ペルーの代表料理

セビーチェ — ミラフローレスの季節版

季節のカモテとチョクロを冷やして添え、白身魚をライムとアヒ・リモで和えるセビーチェです。

ペルーの代表料理
共有
セビーチェ — ミラフローレスの季節版|材料の分量と調理手順
セビーチェ — ミラフローレスの季節版|材料の分量と調理手順
出来上がり量 4人分
下準備 25分
加熱調理 45分
待ち時間 60分
合計 130分
概要

セビーチェ — ミラフローレスの季節版|材料の分量と調理手順

リマのミラフローレスに結び付けた季節のセビーチェです。白身魚、ライム、赤玉ねぎ、アヒ・リモを主役にし、付け合わせにはカモテと大粒のチョクロを使います。季節という呼び方はこの提供方法の区別であり、地域で独立して定められた歴史的な型を意味しません。

魚と野菜の温度を別々に管理することが、組み合わせをきれいに仕上げるポイントです。カモテは煮崩さず、チョクロは粒のふくらみを残してゆでます。冷えた付け合わせを準備してから、最後に生魚へライムを加えます。

酸味と辛味は爽やかな味付けになりますが、病原体や寄生虫を確実に取り除く手段ではありません。魚の生食リスクを確認し、和えてすぐに提供する献立として計画します。

材料

材料

生魚と和え衣

  • 650 g 生食に適した脂肪の少ない白身魚の切り身;皮・骨なし、適切な寄生虫対策を供給元に確認し、4 °C以下で保管する
  • 160 ml 生のライム果汁;こして使う
  • 170 g 赤玉ねぎ;薄い羽根状に切る
  • 16 g 生のアヒ・リモ(ají limo);へたと種を除いて刻む
  • 18 g 生の香菜(パクチー、culantro);葉を細かく刻む
  • 8 g にんにく;生のまますりおろす
  • 5 g 精製塩;工程ごとに配分する

加熱した付け合わせ

  • 500 g 黄色のカモテ(ペルーのサツマイモ);皮をむいて3 cm角に切る
  • 320 g ペルーのチョクロ(大粒トウモロコシ)の粒;穂から外した可食部を計量する
  • 2000 ml 付け合わせの野菜をゆでる水;計量後、ゆで終えたら捨てる
作り方

作り方

作り方

  1. カモテをゆでる。皮をむいて3 cm角に切ったカモテ500 gを片手鍋に入れ、計量済みの水1200 mlを注ぐ。静かに煮立てて23分ゆでる。包丁がすっと入るが形は残る状態で湯を切り、清潔な浅いバットに広げる。

  2. チョクロを別鍋でゆでる。もう1つの鍋に残りの水800 mlを沸かし、チョクロ320 gを入れて穏やかに15分ゆでる。粒がふくらみ、噛んだとき柔らかくても形を保つ状態で湯を切り、清潔な浅いバットに移す。

  3. 付け合わせを冷やす。ゆでたカモテ500 gとチョクロ320 gを清潔な浅い容器に分けて広げ、冷蔵庫で60分冷却する。この間、生魚は別の場所で4 °C以下に保つ。室温に放置して冷まさない。付け合わせが十分に冷え、生魚の皿を温めないことが目安となる。

  4. 香味野菜を刻む。野菜専用の清潔なまな板で赤玉ねぎ170 gを羽根状にごく薄く切り、アヒ・リモ16 gと香菜18 gを細かく刻む。にんにく8 gはすりおろし、それぞれ冷えた器へ分ける。約12分。玉ねぎはしなやかに曲がり、唐辛子と香菜はつぶれていない状態にする。

  5. ライム果汁を量る。清潔なライムをやさしく絞り、苦味の出る白い皮を削らずに、種と大きな果肉をこす。果汁が正確に160 mlになるよう量り、魚を準備する間は冷蔵する。約4分。

