ペルーの代表料理

Cuy chactado

開いて平らにした食用クイ(モルモット)ににんにくとクミンで下味を付け、細かなトウモロコシ粉をまぶし、重しを使って皮を香ばしく焼きます。

ペルーの代表料理
共有
Cuy chactado — 重しで押さえて揚げ焼きにするクイ
Cuy chactado — 重しで押さえて揚げ焼きにするクイ
出来上がり量 クイ1匹を2人分
下準備 20分
加熱調理 50分
待ち時間 20分
合計 90分
概要

Cuy chactado — 重しで押さえて揚げ焼きにするクイ

Cuy chactado は、食用に処理したクイを開き、重しで平らに保ちながら油で焼くアンデスの料理です。広い面を鍋肌に接触させることで皮が香ばしくなります。アレキパを含む南部アンデスでも見られる調理法です。

主材料はクイという食用のモルモットで、ウサギや鶏肉の言い換えではありません。正規の食品販売業者から、食肉用として適切に解体処理されたものを入手してください。ペットや野生の動物を調理に用いてはいけません。胸部を開いて平らにすると、肩やももの厚い部分にも熱が届きやすくなります。

深さのある重いフライパン、油はね防止網、安定した清潔な金属製の重しを用意します。石や家庭用品を不安定なまま熱い油にのせることは避けます。温度計で厚い関節付近まで加熱できたことを確かめ、油を切ってから盛り付けます。

材料

材料

材料

  • 1 匹 食用に解体処理されたクイ(内臓除去後約900 g。胸骨に沿って開いて平らにする、骨付き)
  • 16 g にんにく(つぶす)
  • 18 ml 搾りたてライム果汁(肉の下味用)
  • 3 g クミンパウダー
  • 5 g 細かい塩
  • 2 g 黒こしょう
  • 70 g 細かいトウモロコシ粉(薄い衣用)
  • 300 ml くせのない揚げ油(浅い揚げ焼き用。料理に残る量の推定は50 ml)
  • 400 g 小ぶりのジャガイモ(洗い、ゆでる)
  • 1500 ml 水(ジャガイモを覆ってゆで、後で捨てる)
  • 300 g トマト(簡単なサラダ用)
  • 120 g 赤玉ねぎ(薄切り、サラダ用)
  • 15 ml ライム果汁(サラダ用、肉の下味とは別)
作り方

作り方

作り方

  1. クイに下味を付ける。食用クイの水気をペーパータオルで完全に拭く。流しで洗わない。両面ににんにく16 g、ライム果汁18 ml、クミン3 g、塩5 g、黒こしょう2 gをすり込み、ふたをして冷蔵庫で20分置く。肉が平らに開き、薄いにんにくの層が均一に付く。

  2. 付け合わせを用意する。ジャガイモ400 gと水1500 mlを鍋に入れ、静かに沸かして18分ゆでる。同時にトマトと赤玉ねぎを切り、別に取ったライム果汁15 mlであえる。大きなジャガイモにも小さなナイフが抵抗なく入る。

  3. 衣をまぶし油を熱する。冷蔵したクイの両面にトウモロコシ粉70 gを薄く均一にまぶし、余分を落とす。幅広で厚手のフライパンに油300 mlを入れて175 °Cまで加熱する。乾いた耐熱手袋、油はね防止網、清潔で安定した金属製の重しを用意する。衣は薄く乾き、油は煙を出さず175 °Cを保つ。

  4. 皮側を押さえて焼く。クイを皮側から油に入れ、耐熱の重しを慎重にのせて約175 °Cで8分焼く。耐熱手袋で重しを持ち上げる。皮にカリッとした部分ができ、破れずにはがれるが、中心はまだ加熱が必要。

  5. 裏返して中心まで加熱する。丈夫なトングで返し、再び重しをのせて反対側を約15分焼く。最も肉厚な関節付近に温度計を刺し、骨には当てない。火加減を調整しながら、中心が少なくとも74 °Cになるまで必要に応じて続ける。両面の皮は香ばしく、最も厚い部分も74 °C以上。

  6. 油を切って2人分にする。バット上の網に移して2分油を切り、2つに分けて、水気を切ったジャガイモとトマト・玉ねぎのサラダを添える。衣は目立つ油っぽさがなく、肉は中まで熱い。

実用情報

実用情報

盛り付け・保存・代替材料

家庭ではフライパンに収まる清潔な金属製の重しを使います。不安定な石をのせず、油が鍋の縁に達しない量を守り、揚げ焼きの間は火元を離れないでください。 油300 mlは調理に使う量であり、そのすべてを食べるわけではありません。栄養計算では2人分に合計約50 ml残ると見込んでいます。購入時は解体後の重量を確認し、骨付き肉なので食べられる部分は総重量より少なくなります。 厚い関節が74 °Cに達する前に皮が濃く色付くなら、油の温度を下げてゆっくり火を通します。皮の色だけで安全を判断せず、よく油を切ります。残りは速やかに冷蔵し、再加熱時は74 °Cまで温めます。

確認ポイント

確認ポイント

  • 油が激しくはねる肉や粉の衣が湿っています。火を止めて油の動きが落ち着くまで待ち、続ける前に肉を十分乾かします。
  • 皮は濃い色なのに関節が冷たい厚みに対して油温が高すぎます。火を弱め、最も肉厚な部分が74 °Cになるまで加熱します。
1人分の栄養目安

1人分の栄養目安

  • 1人分2人分のうち半身1つ(調理後の骨付きクイ約300 gと付け合わせ)
  • エネルギー840 kcal
  • 炭水化物73 g
  • たんぱく質44 g
  • 脂質42 g
  • 食物繊維7 g
  • ナトリウム1100 mg
アレルゲンと食品衛生

アレルゲンと食品衛生

必ず合法で検査された食肉用のクイを正規の供給元から購入します。ペットや野生動物は使いません。衣用のトウモロコシ粉は表示を確認し、器具を介した交差接触にも注意します。クイ専用の家庭向け安全温度表が確立できないため、ここでは保守的に中心74 °Cを目標とします。高温の油には十分注意してください。

仕上がり

仕上がり

平らに開いたクイは皮に香ばしい焼き目がつき、ジャガイモとサラダを添えて供します。 安定した重しと油温175 °Cを管理し、肉厚な部分の中心74 °Cを確認します。