Carpe à la Chambord — 魚のファルス、ザリガニ、トリュフ、赤ワインとフュメのソース
Carpe à la Chambordは、ロワール地方とシャンボール周辺の料理文化に結び付く歴史的な鯉料理です。古い形にはファルスや脂身、数多くの豪華な付け合わせを使う非常に複雑なものもあります。ここでは宴席料理をそのまま再現したと主張せず、鯉を中心に、魚のファルス、マッシュルーム、ザリガニ、トリュフ、ワインベースのソースという識別しやすい要素を保ちます。
鯉は骨の管理がとても重要です。フィレは調理前に触れられるピンボーンやY字骨を丁寧に取り除きます。魚のファルスは別に作り、小さなクネルにしてやさしくポシェするため、温度と形を管理しやすくなります。マッシュルームは水分が飛ぶまで加熱し、トリュフは火を止めてから加えることで、皿を水っぽくしません。
ソースは鯉より先に作ります。500mlの赤ワインをエシャロットと煮詰めて約1/3量まで減らし、180mlの魚のフュメを加えて、薄くスプーンに絡む濃度まで合計30分加熱します。この30分のワイン加熱に対応して、栄養計算ではアルコール残存率35%を用いています。鯉は最後に63℃まで火を通し、ソースに冷たいバターを火から外して乳化させ、数分以内に盛り付けます。クネルは確認用の1個を74℃まで加熱します。


