コロンビアの代表料理

モンポス風ボカチコの炭火焼き詰め物

トマト、玉ねぎ、にんにくを詰めたボカチコをバナナの葉で包み、炭火で焼くレシピ。

コロンビアの代表料理
共有
炭火のそばに葉包みのボカチコが並び、一尾を開いて野菜の詰め物を見せている。
地域 コロンビア・カリブ地域、ボリーバル県サンタ・クルス・デ・モンポス
料理の種類 バナナの葉で包んで炭火焼きにする淡水魚の詰め物
出来上がり 主菜4人分
準備時間 約35分
作業時間 約50分
概要

モンポス風ボカチコの炭火焼き詰め物

トマト、玉ねぎ、にんにくを詰めた魚をバナナの葉で包み、炭火で焼きます

ボカチコの炭火焼き詰め物は、ボリーバル県サンタ・クルス・デ・モンポス周辺の料理として知られています。ボカチコ(bocachico)はコロンビアのカリブ地域で食べられる淡水魚です。魚を丸ごと使い、野菜を詰めてバナナの葉で包み、炭火で焼きます。葉で包むことで身を熱から守り、詰め物も中に保てます。包みはこまめに返し、両側に均等に火を通します。

詰め物にはトマト、赤玉ねぎ、青ねぎ、にんにくを使い、マイルドな ají criollo、ライム果汁、アチョーテ、黒こしょうで味を整えます。魚のうろこは残してください。うろこが繊細な身を守る助けになります。魚屋には内臓と腹の中を掃除してもらいますが、身に切り込みを入れたり、背骨を切ったりしないよう頼みます。切れ目があると、焼いて返す際に魚が崩れやすくなります。

ボカチコには細い骨が多く、この料理は骨を取り除いたものではありません。食卓でそのことを伝え、特に子どもや小骨に気づきにくい人には注意してください。元の分量には魚の大きさがなく、油の単位も判読しにくいため、この家庭向けの分量では約450 gの魚を4尾、油を60 mlとしています。焼き時間は目安です。必ず魚ごとに温度を測ってください。

材料

材料

魚と下味

  • ボカチコ4尾、各約450 g。魚屋で内臓と腹を掃除してもらい、うろこは残す
  • 細塩6 g
  • アチョーテ粉2 g
  • 黒こしょう10 g、分けて使う
  • ライム果汁30 ml、分けて使う

野菜の詰め物

  • 熟したトマト225 g、細かく刻む
  • 赤玉ねぎ225 g、細かく刻む
  • 青ねぎ225 g、細かく刻む
  • にんにく110 g、細かく刻む
  • マイルドな ají criollo 30 g、種を取り細かく刻む
  • くせのない植物油60 ml

包みと炭火焼き

  • 大きなバナナの葉4枚、魚を1尾ずつ包める大きさ
  • 綿の調理用たこ糸2 m
  • 中程度の炭火を作るための木炭
作り方

作り方

作り方

  1. 魚を選び、冷やしておく 新鮮なボカチコを4尾、各約450 g用意します。魚屋にはうろこを残して内臓と腹を掃除してもらい、身に切り込みを入れたり背骨を切ったりしないよう伝えます。味付けするまで4°C以下で冷蔵します。生魚は水洗いしません。使い捨てのペーパータオルで水気を取り、紙を捨てたら手を洗い、作業台を清潔にします。

  2. 魚に下味をつける 塩6 g、アチョーテ2 g、黒こしょう1 g、ライム果汁15 mlを混ぜます。少量を魚の腹の中と表面に塗ります。詰め物を準備する間、魚を冷蔵庫で15分休ませます。生魚はそのまま食べる食品と分けて扱います。

  3. 野菜の詰め物を作る トマト225 g、赤玉ねぎ225 g、青ねぎ225 g、にんにく110 g、ají criollo 30 gを細かく刻みます。植物油60 ml、残りの黒こしょう9 g、ライム果汁15 mlを加えて混ぜます。加熱していない詰め物を4尾の腹に均等に分けます。身を破らず、熱が通りやすいよう、強く押し込まないでください。

