Manjar blanco valluno — コロンビア、バジェ・デル・カウカのミルクと米の菓子
Manjar blanco はコロンビアのバジェ・デル・カウカ県、特にカウカ川の谷あいと結びついたミルク菓子です。この地域の作り方では、水に浸して細かく挽いた米が、牛乳と砂糖を長時間煮るうちにとろみをつけます。米は加熱前に撹拌してこすため、仕上がりは粒の残るミルク粥ではなく、なめらかで濃厚です。少量ずつ盛り、ときには totumo(乾燥させたひょうたん)の器に入れて出します。
牛乳を使う甘味のため、arequipe や dulce de leche と混同されることがあります。しかし、このレシピでは浸水した米が大切です。牛乳と砂糖だけを煮詰めたキャラメル状の菓子とは、とろみのつき方も口当たりも異なります。家庭ごとに米の量、色合い、やわらかさは変わり、重曹やクローブなどを加えることもあります。ここでは計量しやすい基本の配合に絞り、好みの添え物は別に提案します。
地域では広い鍋で大量に仕込み、何時間も混ぜ続けることがあります。家庭用の鍋は蒸発する面積が違うため、この分量は少量向けの調整で、時間は目安です。大切なのは状態です。鍋底を木べらでなぞったとき、跡が一瞬残ること。さらに冷たい皿に少量をのせて冷まし、皿を傾けてもすぐに流れず、やわらかな山を保つことを確認します。冷めると固くなるため、スプーンですくえるうちに火を止めます。
全乳と白砂糖を使うと、ミルクの風味がはっきりし、色は淡いキャラメル色になります。米は冷水に浸し、計量した牛乳の一部と一緒に撹拌してからこします。丁寧にこすと粗い米粒が取り除けます。急ぐとざらつきが残ることがあります。厚手の鍋を使い、とろみが出てきたら火を弱め、混ぜるたびに底と角をこすってください。


