ペルーの代表料理

チクラヨ風の季節のセビーチェ|ユカと豆添え

チクラヨの食材構成を参考にした生魚のセビーチェ。ライム、アヒ・リモ、赤玉ねぎで和え、冷ました付け合わせを別に添えます。

ペルーの代表料理
共有
Ceviche norteño|チクラヨを参考にした季節のセビーチェ、ユカとザランダハ豆添え
Ceviche norteño|チクラヨを参考にした季節のセビーチェ、ユカとザランダハ豆添え
出来上がり量 4人分
準備時間 23分
加熱時間 24分
冷却・待ち時間 40分
合計時間 87分
概要

Ceviche norteño|チクラヨを参考にした季節のセビーチェ、ユカとザランダハ豆添え

ペルー北海岸のセビーチェには、魚とライム、唐辛子、玉ねぎの組み合わせにさまざまな付け合わせが見られます。チクラヨのあるランバイエケ地方を参考に、この一皿ではカブリーヤの白身魚に、加熱済みのユカとザランダハ豆を添えます。「季節の」という区別は家庭で魚を選ぶ際の実用的な表現で、現地の独立した定型料理名を指すものではありません。

ザランダハはペルー北部で食べられる豆の一種です。ここでは完全にゆでて冷やした豆だけを使い、乾燥豆をそのまま皿に加えません。ユカはキャッサバの根で、皮と芯の繊維を取り、中心まで十分に煮る必要があります。やわらかな付け合わせを魚の横に置くと、柑橘の酸味と辛みが際立ちます。

魚を切る前にユカを煮て冷まし、盛り付ける皿も用意します。生食向けで寄生虫対策が確認された魚を適切な販売者から入手し、冷たいうちにライム汁で和えてすぐに食べる流れです。酸で表面が白っぽく変わっても、魚の加熱調理には当たりません。

材料

材料

生魚と調味液

  • 600g cabrilla(カブリーヤ、スズキ類に近い白身の海魚) — 骨と皮を除き、適切に解凍した生食用。販売者に寄生虫対策を確認する
  • 165ml 搾りたてのライム果汁 — 搾ってこしたもの。瓶詰め品ではない
  • 150g 赤玉ねぎ — 皮をむいて薄いくし形の細切り
  • 12g アヒ・リモ(ペルーの唐辛子) — 種を除き細かく刻む。作業時は手袋を使う
  • 5g 細かい塩 — 計量済み
  • 8g 生の香菜の葉 — 洗って水気を取り、細かく刻む

加熱済みの付け合わせ

  • 420g ユカ(キャッサバの根) — 皮と繊維芯を除き、約3cm角に切る
  • 1500ml 水 — 付け合わせを煮るため
  • 240g 加熱済みザランダハ豆 — 十分にゆでて水気を切り、冷やしたもの
作り方

作り方

作り方

  1. ユカを中心まで煮る。皮と繊維芯を除き約3cm角に切ったユカ420gを鍋に入れ、水1500mlを加えて沸かし、弱火で24分煮る。すべての切り身の中心へフォークが抵抗なく通るまで十分に加熱し、水を切る。生のユカや中心が硬いものは食べない。

  2. ユカを冷やす。ゆでたユカを浅いバットに広げ、魚と分けて冷蔵庫で40分冷やす。表面に水気や温かさが残らない状態を確認し、加熱後は速やかに冷蔵する。

  3. 加熱済みの付け合わせを準備する。清潔な盛り付け皿の脇に240gのザランダハ豆を約3分で分ける。ゆでた豆やトウモロコシは水気を十分に切る。魚を触った器具は使わず、付け合わせが冷えて水っぽくないことを確かめる。

  4. 冷えた魚を切る。生食用として適切な販売者から入手したcabrilla(カブリーヤ、スズキ類に近い白身の海魚)を600g用意し、約5分で2cm角にそろえて切る。切るまでは4 °C以下で冷蔵し、清潔で冷やしたボウルとまな板を使う。身は冷たく大きさがそろい、目に見える骨がない状態にする。生食適性と寄生虫対策を販売者へ事前に確認する。

  5. アヒ・リモとライム汁を絡める。魚に塩5gと種を除いて刻んだアヒ・リモ12gを加える。こした搾りたてのライム汁165mlを注ぎ、約2分で身を崩さないよう静かに和える。全体に汁が絡み、ボウルの底に薄く汁がたまる程度が目安。柑橘の酸では生魚の寄生虫や細菌を十分に制御できない。

  6. 玉ねぎと香菜を加えてすぐに盛る。薄く切った赤玉ねぎ150gと刻んだ香菜8gを入れ、約3分で軽く混ぜて魚を4皿に分け、準備しておいた付け合わせを横に添える。玉ねぎの歯切れが残り、魚の角が大きく崩れていない状態で直ちに食べる。後で食べるために調味済みの生魚を置かない。

実用情報

実用情報

仕上がりのポイント

販売者に生食用途と適切な寄生虫対策を確認した魚を使う。 付け合わせを先に十分加熱し、冷蔵してから魚を切る。 生魚とボウルを冷たく保ち、ライム汁は食べる直前に加える。

盛り付けと事前準備

よくゆでて冷やしたユカと水気を切ったザランダハ豆を、魚とは別の位置に盛ります。魚は4 °C以下に保ち、ライム汁を混ぜてからすぐ配膳します。調味した生魚を翌日用の残り物として取っておくことはしません。

材料の選び方と変更点

カブリーヤ以外の魚へ替える場合も、生食に適した魚で寄生虫対策が確認されている必要があり、身の食感や味は変わります。ゆでたザランダハ豆が手に入らなければ豆を添えずに提供できますが、付け合わせの量と食感は変わります。乾燥した未加熱の豆を代わりに使うことはできません。

うまくいかないとき

和え汁が薄まる: ゆでた豆や魚の表面に余分な水分が残っていることがあります。豆を十分に水切りし、魚も水っぽくない状態で量ったライム汁を加えます。

1人分の栄養目安

1人分の栄養目安

  • 1人分の量4人分のうち1人分(記載の付け合わせを含む1皿)
  • エネルギー407kcal
  • 炭水化物59.9g
  • たんぱく質36.8g
  • 脂質2.9g
  • 食物繊維7g
  • ナトリウム615mg
アレルゲンと食品衛生

アレルゲンと食品衛生

アレルゲン: 魚を使用します。加熱済みの付け合わせについても原材料表示を確認し、器具を介したアレルゲンの交差接触を防いでください。食品衛生: このセビーチェの魚はライムで和えても生のままです。ライム汁では寄生虫や病原細菌を確実に死滅させられません。生食用として供給され、適切な寄生虫対策が確認できた魚だけを信頼できる販売者から購入します。一般家庭の冷凍処理を検証済みの対策の代わりにしないでください。加工する直前まで魚を4 °C以下に保ち、生魚と加熱済みの付け合わせでまな板・包丁・食器を分けます。和えたらすぐに食べ、残りを保存する前提で作り置きしません。妊娠中の方、子ども、高齢者、免疫機能が低下している方はこの生魚料理を避けてください。魚を63 °Cまで十分加熱する方法はより安全ですが、別の料理になります。

仕上がり

仕上がり

チクラヨを参考にしたセビーチェは、冷たい生魚と火を通した付け合わせを分けて盛る。 生食用の魚の確認、低温管理、和えた直後の提供を守る。ライム汁だけで食品の安全性は確保できない。