ペルーの代表料理

Juane de gallina loretano

香辛料で煮た米と親鶏、ゆで卵、オリーブをビハオの葉で包み、蒸して形を整えるアマゾン地方の主菜です。

ペルーの代表料理
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Juane de gallina loretano|ロレトの鶏肉と米をビハオの葉で包む料理
Juane de gallina loretano|ロレトの鶏肉と米をビハオの葉で包む料理
出来上がり量 大きな葉包み6個分
下準備 45分
加熱時間 145分
待ち時間 10分
合計 200分
概要

Juane de gallina loretano|ロレトの鶏肉と米をビハオの葉で包む料理

Juane de gallinaは、ペルーのロレト地方に結び付く、味付けした米と親鶏をビハオの葉で包んだ一食分の料理です。中にはゆで卵とオリーブも入ります。ビハオは米を包んで形を保つための植物の葉で、食べる部分ではありません。

ロレトで見られる作り方には、味を付けた米に卵を混ぜ、鶏を包んで葉ごとゆでるものがあります。ここでは親鶏を先に煮込み、家庭用の大きな蒸し器で最後の火通しを行います。蒸す方法が地域唯一の作り方だという意味ではありません。

成熟した親鶏は若鶏より加熱時間を要することがあります。最初の煮込みで肉の中心温度を確認し、包んだ後は生卵を混ぜた米の中心までしっかり蒸します。こうすることで葉を開いたとき、米が崩れずまとまります。

実用情報

実用情報

  • 材料の特徴親鶏の骨付き肉、米、卵、オリーブをビハオの葉で包むロレトの一食分です。
  • 大切な操作親鶏と、卵を混ぜた米包みの中心の両方で74℃以上を確認します。
  • 目指す状態葉を開くと味付け米がまとまり、中央から柔らかい鶏肉が現れます。
材料

材料

親鶏と煮汁

  • 900g 親鶏(gallina)の骨付き肉、6切れ。食肉業者で処理済み、安全に解凍したもの)
  • 1800ml 水(親鶏の煮込みと米用)
  • 160g 赤玉ねぎ(みじん切り)
  • 20g にんにく(みじん切り)
  • 35ml 植物油
  • 15g アヒ・アマリージョのペースト(無糖のもの)
  • 6g ターメリックの粉末(パリージョ、色付け用)
  • 4g 細かい塩
  • 2g クミンパウダー
  • 1g 黒こしょう(粉末)

米と包みの中身

  • 450g 長粒種の白米(乾燥)
  • 15g サチャ・クラントロの生葉(刻む)
  • 2個 生卵(大きめ、米をまとめるため)
  • 3個 固ゆで卵(大きめ、殻をむいて半分に切る)
  • 6個 黒オリーブ(種なし)

包み

  • 12枚 ビハオの葉(大きく破れがなく、洗浄済み)
  • 6本 食品用ひも(各約60cm)
  • 2500ml 水(蒸すため。米には入れない)
作り方

作り方

作り方

  1. ビハオの葉を柔らかくする。ビハオの葉12枚の表裏を拭き、温めた乾いたフライパンで1組につき約2分ずつ、焦がさずに柔らかくする。全体で約4分。中央の葉脈に沿って割れずに曲げられる状態にし、2枚を十字に重ねて6組作る。食品用として扱われる葉を購入し、不明な庭の葉に置き換えない。

  2. 香味野菜と調味料を炒める。ふた付きの大鍋で植物油35mlを中火で温め、赤玉ねぎ160gとにんにく20gを8分炒める。アヒ・アマリージョ15g、ターメリック6g、クミン2g、こしょう1g、塩4gを加え、香りが立ち油に均等になじむまで混ぜる。玉ねぎは柔らかくする。

