コロンビアの代表料理

Pebre de Espinazo de Cerdo:モンポス風豚の背骨煮込み

トマト、ají dulce、アチョーテで豚の背骨を煮込み、米、ゆでユカ、キャベツサラダを添えるモンポス料理です。

コロンビアの代表料理
共有
日差しのある中庭で、モンポス風の豚背骨煮込み、ご飯、ユカ、キャベツサラダを広く写した食卓。
地域 コロンビア・カリブ海地域、ボリーバル県サンタ・クルス・デ・モンポス
料理 豚肉の煮込み料理
分量 6人分
準備時間 55分
加熱時間 約2時間45分
概要

Pebre de Espinazo de Cerdo:モンポス風豚の背骨煮込み

Pebre de espinazo de cerdoは、ボリーバル県サンタ・クルス・デ・モンポスに伝わる家庭料理です。豚の背骨を食べやすい大きさに切り、玉ねぎ、トマト、辛みの穏やかなají dulce、アチョーテ、にんにくと一緒にじっくり煮込みます。骨まわりの肉が柔らかくなり、煮汁に具材の風味が溶け込んだら、白米やゆでユカとよく合います。

ここでいうpebreはモンポスの温かい煮込み料理を指し、同じ名で呼ばれるチリの生サルサとは異なります。地域の記録には、白米または麺、ゆでユカ、キャベツサラダが添え物として挙げられています。この家庭向けの分量では米とユカを選び、青ライムで和える簡単なキャベツサラダを添えます。

地域の記録には正確な分量がないため、以下は家庭で再現しやすい一例です。唯一の定番の比率という意味ではありません。骨付きの背骨肉は骨の大きさで可食部が変わるので、肉屋に均一な大きさに切ってもらいましょう。ají dulceが手に入らない場合は甘い赤パプリカで代用できますが、香りは少し変わります。

厚手のふた付き鍋なら安定した熱を保てます。直火に使える土鍋も徐々に温めれば使えます。鍋が適さない場合はステンレスまたは鋳鉄を選びます。強く沸騰させず、静かな煮立ちを保つと、結合組織が柔らかくなり、煮汁も早く減りすぎません。

材料

材料

豚肉の煮込み

  • 骨付き豚の背骨肉 1.8 kg(5–6 cmのぶつ切り)
  • くせのない植物油 30 ml
  • 黄玉ねぎ 200 g(みじん切り)
  • 完熟トマト 400 g(ざく切り)
  • ají dulce 150 g(みじん切り。なければ甘い赤パプリカ)
  • にんにく 15 g(みじん切り)
  • アチョーテ粉 3 g
  • 黒こしょう 1 g
  • 細塩 6 g(煮込み用)
  • 熱湯 1 L(必要なら追加)

米とユカ

  • 長粒種の白米 300 g(洗う)
  • 米用の水 600 ml
  • 皮をむいたユカ 600 g(6等分)
  • 細塩 1.5 g(米用)
  • 細塩 1.5 g(ユカ用)

キャベツサラダ

  • 緑キャベツ 240 g(細切り)
  • 青ライム果汁 15 ml
作り方

作り方

作り方

  1. ユカと米を準備する 大きな鍋にたっぷりの湯を沸かします。ユカと1.5 gの塩を加え、最も厚い部分にナイフがすっと入るまで20–30分ゆでます。中心の硬い繊維があれば取り除き、湯を切って温かく保ちます。別のふた付き鍋に洗った米、600 mlの水、1.5 gの塩を入れ、沸騰したらふたをして弱火で15–18分炊きます。水分がなくなり米が柔らかくなったら、火を止めてふたをしたまま5分蒸らします。

  2. 豚肉に焼き色をつける 豚肉の水気を拭きます。厚手の鍋に油を入れて中火で熱し、鍋に詰め込みすぎないよう数回に分けて焼きます。片面ずつ焼き、1回につき3–4分を目安にします。焼いた肉は清潔な皿に移します。焼き色は風味づけであり、後の温度確認の代わりにはなりません。

