カナダの代表料理

ケベック風メープルタフィー(tire d’érable)

メープルタフィーは、ケベックのシュガーシャックでメープルシロップの収穫期に親しまれる定番菓子です。純メープルシロップを煮詰め、固く押し固めた雪や砕いた氷に細く流し、固まり始めたら棒に巻きつけます。この少量レシピで小さなメープルキャンディを8本作れます。雪が清潔だと確信できない場合は、食品用の砕氷を使いましょう。煮詰めたシロップは非常に高温で、重いやけどの危険があります。

カナダの代表料理
共有
圧雪の上に艶のあるメープルタフィーの棒が並び、一本をトレーの横で持ち上げている。
ケベックのシュガーシャックで親しまれる、樹液採取期の雪上菓子。
準備 10分
加熱 15分
合計 25分
カロリー 110 kcal
概要

ケベック風メープルタフィー(tire d’érable)

シュガーシャック(cabane à sucre)では、雪に熱いメープルシロップをかけるのがメープルシーズンの定番の楽しみ方です。シロップをやわらかく伸びる状態まで煮詰め、固く押し固めた雪や砕いた氷の上ですばやく冷やして棒に巻きつけます。ケベックのフランス語では、純メープルシロップだけで作るものを tire d’érable と呼び、ブドウ糖を加える場合がある tire à l’érable と区別します。このレシピは純シロップのみを使います。

実用情報

実用情報

  • シロップを加熱する前に、雪や砕氷を入れたトレーをよく冷やします。冷たい面に触れるとタフィーはすぐ固まり始めます。
  • キャンディ用温度計を使い、氷水に一滴落としてソフトボール状になるか確認します。気圧や温度計の位置で読み取りが変わることがあります。
  • 沸騰した後はシロップを混ぜません。砂糖が結晶化しやすくなります。
  • 子どもやペットを鍋と注ぐ場所から遠ざけます。濃縮シロップは皮膚に付着し、重いやけどを起こします。
材料

材料

メープルタフィー

  • 純メープルシロップ 250 mL(約333 g)。テーブルシロップやブドウ糖入りのブレンドは使わない
  • 清潔な圧雪または食品用砕氷 約1.5 L(冷却用。食べない)
作り方

作り方

作り方

  1. 冷却台を用意する縁付き金属トレーに雪または食品用砕氷を詰め、約5〜7 cmの厚さに押し固めます。シロップを煮る間は冷たく保ちます。木製スティック8本と氷水のカップを用意します。道路脇、歩道、薬剤処理された場所、目に見えて汚れた場所の雪は使いません。

  2. 安全に準備する厚手で深い鍋を安定した奥側のコンロに置きます。周囲を片付け、乾いたミトンを用意し、子どもを近づけないでください。温度計の先端が鍋底に触れないように固定します。

  3. シロップを煮るメープルシロップを鍋に入れ、中強火で沸騰させます。沸騰後は混ぜずに煮続けます。鍋から目を離さず、温度計が114〜116°Cを示すまで加熱します。少量のシロップが目標温度に達する時間は、鍋やコンロ、地域の気圧で変わるため、時間だけで判断せず温度と氷水テストを使います。

  4. タフィーの状態を確かめる清潔なスプーンでシロップを少量すくい、氷水に落とします。溶けず、硬くもならず、指で転がせる柔らかなボール状になれば適温です。まだ流れる場合は鍋を短時間火に戻し、再度試します。飛び散らせないよう注意してください。

  5. 冷たい台に流す鍋を火から下ろし、混ぜずに泡が少し落ち着くのを待ちます。ミトンを着け、圧雪または砕氷の上に細い筋状に流し、短い筋を8本作ります。熱いシロップから手と顔を離します。

  6. 巻いて提供する数秒待ち、筋がべたつきながらも柔軟なうちに、端へ木製スティックを置いてタフィーを巻きつけます。そっと持ち上げ、すぐに提供します。冷める前のシロップに触れたり味見したりしないでください。沸騰した湯よりはるかに高温です。

実用情報

実用情報

食べ方

タフィーがやわらかく、噛みごたえのあるうちに、巻きたてを提供します。冷たい台は伝統的な提供方法の一部ですが、雪や氷そのものは食べません。

事前準備

残った場合は完全に冷まし、1つずつワックスペーパーで包んで密閉容器に入れ、冷蔵します。水分に触れるとべたつくため、湿気を避けてください。

保存と再加熱

冷蔵したタフィーをやわらかくするには、包みを外して数分室温に置きます。形を整え直す場合は、小鍋で弱火にかけて慎重に温めます。鍋から離れず、再び沸騰させないでください。

確認ポイント

確認ポイント

  • 氷に流してもタフィーがゆるいソフトボール状になるまで煮詰まっていない可能性があります。鍋に戻し、114〜116°Cまで加熱して氷水テストを繰り返します。
  • タフィーが硬くもろい加熱しすぎです。目標温度に達しテストを通過したら、すぐ火から下ろします。
  • 砂糖の結晶ができる沸騰後に混ぜたか、鍋肌の結晶が入った可能性があります。沸騰後は混ぜず、鍋肌をこそげずに注ぎます。
  • 固まる前に雪が溶けるトレーをさらに冷やすか、食品用砕氷をしっかり押し固めて使います。
栄養情報

栄養情報

  • 1人分小さな棒付き菓子1本(煮る前のシロップ約31 mL相当)
  • カロリー110 kcal
  • 炭水化物28 g
  • たんぱく質0 g
  • 脂質0 g
  • 食物繊維0 g
  • ナトリウム5 mg

純メープルシロップ250 mL(約333 g)を8本に分け、USDA FoodData Centralの一般的な成分値を使った概算です。雪や氷は食べません。シロップの密度や1本の大きさで変わるため、実験室の分析値や製品ラベルの数値ではありません。

アレルゲンと食品安全

アレルゲンと食品安全

主要アレルゲンは意図的に加えていません。シロップの原材料表示と交差接触の注意書きを確認してください。沸騰したシロップは非常に高温で、重いやけどを起こします。安定した深鍋、乾いたミトン、片付いた作業場所を使い、鍋から目を離さず、子どもを近づけないでください。ゆっくり注ぎ、手や顔を離し、シロップが沸騰している間は鍋を運ばないでください。

よくある質問

よくある質問

雪の代わりに砕氷を使えますか?

はい。食品用の砕氷を縁付きトレーに押し固め、よく冷やします。シロップを固める冷たい面になり、清潔な雪がないときに便利です。

tire d’érable と tire à l’érable はどう違いますか?

ケベックのフランス語では、tire d’érable はメープルシロップだけで作る菓子を指し、tire à l’érable はメープルとブドウ糖の混合品を指すことがあります。このレシピは純シロップのみです。

ケベック風メープルタフィー(tire d’érable)

ケベック風メープルタフィー(tire d’érable)

  • 純メープルシロップを114〜116°Cまで煮て、氷水で柔らかなボール状になることを確認します。
  • 清潔な圧雪または食品用砕氷に細く流し、スティックに巻いて、柔らかいうちに提供します。