  6. 生食用の魚を切る。生魚専用に洗浄・消毒した包丁とまな板を使い、皮と骨のない切り身650 gを2 cm角に切る。氷の上に置いた冷たいボウルへ移し、4 °C以下を守る。約7分。切り口が整い、身は張りがあって冷たく、強い臭いや酸っぱい臭いがない状態を確認する。温かな調理台へ放置しない。

  7. 食べる直前に魚を和える。冷えた魚に塩5 gとにんにく8 gを全量加えて軽く混ぜ、ライム果汁160 mlを注ぐ。アヒ・リモ16 g、赤玉ねぎ170 g、香菜18 gを加え、身を崩さないよう2分だけ和える。魚の表面全体がしっとりし、香味野菜がつぶれずに分布したらよい。酸に漬け置きしない。ライム果汁は病原体・寄生虫を殺すための加熱工程ではない。

  8. 冷たい状態で盛り付ける。冷やしたカモテ500 gとチョクロ320 gを魚のセビーチェの横に置き、4人分に分ける。約3分。魚は冷たく、根菜類は形が残り、香ばしい付け合わせは水分でふやけていない状態にする。和えた生魚を後で食べるために保管せず、その場で食べ切る。

実用情報

実用情報

調理の要点

魚と加熱済みの野菜を別々に冷蔵し、生魚は4 °C以下を守る。 ライム果汁は風味を付けるもので、寄生虫や細菌への加熱処理にはならない。 最後の2分だけ和えてすぐに盛り、温かい付け合わせを直接触れさせない。

実用的なアドバイス

4人分を一度に盛る場合でも、生魚を先にライムで和えて保管しないでください。野菜を先に十分冷やし、最後に魚を2分だけ和えます。カモテとチョクロは魚と離して並べます。 魚は生のままなので、盛り付けたセビーチェを作り置きや翌日の残り物として保存しません。供給元が生食適性と必要な寄生虫対策を確認できない魚は使わず、家庭の一般的な冷凍を同等の処理と考えないでください。 別の白身魚に替える場合も、供給元が適切な生食用管理を確認できる場合に限ります。脂肪分、食感、風味、栄養値は魚種で変わります。アヒ・リモを別の唐辛子に替えると辛味と香りが変わるため、同じ材料とは扱いません。

確認ポイント

確認ポイント

  • 魚の角が崩れる混ぜ過ぎや、ライムに長く触れさせることが原因です。2 cm角を守り、最後の2分だけやさしく和えてすぐに提供します。
  • 野菜の熱で魚がぬるくなる付け合わせを十分に冷やさずに盛ったことが原因です。加熱後は浅い容器に広げて冷蔵し、冷えてから魚の横に配置します。
1人分の栄養目安

1人分の栄養目安

  • 1人分の量4人分のうち1人分。生魚のセビーチェと加熱済みの付け合わせ
  • エネルギー382 kcal
  • 炭水化物59.8 g
  • たんぱく質38.9 g
  • 脂質1.6 g
  • 食物繊維6.8 g
  • ナトリウム609 mg
アレルゲンと食品衛生

アレルゲンと食品衛生

アレルゲン:魚。 市販のカンチャやチフレスを添える場合は、製品表示にある他のアレルゲンと交差接触の注意を確認してください。魚は生のまま食べるもので、ライムの酸味は病原体や寄生虫を除去する殺菌処理ではありません。生食適性と、必要な商業的寄生虫対策が確認された供給元から購入し、一般家庭での冷凍を同等の管理と見なさないでください。魚を4 °C以下で保ち、野菜と器具を分け、食卓に出す直前に和えて直ちに食べます。妊娠中の方、子ども、高齢者、免疫機能が低下した方は生魚を避けてください。魚を63 °Cまで加熱すれば別の料理になりますが、同じセビーチェではありません。カモテとチョクロは十分にゆで、速やかに冷却します。

仕上がり

仕上がり

  • 盛り付けの状態: 4人分の冷えた魚のセビーチェと、十分に加熱して冷やした付け合わせ。
  • 最後の確認: 生魚を4 °C以下に保ち、ライムを加えたらすぐに提供する。