フランスの代表料理

Cari poulet(レユニオン風チキン・カリ)

骨付き鶏肉をしっかり焼き付け、つぶしたにんにくとしょうが、玉ねぎ、タイム、ターメリック、トマトで煮込み、最も厚い部分を74℃まで加熱して、ご飯に合う濃縮したソースに仕上げます。

フランスの代表料理
共有
Cari poulet(レユニオン風チキン・カリ):フライパンに入った一品
準備時間 20分
加熱時間 50分
合計時間 70分
出来上がり量 メイン6人分
はじめに

Cari poulet — トマト、しょうが、ターメリックで煮るレユニオンの骨付き鶏カリ

Cari pouletは、レユニオンで親しまれている日常的なカリの一つです。トマトを使う作り方と使わない作り方の両方がありますが、ここでは両者を混ぜず、トマトを使う一つのまとまった形にしています。焼き色を付けた鶏肉に玉ねぎ、つぶしたにんにくとしょうがを重ね、タイム、ターメリック、トマトで濃いソースを作ります。マサレのスパイスミックスは加えません。

鶏肉は骨付きのまま8〜10個に切り分けます。表面を先に焼くことで鍋底に香ばしいうま味が付き、その後の煮込みでソースに厚みが出ます。加える水は250mlに限定し、肉を水に浮かべるのではなく、少量の液体で蒸し煮にします。最後にふたを外して煮詰めることで、ご飯にかけるのに十分な量はありながら、さらさらしすぎないレユニオンらしい短いソースになります。

安全性と食感の確認には温度計を使います。最も厚い鶏肉の部分で、骨に触れない位置を74℃まで加熱します。部位ごとに厚さが違うため、時間だけでは判断しません。安全温度に達した後は、必要な分だけソースを煮詰めます。残りは浅い容器で速やかに冷やし、再加熱時も74℃まで戻します。

成功のポイント

成功のポイント

  • 液体を加える前に鶏肉へしっかり焼き色を付ける。
  • にんにくとしょうがを焦がさない。
  • 水は250mlだけ加え、煮汁を増やしすぎない。
  • 最も厚い部分で74℃を確認してから、ふたを外してソースを詰める。
材料

材料

カリ

  • 1,400g 鶏肉、骨付き・皮付き、8〜10個に切り分ける
  • 250g 玉ねぎ、薄切り
  • 24g にんにく、つぶす
  • 25g しょうが、つぶす
  • 450g 完熟トマト、角切り
  • 35g クセのない油
  • 4g ターメリックパウダー
  • 4g 生タイムの葉
  • 7g 細塩
  • 1g 黒こしょう、ひきたて
  • 250ml 水、熱湯
作り方

作り方

鶏肉を焼く

  1. 鶏肉に焼き色を付ける。厚手の鍋に35gの油を熱し、鶏肉を重ならないように入れて強めの中火で合計12分焼く。必要なら2回に分ける。皮と切り口が濃いきつね色になり、黒く焦げた部分がない状態にする。生の鶏肉に触れた手や器具は、ほかの食品に触れる前に洗う。

カリを組み立てる

  1. 玉ねぎを柔らかくする。火を中火に落とし、250gの玉ねぎを加えて4分加熱する。透き通って柔らかくなり、鍋底の焼き付いたうま味を取り込んだ状態にする。

  2. つぶした香味を加熱する。にんにく、しょうが、塩、黒こしょうを加え、弱めの中火で2分加熱する。香りが立ち、にんにくとしょうがには焼き色を付けない。

  3. ターメリック、タイム、トマトを加える。ターメリックとタイムを混ぜ、450gのトマトを加える。中火で7分、トマトが崩れ始め、鶏肉に赤みを帯びた濃いソースが絡むまで加熱する。

  4. 鶏肉を煮込む。250mlの熱湯を加えてふたをし、弱火で20分煮る。途中で一度鶏肉を返し、最も厚い部分が74℃に達したことを温度計で確認する。関節周りが柔らかくなり、煮汁は濃いソース状になる。測定時は骨に温度計を当てない。

  5. ソースを煮詰めて脂を調整する。ふたを外し、弱めの中火で5分煮詰める。表面に脂が多い場合は余分な分だけすくう。ソースが鶏肉に絡み、鍋底をスプーンでなぞると短時間だけ跡が残る濃度にする。

盛り付け

実用情報

盛り付け

白いご飯と加熱した豆類を添えます。ソースはご飯に味が付く程度にかけ、浸るほど多くしません。

作り置き

にんにくとしょうがをつぶし、野菜を切る作業は数時間前までに済ませられます。鶏肉は焼く直前まで冷蔵します。

保存と温め直し

浅い容器で速やかに冷やし、4℃以下で3日以内に冷蔵します。鶏肉とソースを一緒に74℃まで温め直し、ソースが締まりすぎた場合だけ少量の水を加えます。

骨なし鶏もも肉。

加熱時間は短くなり、骨付き肉のゼラチン質のある仕上がりも弱くなります。74℃を早めに確認します。

ソースが脂っぽい。

鶏肉から出た脂がソースに対して多すぎます。最後にふたを外して煮詰める段階で、余分な表面脂だけをすくいます。

鶏肉に焼き色が付かない。

一度に入れすぎて水分がこもっています。2回に分け、表面の水分が飛ぶ余地を作ります。

技法の要点

先に鶏肉へ焼き色を付け、加える水を計量し、最後はふたを外して煮詰めます。汁物にせず、ご飯に合う短いソースへ仕上げることが要点です。

1食分の栄養目安

1食分の栄養目安

  • 1食分全量の1/6
  • エネルギー455kcal
  • 炭水化物14g
  • たんぱく質32g
  • 脂質28g
  • 食物繊維3g
  • ナトリウム620mg
アレルゲンと食品衛生

アレルゲンと食品衛生

アレルゲン: 指定した材料そのものには主要アレルゲンを含まない。包装済み材料を使う場合は表示を確認する。

生の鶏肉は4℃以下で保管し、交差汚染を防ぐ。

最も厚い部分を74℃まで加熱する。

残りは速やかに冷やし、再加熱時は74℃まで加熱する。

よくある質問

よくある質問

トマトを抜いてもよいですか

レユニオンにはトマトを使わないCari pouletもありますが、別のまとまった作り方です。ここからトマトだけを抜くと、水分量と香味のバランスも変える必要があります。

マサレですか

いいえ。ここでの香味は、にんにく、しょうが、タイム、ターメリックが中心で、マサレのスパイスミックスは使いません。

仕上がり

仕上がり

  • 仕上がり: 骨付き鶏肉を焼き付け、にんにく、しょうが、玉ねぎ、タイム、ターメリック、トマトで煮込み、74℃まで火を通した濃い短いソースのカリ。
  • 決め手: 鶏肉を先に焼き、250mlの水だけで蒸し煮にし、最後にふたを外してソースを詰める。