コロンビアの代表料理

チャウピサのココナッツ煮込み:トゥマコ風

淡水魚、ココナッツミルク、半熟プランテン、じゃがいも、太平洋岸風レフリートで作るトゥマコの煮込みです。

コロンビアの代表料理
共有
トゥマコ風の素朴な食卓に置かれた、魚とプランテン、じゃがいものココナッツ煮込み。ご飯を添える。
地域 コロンビア太平洋岸、ナリーニョ県トゥマコ
料理の種類 主菜、淡水魚の煮込み
分量 主菜4人分
下準備 約25分
作業時間 約25分
概要

チャウピサのココナッツ煮込み:トゥマコ風

淡水魚、ココナッツミルク、半熟プランテン、じゃがいもを煮込むコロンビア太平洋岸の料理です。

エンコカード・デ・チャウピサは、コロンビア南西部ナリーニョ県のトゥマコに伝わる料理として記録されています。地域の作り方では、小さな川魚を濃いココナッツミルク、半熟プランテン、パストゥサ種のじゃがいも、太平洋岸風のレフリートと一緒に煮込みます。魚は香味野菜のソースと火を通し、プランテンとじゃがいもはココナッツミルクで柔らかくしてから合わせます。

資料ではチャウピサを小さな川魚と説明していますが、魚種までは特定していません。この家庭向けの分量では、入手しやすく食べやすい骨なし淡水魚の切り身を使います。現地のチャウピサやほかの小魚が手に入れば使えますが、細い骨が残っていないか、食卓に出す前によく確認してください。ココナッツ、プランテン、じゃがいも、太平洋岸のレフリートという組み合わせを生かしつつ、太平洋岸全体で唯一の決まった作り方とはしていません。

参照された分量は8~10人分です。ここでは4人分に調整し、レフリートも少量を手作りします。黄色くなり、緑が少し残る半熟プランテンを選ぶと、甘さが穏やかで煮崩れしにくくなります。無糖の濃厚な全脂ココナッツミルクを使い、缶入りなら計量前に混ぜてください。濃いソースが鍋底に付かないよう、弱い沸騰を保ちます。

材料

材料

魚とココナッツ煮込み

  • 骨なし淡水魚の切り身 900 g(冷蔵し、水気を拭いて大きめに切る)
  • 半熟プランテン 中2本(皮をむいて約360 g、3 cm幅に切る)
  • パストゥサ種または一般的なじゃがいも 250 g(皮をむいて2 cm角)
  • 無糖の濃厚な全脂ココナッツミルク 480 ml(約2カップ、計量前に混ぜる)

太平洋岸風レフリート

  • 完熟トマト 60 g(細かく刻む)
  • 黄玉ねぎまたは白玉ねぎ 50 g(細かく刻む)
  • 青ねぎ 20 g(細かく刻む)
  • にんにく 3 g(小1片ほど、刻む)
  • 緑の甘唐辛子 15 g(細かく刻む)
  • マイルドな青唐辛子 3 g(細かく刻む、好みで)
  • チジャンガとポレオ 各2 g(細かく刻む。手に入らなければ省略可)
  • アナトーオイル 5 ml(小さじ1)
  • 魚用の中性油 15 ml(大さじ1)
  • 細塩 3 g(分けて使い、最後に味を調える)
  • 黒こしょう 0.5 g
  • クミンパウダー 0.5 g
作り方

作り方

作り方

  1. 魚と野菜を衛生的に準備する 調理する直前まで魚は冷蔵します。冷凍魚は冷蔵庫内で解凍し、室温には置きません。大きさをそろえて切り、すぐ食べる食品とは分けておきます。生魚に触れたら手を洗い、まな板と包丁も洗浄します。小さなチャウピサを丸ごと使う場合は丁寧に下処理し、出す前に細い骨をよく確認してください。この家庭向けレシピでは骨なし切り身を使います。

  2. 太平洋岸風レフリートを作る フライパンでアナトーオイルを中火で温めます。トマト、玉ねぎ、青ねぎ、にんにく、緑の甘唐辛子、使う場合は青唐辛子とハーブを加えます。塩少々、クミン、黒こしょうの一部を加えます。よく混ぜながら約10分、野菜が柔らかくなり香りのよいソースになるまで加熱します。にんにくに色が付き始めたら火を弱めます。

  3. プランテンとじゃがいもをココナッツミルクで煮る 大鍋にココナッツミルクを注ぎ、プランテンとじゃがいもを入れます。中火で静かに沸かし、濃いミルクが底に付かないよう優しく混ぜます。約25分、竹串が通るほど柔らかくなる一方で形が保たれるまで煮ます。勢いよく沸いたら火を弱めます。