  3. 香味野菜を炒める 火を中弱火に落とします。玉ねぎとají dulceを加え、柔らかくなるまで5–7分炒めます。トマト、にんにく、アチョーテ、黒こしょう、6 gの塩を加え、時々混ぜながら8–10分煮ます。トマトが崩れて、濃く香りのよいベースになります。

  4. 肉がほぐれるまで煮込む 豚肉と皿に出た肉汁を鍋に戻し、熱湯1 litreを注いで静かな煮立ちにします。ふたをして弱火で2–2.5時間煮込み、途中で一度か二度肉を返します。肉が柔らかくなる前に煮汁が減ってきたら、熱湯を少し足します。フォークで押すと肉が骨からほぐれる状態が目安です。清潔な温度計を骨に当てず、最も厚い可食部に差して63°C以上を確認し、その後3分休ませます。まだ硬ければ煮込みを続けます。

  5. 煮汁とサラダを仕上げる 肉が仕上がる間に、細切りキャベツと青ライム果汁を和えます。肉が柔らかくなったら、好みに応じて表面の余分な脂をすくいます。煮汁が薄ければ、ふたを外して5–10分煮詰め、肉を返して全体にからめます。味を見て必要な場合だけ塩を調整します。

  6. 骨に気をつけて盛り付ける 温めた皿に米を盛り、ユカと豚肉を添えます。トマトとají dulceの煮汁を肉にかけ、キャベツサラダは別に出します。背骨肉には骨が入っていることを伝え、子どもに出す前には小さな骨片がないか丁寧に確認します。

実用情報

実用情報

道具

ふた付きの厚手鍋、ユカをゆでる大鍋、米を炊くふた付き鍋、まな板、包丁、トング、ざる、料理用温度計を用意します。

実用的なアドバイス

肉屋に5–6 cmほどの均一な大きさで切ってもらうと、火の通りと盛り付けが揃います。 生の豚肉や触れた皿・器具は、炊いた米やサラダから離します。肉に触れた後は手と調理台を洗います。 ají dulceは香り豊かですが辛くありません。甘い赤パプリカで代用できます。穏やかな味を保つには辛い唐辛子を避けます。 安全のため、最も厚い可食部が63°C以上に達し、3分休ませてください。背骨肉は柔らかくするためにさらに長く煮ます。 煮汁が早く減る場合は熱湯を少しずつ加えます。仕上がりで水っぽければ、ふたを外して軽く煮詰めます。 地域の記録では米の代わりに麺を添える方法もあります。麺は別にゆで、その場合は米を同時に炊く必要はありません。 残りは浅い容器に移し、2時間以内に冷蔵して3–4日以内に食べます。再加熱は74°Cまで。炊いた米も早めに冷やして保管します。

アレルゲンと食品安全

主な表示対象アレルゲンは含みません。市販のアチョーテや調味料ミックスは、微量混入の表示も確認してください。背骨肉には骨があるため、特に子どもに出す際は小さな骨片を確認します。生肉をそのまま食べる食品から離し、触れた器具を洗浄します。骨を避けて最も厚い可食部に温度計を入れ、63°C以上と3分の休ませ時間を確認し、さらに肉がほぐれるまで煮込みます。残りは2時間以内に冷蔵し、3–4日以内に食べ、74°Cまで再加熱してください。炊いた米も室温に長く置かないでください。

仕上げのポイント

1: 煮汁をたっぷりかけ、米、ユカ、歯ごたえの残るキャベツと一緒に温かく出します。 2: 食卓に骨を入れる小皿を用意すると食べやすくなります。

1人分の栄養目安

1人分の栄養目安

  • 基準: 豚肉、米、ユカ、キャベツサラダを含む6人分の1人分
  • エネルギー: 711 kcal
  • 炭水化物: 89 g
  • たんぱく質: 33 g
  • 脂質: 24 g
  • 食物繊維: 5 g
  • ナトリウム: 711 mg