実用情報

実用情報

  • うまく作るコツ緑豆は水気をよく切り、餡をしっかり煮詰めます。 作業中は二種類の生地を覆い、乾燥を防ぎます。 層生地は力を入れすぎずに伸ばして折ります。 完全に加熱した卵黄を餡で包み、底の継ぎ目をしっかり閉じます。 オーブン温度計と細いプローブ温度計で温度を確認します。
材料

材料

水生地

  • 薄力粉または中力粉 250 g
  • グラニュー糖 45 g
  • 冷水 80 ml
  • くせのない油 45 ml
  • 細塩 2 g

油生地

  • 薄力粉または中力粉 150 g
  • くせのない油 75 ml

緑豆とドリアンの餡

  • 乾燥むき割り緑豆 100 g
  • 完熟ドリアンの果肉 120 g(種を除く)
  • グラニュー糖 80 g
  • くせのない油 20 ml
  • 細塩 1 g
  • 塩漬けアヒル卵の黄身 10個(合計約150 g)

つや出し

  • 卵黄 1個
  • 水 15 ml
作り方

作り方

作り方

  1. 緑豆を洗い、冷水に60分浸します。水を切り、清潔な水の上で20〜25分蒸し、簡単につぶせる柔らかさにします。少し冷まします。

  2. 塩漬けアヒル卵の黄身を小さなふた付き鍋に入れ、静かに沸く湯の上で12〜15分蒸して固めます。代表の黄身を細い温度計で測り、71.1°C / 160°Fに達していることを確認します。清潔な皿で冷まします。

  3. 温かい緑豆をつぶします。幅広のフライパンで80 gの砂糖、20 mlの油、1 gの塩と合わせ、弱火で混ぜながら押しつぶし、へらの跡が残る濃さまで煮ます。ドリアン120 gを加え、目に見える水分がなくなり、まとまるまで加熱します。冷まして10等分し、各餡で卵黄を包んで覆います。

  4. 水生地は小麦粉250 g、砂糖45 g、塩2 gを混ぜ、冷水80 mlと油45 mlを加えます。6〜8分こねてなめらかで弾力が出たら覆い、20分休ませます。油生地は小麦粉150 gと油75 mlを混ぜ、均一で柔らかい生地にします。両方をそれぞれ10等分します。

  5. 水生地を一つ平らにし、油生地を包んで閉じます。短い長方形に伸ばし、三つ折りにして90度回し、もう一度伸ばして折ります。覆って15分休ませると、次の作業がしやすくなります。

  6. 打ち粉をした台で各生地を直径9〜10 cmの円形に伸ばします。中央に餡を置き、縁を寄せて下側をつまんで閉じます。継ぎ目を下にしてオーブンシートを敷いた天板に置き、厚さ約2 cmにそっと押さえます。残りも同様に包み、待機中のものは覆っておきます。

  7. オーブンを190°C / 375°Fに予熱し、温度計で確認します。まず15分焼きます。卵黄1個と水15 mlを混ぜ、継ぎ目にたまらないよう表面に薄く塗ります。さらに12〜15分、表面がきつね色で縁がさっくりするまで焼きます。中央の一つを細い温度計で測り、餡の中心が71.1°C / 160°Fに達したことを確認します。足りなければ2分ずつ追加して再確認します。

  8. 冷却網で少なくとも30分冷まし、層を落ち着かせます。1人1個ずつ提供します。焼き上がりから2時間以内に冷蔵し、覆って4日まで保存できます。160°C / 325°Fで温め直し、中心が74°C / 165°Fに達し、皮が再びさっくりするまで加熱します。

実用情報

実用情報

実用のヒント

餡は先に作って覆い、冷蔵できます。包む前に成形しやすい硬さに戻してください。層生地が柔らかすぎたり油っぽくなったりしたら、伸ばす前に10分冷やします。ドリアンの香りと甘さは個体差があるため、種を除いた果肉を120 g量ります。

困ったときは

層が見えない:やさしく均一に伸ばし、油生地を水生地に練り込まないようにします。 餡が漏れる:餡を濃く煮詰め、完全に冷ましてから包み、継ぎ目を閉じます。 中心が温まる前に表面が色づく:温度を少し下げ、短い間隔で焼き足しながら中心を確認します。 皮が硬くなる:こねるときに粉を足しすぎず、休ませた後に練りすぎないようにします。 冷蔵後に柔らかい:電子レンジではなくオーブンで温め、層の食感を戻します。

よくある質問

餡を先に作れますか? はい。緑豆とドリアンの餡を煮て冷まし、覆って冷蔵します。塩漬け卵黄は別に蒸して冷蔵し、扱いやすいうちに2日以内を目安に使います。 ドリアンをタロイモに替えられますか? 地域によってはタロイモ、ハスの実などを使います。この配合はドリアンと緑豆の水分と甘さに合わせているため、置き換える場合は餡の調整が必要です。 なぜ生地が二種類あるのですか? 水生地で柔らかな油生地を包みます。伸ばして折ることで、焼き上がりに薄い層ができます。

栄養成分(1人分)

栄養成分(1人分)

  • 量1個
  • エネルギー約430 kcal
  • 炭水化物53 g
  • たんぱく質7 g
  • 脂質20 g
  • 食物繊維3 g
  • ナトリウム約450 mg
アレルゲンと安全

アレルゲンと安全

小麦・グルテン、卵を含みます。塩漬けアヒル卵の黄身は固まるまで蒸し、代表の一つが71.1°C / 160°Fに達したことを確認します。組み立てた菓子も餡の中心が71.1°C / 160°Fに達するまで焼きます。加熱済み卵黄や完成品には清潔な道具と皿を使い、手と調理面を洗います。清潔な網で冷まし、2時間以内に冷蔵してください。覆って4日まで保存し、残りは74°C / 165°Fまで温め直します。

仕上げ

仕上げ

  • 切り分ける前に冷まし、層が崩れにくくします。
  • 甘く濃厚な餡には、砂糖を入れない温かいお茶を添えます。