ファルスマン・サヴォワイヤール — ベーコンで包むじゃがいもとプルーンの型蒸し焼き
ファルスマン・サヴォワイヤールは、じゃがいものグラタンではなく、サヴォワ地方らしい甘味と塩味を合わせた型料理です。生の粗おろしじゃがいもが本体となり、スモークベーコンが外側と塩味の骨格を作り、プルーンとレーズンが特徴的な果実味を加えます。卵、クレームフレーシュ、少量の小麦粉が、長い加熱の間に全体を切り分けられる状態へまとめます。
型の形は加熱にも関わります。伝統的なファルスマン型が理想ですが、家庭では容量2Lの中央穴付きリング型やクグロフ型で同じ機能を持たせられます。薄切りベーコンを重ねながら側面から中央まで敷き、上部に折り返せる長さを残して、じゃがいものフィリングを包み込みます。
じゃがいもは粗くおろすと多くの水分を出します。15分水切りし、軽く押すだけにして、強く絞りすぎません。目的は余分な水を除くことであり、じゃがいもを乾燥させることではありません。適度な水分が残ることで、でんぷん、卵、クリームがやわらかな内部を作ります。
170℃の湯せんで、ふたをしたまま180分ゆっくり加熱します。密度の高い中心まで火を通しながら、ベーコンの外側を焦がしにくくするためです。中心の最も温度が低い部分が74℃以上で、じゃがいもが完全にやわらかく、全体がしっかりしていることを確認します。湯せんから出して20分休ませると、型から外して8切れにしても形を保ちやすくなります。