  4. 魚の表面を軽く焼く 野菜を煮ている間に、レフリートを作ったフライパンに中性油を入れて温めます。魚を重ならないように並べ、必要なら数回に分けます。表面が白っぽくなり始めるまで短く加熱し、一度だけ返します。焼き過ぎないようにします。レフリートを戻し、残りの塩とこしょうを加えます。魚の形を崩さないよう優しく返しながら、弱火で8~10分加熱します。

  5. 合わせてふたをし、火を通す 魚とレフリートを煮汁ごとココナッツミルクの鍋に移します。プランテンとじゃがいもを崩さないよう、そっと合わせます。火を弱めてふたをし、約10分静かに煮ます。温度計を魚の最も厚い部分に差し、中心が63°Cに達したことを確認します。身は不透明になり、フォークで押すとほぐれる状態になります。

  6. ソースと味を整える ココナッツソースは魚と野菜に絡み、スープのように薄くない状態が目安です。じゃがいもが柔らかくなる前に濃くなりすぎたら、熱湯を少量加えます。仕上げに緩すぎる場合は、ふたを外して弱火で数分煮詰めます。味を見て塩とこしょうを調整し、魚を崩さないようそっと混ぜます。

  7. 熱いうちに盛り付ける 魚、プランテン、じゃがいも、ココナッツソースを温めた深皿に盛り、すぐに食卓へ。食事をボリュームアップしたい場合は白いご飯を別に添えます。

  8. 残りは早めに冷やして保存する 残りは浅いふた付き容器に移し、調理後2時間以内に冷蔵します。室温が32°Cを超える場合は1時間以内です。3~4日以内に食べ切ります。再加熱時は煮込み全体を74°Cまで温め、ソースが固くなったら水を少し加えます。生魚とその器具は、加熱済みの料理や盛り付け用具から離して扱います。

実用情報

実用情報

1人分の栄養目安

数値は概算です。一般的な淡水魚の代用として生のティラピアを使い、全脂缶入りココナッツミルク、熟したプランテン、じゃがいも、記載した野菜とハーブ、計量した油、全量で塩3 gを計算に含めています。地域資料にはチャウピサの魚種や可食部の割合がありません。ココナッツミルクの濃さ、魚種、油の残り方、野菜の大きさ、塩の量で数値は変わります。油はすべて料理に残ると仮定し、ご飯などは含みません。実験室分析値ではありません。

実用的なアドバイス

魚の選び方: 地域資料はチャウピサを小さな川魚としますが、魚種は示していません。骨なし淡水魚の切り身なら家庭で調理しやすく、食べやすくなります。小魚を丸ごと使うときは下処理後も冷蔵し、身が不透明になるまで加熱し、細い骨が残らないか確認します。販売名だけでその魚がチャウピサだと決めつけないでください。 プランテンの熟し具合: 黄色く、緑が少し残るものを選びます。緑色が強いものは火が通るまで時間がかかり、粉っぽくなります。熟し過ぎると煮崩れやすくなります。大きさをそろえて切り、最後に魚を加える際は優しく混ぜます。 ココナッツミルクとレフリート: 砂糖入りで薄いココナッツ飲料ではなく、料理用の無糖・濃厚なココナッツミルクを使います。缶入りは計量前に混ぜます。チジャンガとポレオは太平洋岸の香草です。入手できなければ省き、別のハーブを多量に代用しないでください。 食品安全とアレルゲン: 魚とココナッツを含みます。生魚は冷やして扱い、交差汚染を避け、魚を63°Cまで加熱します。丸魚を使う場合は骨をよく確認します。残りは浅い容器に入れて2時間以内(室温32°C超なら1時間以内)に冷蔵し、3~4日以内に食べ、74°Cまで再加熱します。

仕上げのポイント

小さな川魚、ココナッツミルク、半熟プランテン、じゃがいも、太平洋岸風レフリートの組み合わせが特徴です。弱い沸騰を保ち、魚を崩さず仕上げましょう。 覚えておくこと 1: 資料ではチャウピサの魚種を特定していません。この家庭向け版は骨なし淡水魚の切り身を使います。 覚えておくこと 2: ココナッツミルクは静かに煮立て、魚に火が通ったことと骨がないことを確認して盛り付けます。

1人分の栄養目安

1人分の栄養目安

  • 分量の基準: 4人分の1人分。ご飯などの付け合わせを含まない
  • エネルギー: 665 kcal
  • 炭水化物: 46 g
  • たんぱく質: 51 g
  • 脂質: 36 g
  • 食物繊維: 4 g
  • ナトリウム: 440 mg