ペルーの代表料理

Shámbar

皮を取り除いた小麦、ヒヨコ豆、バヨ豆、ソラマメを豚スペアリブと牛肉でじっくり煮込み、アヒ・パンカとミントで仕上げる具だくさんのスープです。

ペルーの代表料理
共有
Shámbar|小麦と豆、肉のトルヒーリョ風スープ
Shámbar|小麦と豆、肉のトルヒーリョ風スープ
出来上がり たっぷりしたスープ6杯
準備時間 35分
加熱時間 170分
待ち時間 480分
合計時間 685分
概要

Shámbar|小麦と豆、肉のトルヒーリョ風スープ

Shámbarは、ペルー北部ラ・リベルタ州のトルヒーリョに結び付く、穀物と豆類、肉を使った濃厚なスープです。具材の中心となるのは皮を取り除いた小麦「trigo resbalado」で、普通の即席クスクスとは異なります。

乾燥した小麦、ヒヨコ豆、バヨ豆、ソラマメはそれぞれ洗って冷蔵庫で戻します。新しい水でまず穀物と豆を煮てから、骨付きの燻製豚肉と牛肉を加え、全体が柔らかくなるまで煮込みます。

玉ねぎとニンニク、アヒ・パンカを炒めた赤い香味ペーストを後半で加えると、穀物のとろみの中に香りが行き渡ります。ミントの一種ヒエルバブエナは最後に加え、スープが重くても注げる濃度を保ちます。

材料

材料

材料

  • 300 g 皮を除いたシャムバル用小麦(乾燥trigo resbalado)
  • 120 g 乾燥ヒヨコ豆(選別して洗う)
  • 120 g 乾燥バヨ豆(選別して洗う)
  • 120 g 乾燥ソラマメ(厚い皮は浸水後に除く)
  • 450 g 燻製豚スペアリブ(食用の骨付き切り身)
  • 350 g 牛肉の煮込み用切り身(生、余分な脂を整えた角切り)
  • 180 g 紫玉ねぎ(角切り)
  • 18 g ニンニク(みじん切り)
  • 80 g アヒ・パンカのペースト(無塩)
  • 25 ml 植物油
  • 12 g 生のヒエルバブエナ(ミントの葉を刻む)
  • 3 g 乾燥オレガノ(ほぐす)
  • 6 g 塩(仕上げ近くに加える)
  • 6100 ml 水(冷蔵浸水用2500 ml・廃棄、スープ用の新しい水3600 ml)
作り方

作り方

作り方

  1. 小麦と豆を冷蔵で戻す。小麦300 g、ヒヨコ豆120 g、バヨ豆120 g、乾燥ソラマメ120 gをそれぞれ選別して洗う。4つの清潔な容器に分け、水2500 mlを割り振って浸し、冷蔵庫で480分置く。ふくらんで乾いた粉っぽさがなくなったら浸水液を捨て、ソラマメの厚い皮を取り除く。浸水中は4 °C以下に保ち、浸水水をスープに使わない。

  2. 穀物と豆を先に煮る。水を切った小麦と豆を大鍋に入れ、新しい水3600 mlを全部注ぐ。強く沸騰させて10分加熱したら、弱めの一定の煮立ちにして65分煮る。途中あくを取る。小麦が開き、豆が柔らかくなり始めても、この段階ではまだ完全には煮えていない。十分に加熱する前の乾燥豆を味見しない。 強い沸騰10分と弱い煮込み65分で、加熱時間は合計75分となる。

  3. 豚肉と牛肉を加える。燻製豚スペアリブ450 gと生の牛肉350 gを鍋に加え、さらに65分弱く煮込む。牛肉がフォークでほぐれ、ヒヨコ豆とほかの豆がスプーンで容易につぶれるほど柔らかくする。豚肉も中心まで火を通し、燻製リブの包装に追加指示があれば従う。

  4. 赤い香味ペーストを作る。別のフライパンに植物油25 mlを温め、玉ねぎ180 gとニンニク18 gを8分炒める。アヒ・パンカ80 gと乾燥オレガノ3 gを加え、さらに7分弱火で炒める。合計15分ほどで玉ねぎが柔らかくなり、ペーストにつやが出て、焦げずに丸みのある香りが立つ。

  5. スープを仕上げる。炒めた香味ペーストを全量大鍋に加えて混ぜ、弱い煮立ちで15分煮る。汁の塩気を確認してから塩6 gを加え、最後の2分で刻んだヒエルバブエナ12 gを混ぜる。お玉を覆う程度に濃いが注げる状態で、豆と小麦は完全に柔らかい。鍋底のでんぷんが焦げないよう混ぜる。

  6. 6杯に分けて出す。豚リブの骨を取り除き、豚肉と牛肉が均等になるよう6つの深い器へスープを注ぐ。小麦、豆、牛肉、豚肉が見える熱い状態で出す。残りは厚いまま大鍋に置かず、浅い容器に小分けして冷ます。温め直しは底から混ぜて中心74 °Cまで加熱する。

実用情報

実用情報

調理・保存のポイント

シャムバル用の小麦は皮を除いた全粒状の小麦で、調理済みブルグルや即席クスクスではありません。代える場合は吸水量と煮込み時間を作り直す必要があります。 小麦と豆は大量の水を吸います。表記の水を量り、ふたをして弱い煮立ちを保ち、急激に水分を蒸発させないようにします。豆は中心まで柔らかくしてから出します。 燻製豚肉の塩気には個体差があります。肉に火を通してから味を確認し、計量した塩を仕上げに加えます。濃いスープは浅い容器に小分けして冷蔵し、3~4日以内に食べ、温め直しは全体を74 °Cにします。

確認ポイント

確認ポイント

  • ヒヨコ豆が硬い古い豆の可能性がある。 煮込み時間よりも、指で軽くつぶせる柔らかさを優先して加熱を延ばす。
  • 鍋底が焦げる小麦のでんぷんが濃くなるのに混ぜ方が足りない。 弱火にし、鍋底まで頻繁に混ぜる。
1人分の栄養目安

1人分の栄養目安

  • 1人分の量たっぷりしたスープ全6杯のうち1杯
  • エネルギー730 kcal
  • 炭水化物83 g
  • たんぱく質45 g
  • 脂質23 g
  • 食物繊維14 g
  • ナトリウム1350 mg
アレルゲンと食品衛生

アレルゲンと食品衛生

小麦/グルテンを含みます。市販の燻製豚肉とアヒのペーストに追加成分やアレルゲンがないか確認してください。浸水は冷蔵で行い、乾燥豆を十分にゆで、肉を完全に加熱し、残りの濃いスープは速やかに冷却します。

仕上がり

仕上がり

柔らかな小麦と豆、豚肉、牛肉を、アヒ・パンカとミントの香る濃厚なスープにまとめます。 冷蔵での十分な浸水、豆の完全な加熱、鍋底を混ぜながらの煮込みが重要です。