  4. 魚を1尾ずつ包む バナナの葉4枚を弱火の上、または温かい面に短時間当て、裂けずに曲がる程度に柔らかくします。葉の上に詰め物をした魚を1尾ずつ置き、葉を折りたたんで包み、調理用たこ糸で留めます。両端も閉じ、詰め物が出ないようにします。葉が裂けたら、別の葉を重ねて補強します。

  5. 炭火のグリルを準備する 炭に火をつけ、赤くなって表面に薄い灰がつくまで待ちます。中程度の炭火を作り、片側には火の弱い場所を残します。炎がバナナの葉に当たらないようにします。網を掃除し、薄く油を塗ります。包みを炭の上に置き、約25〜35分焼き、5〜7分ごとに返します。葉が焦げることはありますが、焼き切れて包みが開かないようにします。炎が上がったら弱火の場所へ移します。

  6. 魚ごとに火の通りを確認する 各魚に温度計を使います。葉を通して、背骨に触れないよう魚の最も厚い身の部分に探針を入れます。中心温度が少なくとも63°Cに達している必要があります。身が白く不透明になり、ほぐれやすくなるのが目安ですが、見た目だけで判断せず、温度を測ります。63°Cに達していない魚はグリルに戻し、再度確認します。魚の大きさや炭火の強さで時間は変わります。

  7. 休ませ、盛り付け、保存する 包みを5分休ませてから、蒸気に注意して開きます。好みでキャッサバ、熟したプランテン、ご飯を添えます。ボカチコには細い骨が多く、この調理法で骨を除去するわけではないと食べる人に伝えます。残りは2時間以内に浅い容器に移して冷蔵し、3〜4日以内に食べます。再加熱時は全体を74°Cまで温めます。

実用情報

実用情報

1人分の栄養目安

数値は分量と4尾分の可食部を想定して算出した概算で、検査機関による分析値ではありません。魚の大きさ、骨の割合、詰め物が吸う油の量、魚そのもののナトリウム量によって変わります。

実用的なアドバイス

うろこを残し、魚に切り込みを入れない。 うろこは身を守る助けになります。魚屋には腹の中だけを掃除してもらい、身や背骨を切らないよう頼みます。包んで返すときに魚が崩れにくくなります。 炭火を安定させる。 バナナの葉は直接の熱を和らげますが、炎が強いと焼き切れることがあります。炭が落ち着いてから焼き始め、包みを定期的に返します。魚に火が通る前に葉が裂け始めたら、火の弱い場所へ移し、中心が63°Cになるまで焼きます。 小骨について伝える。 ボカチコには細い骨が多いため、骨なしの魚として出してはいけません。一口ずつゆっくり確認して食べるよう伝えます。小さな骨に気づきにくい人や子どもには、特に目を配ります。 アレルゲンと食品安全。 この料理には魚が含まれます。魚アレルギーの人向けに調理する場合は交差接触を防ぎます。生魚は4°C以下で冷蔵し、すぐ食べる食品と分けて保管します。生魚は水洗いしません。魚の最も厚い部分を63°Cまで加熱します。残りは2時間以内に冷蔵し、再加熱時は74°Cにします。

仕上げのポイント

ポイント1: うろこを残した魚をバナナの葉で包み、中程度の炭火でこまめに返します。 ポイント2: 魚ごとに中心温度が63°Cに達したことを確かめ、小骨があると伝えます。

1人分の栄養目安

1人分の栄養目安

  • 1人分の基準: 魚1尾と、詰め物・油それぞれ全量の4分の1
  • エネルギー: 約460 kcal
  • 炭水化物: 約20 g
  • たんぱく質: 約46 g
  • 脂質: 約18 g
  • 食物繊維: 約4 g
  • ナトリウム: 約750 mg