ポーランドの代表料理

ポーランドの角切りパスタ「łazanki」 発酵キャベツときのこ入り

小さな角切り卵パスタに、発酵キャベツ、食用の乾燥きのこ、色よく炒めた玉ねぎを合わせる、肉を使わないポーランド料理。

ポーランドの代表料理
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食卓に並べた「レシピ 47」を広く写した構図。
できあがり たっぷり6人分
1人分 約300 g
難易度 初級から中級
カテゴリー ポーランドの肉なしパスタ料理、発酵キャベツときのこ入り。小麦・グルテン、卵を含む
レシピ概要

ポーランドの角切りパスタ「łazanki」 発酵キャベツときのこ入り

小さな角切り卵パスタに、発酵キャベツ、食用の乾燥きのこ、色よく炒めた玉ねぎを合わせる、肉を使わないポーランド料理。

łazanki は、小さな四角形や長方形に切ったパスタを、ラザニアのように大きなシートで重ねるのではなく、ほかの具材と混ぜて食べる料理。ポーランドのこの作り方では、発酵キャベツと乾燥きのこを合わせ、きのこの煮汁もキャベツを煮るのに使う。玉ねぎをゆっくり炒めて軽く色づけると、酸味ときのこの風味がまとまる。

łazanki に決まったひとつの配合があるわけではない。ポーランドでは、生キャベツや発酵キャベツ、さまざまなきのこと合わせ、家庭によってはソーセージやベーコンを加えることもある。このレシピは肉を使わず、発酵キャベツと乾燥きのこを主役にした一例。より広いポーランドの食文化に属する料理だが、すべての家庭料理や地域の作り方を代表するものでも、クリスマスイブだけに食べる料理という意味でもない。

乾燥きのこは十分に戻し、完全に火を通す。戻し汁はこしてからキャベツを煮ると、風味を生かしながら砂や汚れを取り除ける。パスタは別鍋でゆで、最後に合わせる。こうすると小さな角切りが崩れにくく、キャベツを煮る間に汁を吸い切ることもない。

おいしく作るコツ

おいしく作るコツ

  • 食用として販売されている、包装済みの乾燥きのこを信頼できる販売店で購入する。種類を特定できない野生きのこや、出所の不確かな品は使わない。
  • きのこは指定の30分間戻し、戻し汁を細かいざるでこして砂や汚れを取り除く。
  • キャベツに加える前に、きのこに完全に火を通す。
  • 発酵キャベツは弱火で柔らかく煮て、煮汁の大部分を煮詰める。
  • łazanki は別鍋で袋の表示どおりにゆで、ちょうど柔らかくなったらよく水を切る。
  • 発酵キャベツの塩分は商品によって違うため、塩を追加する前に味見する。
材料

材料

  • 乾燥の角切り小麦・卵パスタ(łazanki)420 g
  • 発酵キャベツ(水気を切り、細かく刻む)700 g
  • 包装済みの食用乾燥山きのこ 45 g
  • きのこの浸水と加熱に使う熱湯 600 ml
  • 黄玉ねぎ(皮をむき、細かい角切り)250 g
  • 菜種油 30 ml
  • ローリエ 2枚
  • オールスパイス 4粒
  • 細塩 2 g(まず加え、味を見て調整)
  • 黒こしょう(粉末)1 g
作り方

作り方

作り方

  1. 乾燥きのこを戻す耐熱ボウルにきのこを入れ、熱湯600 mlを注ぐ。ふたをして30分置き、柔らかくなるまで戻す。食用として信頼できる販売店で売られているきのこだけを使う。種類を特定できない野生きのこや、出所の不確かな乾燥きのこは使わない。

  2. きのこを煮て、煮汁をこす戻し汁を細かいざるでこし、砂などを取り除いて5 Lの鍋に入れる。戻したきのこを薄切りにして加え、静かに煮立てる。完全に柔らかくなるまで25~30分煮る。穴あきおたまできのこを取り出し、煮汁は取っておく。

  3. 発酵キャベツを煮込む発酵キャベツはよく水を切り、短めの細切りにする。取っておいたきのこの煮汁、ローリエ、オールスパイスとともに鍋に入れる。静かに煮立て、ふたを少しずらして弱火で40~50分煮る。時々混ぜ、キャベツが柔らかくなり、煮汁がほとんどなくなるまで加熱する。ローリエとオールスパイスを取り除く。

  4. 玉ねぎを炒め、パスタをゆでるキャベツを煮ている間に、直径30 cmのフライパンで菜種油を中火で熱する。玉ねぎを加え、時々混ぜながら10~12分炒める。柔らかくなり、薄く色づいたら火を止める。別の鍋で乾燥łazankiを袋の表示どおりにゆで、ちょうど柔らかくなったらよく水を切る。

  5. 合わせて味を調える柔らかくなった発酵キャベツに、きのこと玉ねぎを混ぜる。ふたをせずに8~12分加熱し、具材がなじんで余分な水分がなくなるまで煮る。塩2 gと黒こしょうを加える。発酵キャベツの塩分は商品ごとに違うため、塩を足す前に味見する。食べる直前に水を切ったパスタを加え、角切りを崩さないように温める。

  6. 盛り付ける温めた皿または器6つに分け、肉なしの主菜または食べごたえのある副菜として、熱いうちに提供する。

盛り付け、保存、作り置き

実用情報

盛り付け、保存、作り置き

食感を保つため、ゆでたパスタは食べる直前にキャベツときのこの具に混ぜる。きのこを戻して煮る工程と、キャベツを煮込む工程は前もって済ませてもよい。具は浅い容器に移して早く冷まし、冷蔵する。食べるときに具を温め直し、パスタを新しくゆでる。

盛り付け、保存、作り置き

残りは浅い容器に分け、調理後2時間以内に冷蔵庫へ入れる。4 °C以下で保存し、3~4日以内に食べる。できればキャベツときのこの具、パスタは別々に保存する。冷めた具は密閉して小分け冷凍できる。解凍後に新しいパスタをゆでる。具は冷蔵庫で解凍し、74 °Cまで温めてから、ゆでたてのłazankiと合わせる。

1人分の栄養目安

1人分の栄養目安

  • 1人分約300 g
  • カロリー約360 kcal
  • 炭水化物約64 g
  • たんぱく質約13 g
  • 脂質約6 g
  • 食物繊維約8 g
  • ナトリウム約950 mg

一般的な食品成分データを用い、できあがりの6分の1量として推定。発酵キャベツの塩分と水切りの程度、乾燥きのこの種類、パスタの製品によって値は変わる。四捨五入した目安であり、実験室での分析値ではない。

アレルゲンと食品安全

アレルゲンと食品安全

パスタに小麦・グルテンと卵が含まれる。ほかのアレルゲン表示がないか、包装を確認する。食用として販売されている包装済みの乾燥きのこを信頼できる店で購入する。種類を確実に見分けられないきのこや、出所の不確かなものは使わない。乾燥や加熱で、すべてのきのこ毒が無害になるわけではない。戻し汁はこし、きのこには完全に火を通す。できあがった料理は浅い容器に分けて2時間以内に冷やし、4 °C以下で保存する。3~4日以内に食べ、温め直すときは74 °Cまで加熱する。

調理前に乾燥きのこと発酵キャベツの表示を確認する。きのこの種類やキャベツの塩分は製品によって異なる。

パスタを別にゆで、最後に加えると、角切りを保ち、キャベツの具が水っぽくなるのを防げる。