  3. 親鶏をやわらかく煮る。親鶏の骨付き肉6切れと水1800mlをすべて加え、ふたを少しずらして65分穏やかに煮る。各切れの厚い部分を骨に触れない位置で測り、74℃以上かつ関節周りの肉が柔らかくなったら清潔なバットへ取り出す。年を経た親鶏は長くかかる場合があるので、必要なら実際の総時間を延ばす。

  4. 煮汁で米を煮る。煮汁をこし、そのうち900mlを米用の鍋に量り、400mlを水分調整用に取り分ける。不要分は速やかに処理し、新たな水は足さない。乾燥米450gを加え、ふたをして弱火で15分煮る。米の中心にわずかな歯応えが残り、汁気はあるがスープ状でない状態にする。調理済みの米を室温で長く置かない。

  5. 米に香草と生卵を混ぜる。米を火から下ろして5分置き、湯気が強く立たなくなったら刻んだサチャ・クラントロ15gと溶きほぐした生卵2個分を混ぜる。軽くまとまり、乾いた米の山にならない状態にする。生卵を混ぜた段階では味見せず、手早く包む。

  6. 鶏肉と卵を葉で包む。十字に重ねたビハオ12枚の上に米を6等分する。各包みに親鶏の煮た肉1切れ、固ゆで卵1/2個、種なしオリーブ1個を置き、米で覆って葉をしっかり折り、ひも6本でそれぞれ結ぶ。約25分。米が露出せず、丸く閉じた6包みにする。作業中の温度管理に注意する。

  7. 中心まで蒸し上げる。蒸し器の下鍋に蒸し用の水2500mlをすべて入れて沸騰させ、包みを湯面より上に載せてふたをし、強い蒸気で45分蒸す。空焚きしないように水量を確認する。代表の包みの中心温度が74℃以上で、卵入り米が完全に固まり一体になっているか確かめる。

  8. 蒸気に注意して開く。包みを清潔なトレーへ移して5分休ませる。顔と手から蒸気を離す向きに開き、熱いうちに1人1包みを出す。葉を外しても米の丸い形が保たれていればよい。残りは速やかに冷蔵する。

実用情報

実用情報

作り置き・提供・保存の注意

包みを皿に開いて出し、ビハオの葉とひもは捨てます。葉は食べません。 米と鶏肉は加熱後の管理が重要です。食べない分は2時間以内に浅い容器へ移して4℃以下で冷蔵し、3〜4日以内に食べます。再加熱時の中心温度は74℃です。 バナナの葉を使う作り方もありますが、しなり方と香りがビハオと異なります。ここではビハオを使用します。親鶏がまだ硬い場合は煮る時間を実際に延ばします。

確認ポイント

確認ポイント

  • 原因と対処 1米が漏れる場合は葉が裂けたか、ひもが緩いことが原因です。柔らかくした無傷の葉を2枚交差させ、折り目をしっかり結びます。
  • 原因と対処 2米が乾く場合は下煮時の煮汁が足りなかった可能性があります。別取りした計量済みの煮汁400mlの必要分で湿らせ、分量外の水は足しません。
6包みのうち1包みの栄養目安

6包みのうち1包みの栄養目安

  • 1食の量包み1個、骨付き鶏と米を含めて約370g
  • エネルギー635kcal
  • 炭水化物65g
  • たんぱく質37g
  • 脂質23g
  • 食物繊維2g
  • ナトリウム690mg
アレルゲンと食品衛生

アレルゲンと食品衛生

卵を含みます。オリーブに添加物がある場合は表示を確認します。鶏肉と卵を混ぜた米包みの中心温度はそれぞれ74℃以上にし、炊いた米は速やかに扱います。残りは4℃以下で冷蔵し、交差汚染を防ぎます。

仕上がり

仕上がり

  • できあがり: 葉を開くと、柔らかい親鶏、ゆで卵、オリーブを包んだ香りのよい米がまとまって現れます。
  • 大事な管理: ビハオをきちんと折り、最後の十分な蒸し加熱で卵入りの米を固めます。