ペルーの代表料理

Ceviche de pota(加熱した大型イカのセビーチェ)

大型イカのポタを中心温度63 °Cまで加熱して冷やし、ライムとアヒ・リモで和える実用的なセビーチェです。

ペルーの代表料理
共有
Ceviche de pota(加熱した大型イカのセビーチェ)
Ceviche de pota(加熱した大型イカのセビーチェ)
出来上がり量 付け合わせ入り4鉢
下準備 20分
加熱時間 25分
待ち時間 60分
合計時間 105分
概要

Ceviche de pota(加熱した大型イカのセビーチェ)

Ceviche de potaは、ペルーで使われる大型イカのポタを材料にしたセビーチェです。この作り方では、イカを先に十分加熱してから冷やし、ライムで香味を付けます。生魚をそのまま酸味で和えるセビーチェとは、安全上の工程が異なります。

ポタは大型のイカで、厚みをそろえて加熱すると扱いやすくなります。中心温度が63 °C以上になったことを確かめ、すぐに水気を切って冷却します。酸味は食感と香りを変えますが、加熱の代わりにはなりません。

付け合わせのカモテと加熱済みのチョクロは、イカの酸味に甘さと粒の食感を加えます。チョクロはペルーで使われる大粒のトウモロコシです。イカとカモテを冷やしてから玉ねぎのドレッシングと合わせ、食べる直前に盛ります。

材料

材料

加熱するイカと付け合わせ

  • 600 g 下処理済みポタ(大型イカ)— 食べやすい大きさにする
  • 1500 ml 水 — イカの加熱用
  • 300 g カモテ(サツマイモ)— くし形
  • 300 g 加熱済みチョクロの粒 — ペルーの大粒トウモロコシ

ライムのドレッシング

  • 160 ml 生搾りライム果汁
  • 180 g 紫玉ねぎ — 薄切り
  • 15 g アヒ・リモ — 種を除いて刻む
  • 15 g 生の香菜 — 刻む
  • 5 g 細かい塩
作り方

作り方

作り方

  1. ポタを加熱する。中鍋で水1500 mlを静かに沸かし、下処理済みポタ600 gを入れ、10分煮る。厚い部分は硬すぎず竹串が入りやすい状態にし、必ず中心温度63 °C以上を温度計で確認する。ライムによる味付けを加熱の代わりにしない。

  2. カモテを蒸す。イカを取り出した鍋の湯を引き続き使い、ふた付き蒸し器をのせてカモテ300 gを中火で15分蒸す。包丁がすっと入り、くし形が崩れない状態にする。

  3. イカとカモテを冷やす。ポタの水気を切って一口大に切り、カモテとは別々の浅いふた付き容器に入れる。冷蔵庫で60分冷やし、ポタが4 °C以下になったことを確認する。両方とも湯気がなく、十分に冷めた状態にする。

  4. ライムと香味野菜を和える。清潔なボウルにライム果汁160 ml、紫玉ねぎ180 g、アヒ・リモ15 g、香菜15 g、塩5 gを入れ、6分で混ぜる。玉ねぎに汁が均一に付いてツヤがあり、香菜と唐辛子が全体に散った状態にする。

  5. 冷えたポタを盛る。冷えたポタをドレッシングにやさしく混ぜ、4つの器に分ける。加熱済みチョクロ300 gとカモテを別々に添える。5分ほどでイカ全体に汁が付き、付け合わせに余分な汁が移らない状態にする。室温に長く放置せず、冷たいまますぐ食べる。

実用情報

実用情報

作り置き・保存・提供

このポタのセビーチェでは、イカを完全に加熱し、4 °C以下に冷やしてからライムを加えます。イカは繊維を断つ向きに切ると食べやすくなります。味付けしたらすぐに食べ、残りは2時間以内に冷蔵して1日以内に使いますが、玉ねぎの歯触りは弱まります。

代用とその影響

この作り方ではポタをほかの魚介に替える方法を指定していません。材料と加熱の条件をそのまま保ちます。

確認ポイント

確認ポイント

  • イカがゴムのように硬い切り方が厚すぎるか加熱し過ぎています。均一な厚みに切り、中心温度を確認しつつ食感を見ます。
  • ドレッシングが水っぽいイカの水切りと冷却が不十分です。水気を切り、冷やしてからライム液と混ぜます。
1食分の栄養目安

1食分の栄養目安

  • 1食分の量セビーチェ1鉢(4鉢のうち1鉢)
  • エネルギー305 kcal
  • 炭水化物43.3 g
  • たんぱく質28.6 g
  • 脂質3.4 g
  • 食物繊維5.0 g
  • ナトリウム615 mg
アレルゲンと食品衛生

アレルゲンと食品衛生

軟体動物のイカを含みます。日本のアレルギー表示区分と製品情報を確認し、鮮魚店で魚やほかの甲殻類・貝類との交差接触に注意します。ポタは63 °C以上まで加熱後、4 °C以下に冷やし、冷たいまま提供します。ライムだけでは生の魚介は安全になりません。

仕上がり

仕上がり

よく冷えた加熱ポタに、ライムとアヒ・リモ、玉ねぎの香りが絡むセビーチェです。 ポタの中心温度63 °Cを確認して冷却し、それから酸味を加える順番が重要です。